本がつなぐ恋にあこがれたあの頃
昨日の大雨から一転、今日は秋らしい良いお天気だった。
昨日は一歩も家を出ていなかったので、お散歩がてら買い物と、図書館に本を借りに行く。
最近は、図書館のホームページから借りたい本を検索して予約すると、自分の家の近くの図書館まで配送してくれて借りることができる。
便利な世の中になったもんだ。
コーヒーとお菓子、そして読書。
なんて有意義な昼下がりざんしょ。
借りてきた本の表紙をさっそくめくってみた。
あれ?なんか挟まってる。
誰かの図書館カードが挟まっていた(゚д゚)!
名前を見ると、男性のようである。
以前、私も図書館カードを紛失したことがあって、再発行はできるけど、手続きはやっぱりめんどくさいし、時間もかかるしで、ちょっと大変だったことがあった。
この人もさぞお困りでしょうし、めんどくさい手続きもしないといけないから、すぐに図書館に電話した。
カードに記載されている番号と名前を聞かれたので、たぶん本人に連絡行ってることでしょう。
そのカードは、次回、本を返却するときに持ってきてもらったらいいということだったので、わざわざこれだけのために足を運ばなくてもいいみたい。
いいことした。
で、見知らぬ人の図書カードを見て考える。
どんな人だろう?
これ、少女漫画だと、ここから出会いになって、恋が始まるパターンじゃん。
この場合、主人公は、眼鏡をかけたお下げのおとなしい女の子。
男の子は、ちょっと不良タイプ。
カードが挟まってたのは、ヘッセの詩集。
なんであんな不良が、ヘッセの詩集なんか読んでるの?
ほわわわ~~~~ん。
ギャップ萌えいうやつだわね。
昔読んでた「りぼん」には、そういうの多かったな~、懐かしい。
でも、今日見つけたカードが挟まってたのは、行動経済学の本で、全然ロマンチックじゃないので、そんな展開にはならないと思います。