猫かぶり
すぐ猫をかぶってしまうし、他人になかなか心を開けない。開ける人は恋人以外には、家族も含めおそらくいない。
人付き合いが良くないのが昔から悩みというか、コンプレックス。
会話は大の苦手。
誰かとふたりきりになると、頭が真っ白になる。
何か話さなきゃ、でも何を話せばいいんだ、ずっとこれのループ。
たぶん周りの人からは、とっつきにくいとか、付き合いにくいとか思われているだろうし、
真面目、優しい、とよく言われる。
実際は真逆だけど。
自分を人に晒すことに抵抗がある。
どこかで、認めてもらえないことへの恐怖を感じている。
きっと目の前の人はそんなこと考えない、そう思っても、潜在意識の中に刷り込まれた恐怖心は、なかなか消えるものではない。
なんだか相手を疑って、悪者扱いしているみたいで、罪悪感も覚える。
実は親にも心を開けない。
おそらく私の意識の中で最も恐れているのが親だ。
いちばん認めてもらわなければならない存在。私の存在意義は、ずっと、親に認めてもらうことにあった。
いつの間にか親を恨むようになった。
自分がこんなに自分を偽って生きているのは、親のせいなんじゃないか。
そんなこと考えても何も変わらないし、本当のところどうなのかというのは大して大事なことではないはず。
これからどうやって生きていこうか。
この大嫌いな性格を直していくには、どうしたらいいのだろうか。
あまりにも嘘をつきすぎて、最早何が嘘で何が真実かわからない。
きっと本当の自分なんてない。
こうなりたいと思って実現できたときに、自分で認めてあげられるかだと思う。
自分の心の声に、素直に応じて生きていきたいな。
ふとしたときにこうやって書き出すことで、忘れないようにしたい。
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