人工(化学物質)と天然 後編

長くなりましたが最後です。



よく添加物がどうのといか言ってる感情論で語っているようなブログ等がありますが、大体は添加物=人工で化学物質なんて意味不明なバイアスがかかって勝手に不安がっているだけです。

まあ厚生労働省がアホなんでロクに説明せずに添加物指定して認めてるだけなんでこういうことが起こります。

皆さん、肉を焼く時にだいたい塩胡椒かけますよね?意識高い系のオーガニックな人たちは「市販の塩胡椒には添加物(主にL-グルタミン酸ナトリウムのこと)が入っているので塩と胡椒を買ってきて使いましょう。塩は精製塩だと化学的なので健康に悪いので粗塩にしましょう。」なんて言います。
でも、その塩も塩化ナトリウム、マグネシウムやら何から何までうじゃうじゃ含まれてますよ?毒である水銀、ヒ素、鉛、カドミウムも含まれてますがそれは添加物になりませんかね?胡椒もあの独特な風味はピペリンという「化学物質」ですよ?

残念な頭のブログと塩の成分を分析した論文出しときますね。



結局添加物云々って全部が全部添加物なんですよ、ステーキ食ってソースかけたら醤油、(エタノールと塩化ナトリウム)玉ねぎとにんにく(アリシン)、砂糖(スクロース)、アミノ酸(グルタミン酸ナトリウム)、保存料(アスコルビン酸、D-α-トコフェロール)をぶっかけてるわけで文字通りにも添加しまくってるわけです。

胡椒を記載しなくてもいいなら全部が全部添加物表記しなくていいし、一部表示させるなら胡椒もピペリンと表示させなきゃただの感情論ですよ。

食品衛生法(今年の4月から食品表示法に改定)もほとんどゴミクズですよ、法律を感情論で作って良いんですかね?


蛇足ですが、スーパーで仕事していたことがあり、まあイオンなんですけど。添加物の値付けってクソ面倒なんですよ。
寿司を担当していたんですが余り物で寿司アソート作ろうにもウニといくらで全然違うものが入ってるから、対応する表示がないと作れないとか…

アホな消費者庁はフードロスゼロだのアホな農林水産省はフードレスキューとやらを応援してたりバカ何じゃないですかね?

制限してるのお前らじゃねえかって話ですよ。

基本的に即もんってのは夜に売れますから、スーパーとかで余ったものを調理して売れば良いんですがそこで全部引っかかるんですよ添加物表示に。

だから全部廃棄です。

私は飲食系の人間なんでそんなこと許せるはずもなく、違う商品の合う添加物表示を持って来て貼り付け、クソみたいなことをできるだけ避けてましたけども。

マッチポンプも良いところですよ。

フードレスキューとやらに関しては今度話しましょう。

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話を戻しますが、感情論で現状維持されている基準により弊害が出ているわけです。

最終的には教育の問題ではあるのですが、情報を簡単に手に入れられる時代ですから、1つの知見に固執しないで分けるものは分ける、一緒にみるものは一緒にみることが重要だと思います。

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