緋月 燈
言葉を紡ぎ 詩を編む。 電子の海に浮かぶ一遍の詩集をどうぞご賞味くださいませ。
光と闇が混在するように、音と言葉の織り成す世界。それが歌。歌のために紡いだ言葉たち、どうぞご覧くださいませ。
ほんとに全然更新していないのにフォローしてくださったり、スキをくださる皆様、ありがとうございます。 新しい環境に慣れさせつつ、心を整えて、いろいろと準備しておりますよ。
息苦しさが定位置化しつつある 苛む棘は私自身 此の今を抜け出せるのだろうか 果てしなく迷い続ける まだ涙を許せないよ 心が何を欲しいのかまだ知らないんだ 荒れきった頬に沁みる熱が 心臓の奥を濡らしつづける 夢にしたくない 私が痛いの 掛け違えたスイッチつなげて 私を知りたい
ある日の夕べ。 不思議な雲と空。
はてしない寂しさ 体をくりぬいて 心の奥底までからんからんにした 音も鳴らない 声もしない 空洞は 空洞にすらなりえない空気 無酸素の宇宙は 大気圏を越えなくとも私のなかに横たわる ならば自由に泳ぎたいのに 何一つ思い通りにいかなくて悔しい だけど私は 思い通りを知らない 通したい思いを 私は知らないから 波間に揺られて漂うぶん 沈むことを厭わなかったあの時よりは すくわれているのか 流れゆく涙の意味も知らないけど 私を悲しめる私を 少しだけ慈しんでもいいだろうか
もう一度 よく考えて もう一度 立ち返って 裏返さない 裏返さない 裏返さないように
アイスティーに 濃縮ソルティライチと 炭酸水を加えた素敵な飲み物。 Twitterで見掛けたのでやってみました。 勿論、美味しい!
石垣島のハーブティーその2 今回はホーリーバジルです。 いわゆるガパオの仲間なので、タイ料理が好きな方にはお馴染みのお味です~。 アーユルヴェーダにも使われてきたらしいので、どんな風に体に表れてくれるのか楽しみです。
お久しぶりですー 今日は石垣島の月桃茶を! 月桃という植物はショウガ科。 スパイシーでショウガらしい香りと甘やかな風味がふんわり漂う、素敵なハーブティーです。 ポリフェノールやミネラル豊富なノンカフェインのお茶なのでナイトティーにぴったりです~。
心が感情に彩られてゆく スポンジのようなものなら 人の心とは、 案外美しくはないのかもしれないね いろんな絵の具を吸って時に混ざりあい 時を重ねるほどに 染みてゆく色々 みずみずしく濡れゆく心は いつも涙を湛えているかのよう でもそのうるおいは美しい 乾ききって どんな色にも染まされないよう 押し潰しきったスポンジは哀れだ 息を止めたら、 けっきょく、苦しい だけだもの。 使ってなかった肺は ビキビキと人体ならざる音をたてて軋むけど 流せることを知った涙みたいな痛み
闘わなきゃならないと言われた いいえ。 私は闘いたくない。 生きていたいの。 これ以上、闘いたくない。 生きることは闘うことなのかもしれない それでも、生きていたい。 闘うことより、生きることを掲げたい。 同じことだと思う? でも違うことよ 私が生きる為、なのだから
低い梢の木々の奥 鳥の鳴き声響いてる さあ早く目覚めなさい、 巣立ちなさいと鳴いている 小鳥は古巣にうずくまり 夢うつつのように空を見上げる 鳴かない小鳥は何も知らない 羽も風もどこへ行くのかも 老いた親鳥は鳴いている 早くお飛びと鳴いている 古巣の小鳥に背中を見せて 早くお飛びと鳴いている 小鳥は古巣に臥せたまま 光をさがして空を見つめる 鳴かない小鳥は殻を割ってる 雛より幼いこころの卵の 親鳥は遠く近くで鳴いている 動かない小鳥を見つめてる このまま羽ごと腐り落ち
この袋小路が 迷路を抜けて、 もっともっと上の 空中庭園へと飛び込んでゆける序章にできることを 叶えるために 飛び出さなくちゃ 光に焼かれないことだけ 気をつけながら
暗闇は 却って私を浮かび上がらせる 光よりも よほど よほど
心とか、感情とか 呼ばれたりする 翼の 灰いろの骨が 背なかの肉を突き破ろうとしている もう少し もう少しで 息ができる
生きる人に出逢いました 生きている人に出逢いました 星のように果てしない願いには まぶしい人でした 大地に根ざす強さでしょうか それでも彼らは生きていた 同じ糸を手繰っていたら きっと代わり映えのない景色 違う扉を探してみよう 星の欠片を見つけられるかも 獣道を掻き分けたら 乾いた笹の葉に傷ついても 腐りかけた果実に涙するよりいい 星を輝かせる 決して手放したりしない 生きている人たちと生きていきたいんだ 生きている人が生きる為に 今でいいのときいてみたいの 生
考えて考えて考えて 書いて書いて書きまくる 遠回りのような近道のような 人間って技術は凄い進化させてるけど、 やっぱり本質はアナログな生きものなのかも、と思ったり。 変わらないものね。