天才ではない天才
こいつは天才ではないだろうな。
近頃の息子(3歳6ヶ月)と過ごしてると思う。
超感覚とかもないだろうし、
共感覚もなさそうだ。
音感もきっと普通。
そしてなにより躾と自我の綱引きがしんどい。
ここで折れる方がいいのか、
それともゆったりと待つ方がいいのか。
はっきりさせておこう。
「こっちの都合で動いてほしい」
それが本音。
もうそれしかない。
なんだよ。
キラキラママって。
まったく。
何回人間やって何人子供育てたらそんな風になれるねん。
怒ると叱るは別?
意地の張り合いはなんて言うのだ。
そんななか。
「ままをあいしてるよ」
と言い出した。
固まった。
世界中の音が消えて目の前の景色は完全に止まり私はキラッキラの光の中にいた。
動揺を隠し、大人の対応しかできなかった私は
「そーなのー、ままもまおくんをあいしてるよ」
とさらりと返す。
「いまはいいけど、たりないよーってなったらハグしてね」
は?
やっぱり天才。
キミは天才だ。
今日の宝物ね、
ままにもあげるからね。
とコムラサキを摘み取る。
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