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ランチパック リリコイゼリー&チーズクリーム/セネカ「生の短さについて」

1世紀前半、イエスと同時期に生きたローマの哲学者、セネカの著作「生の短さについて」を読みました。
古典なのでネタバレとかいう話ではないかもしれませんが、ネタバレを含みます。

「生の短さについて」は、簡単に言えばヘッドハンティングレターです。
友人パウリーヌスは公職を一生懸命やっている優秀な方のようで、彼に対し、「その仕事はとても大事で尊いが、仕事に追われ続けいよいよ職から解放されたときには十分な時間はないぞ。一緒に哲学しようぜ☆」という話です。

2000年経っても人がやっていることは全然変わらないものです。
パウリーヌスのような真面目な人間もいますし、セネカのように声をかけてくる人もいます。セネカが話の中で槍玉に挙げている「手間暇のかかる快楽に取りつかれている」人たちもいます。

人の本質が変わらないのであれば、セネカがとっくの昔に警告してくれたように、生を浪費せずに活用できる人になろうと、思いました。

日付:2024/07/25
味の種類:519

リリコイとは、パッションフラワーです。

リリコイの英名はパッションフラワーですが、現地でも日本でも、その果実を指してパッションフルーツと呼ばれます。リリコイについても、植物名というより、果実を指して用いられることがほとんどです。

参照 アロハプログラム:https://www.aloha-program.com/curriculum/lecture/detail/351

このまま引用元から拝借した知識によると、1920年代に持ち込まれたブラジル原産の植物で、ハワイでは垣根に使われることもしばしばあるとか。
30度以上の高温の日が続くと生長途中の果実を落とすことがあるとのことです。

8月の最高気温が31度、平均気温28度の常夏の島ハワイだとギリギリですね。東京の夏では果実を実らせられないでしょう。


9月に入り、東京の気温も少し落ち着きハワイくらいにはなりました。
このままおとなしく秋を迎えてほしいものです。
とはいえ、寒い時期をじっと待つほど生は短くありませんので、暑くても頑張らないといけませんね。


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