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シビル・ウォー アメリカ最後の日

「間違いなく傑作だ」それが最初に目にした評判です。
元々こういう映画が始まるよ~という情報は知っていたし、実際に「あ、始まったのか。見に行くかどうようかな」と悩みました。
しかし、いろいろなメディアの評価など、また東京マルイの事件(笑)から「これはいかなくちゃ」と見てきました。
シビル・ウォーさんは東京マルイに感謝しないとですね(^o^)

本文はネタバレがあります。
すでに見てる人しか読まない記事でしょうけれど。

あらすじは皆さんすでに御存知の通り「アメリカが内戦に突入し、主人公たち報道陣は、数日中にも殺害されるであろうアメリカ大統領に取材を取りに行く。記者は見つかればスパイとして射殺されるとしても」という、一言で言えばフィクションとわかるありえないお話
これがうまくて「明らかに創作なのに文句を言う人とかおかしくない?」ってカウンターになるところでしょうね。

しかし「今現在のアメリカのリアル」だと見た人は誰もが思い、視聴者は主人公たち報道陣と同じく傍観者に徹する作品。
潜在的な内紛は、すでに始まっているよね、と思わせます。
物語では傍観者である主人公たちも傷つきます。他国の影響を受ける自国など現実の世界と同じように。

このままいけば、日本もいずれはこうなる、と考えさせられましたね。

最終的にフィクションとして結末まで描ききっており、有耶無耶にせず創作としての責任を果たしています。

報道記者、本来のマスメディアのあり方。
プロパガンダではなく事実だけを記録するそのガッツと、
いつ引退してもおかしくない老人の経験と知識は常に正解であり、若者の窮地を救った。
最も活躍する現役世代であり先輩の世代は、自分より若い世代を心配するが、段々と最前線は厳しいと感じさせ、最後は後進を助け、道を譲る。

世界は常に若者たちのためにあるべきだ。

戦後年老いた国が多い現代に、多く刺さる作品だったゆえに、大ヒットしたということでしょうね。

最後に、面白い作品かどうか?といったら「別に面白くはないよ」と答えます。
でも「見たおくべき作品の一つがまた増えました」ね。


視聴後下記の記事を読みましたが、さすがプロは凄いなと思いつつ、概ね内容は同じなのでフフってなりました。
それくらい「わかりやすく整理された作品」ということですね。

最初に参考レビューとしたのはいつものIGN。
色々言われることもあるけれど、質の高いレビューも多めで見ておきたいメディアですね。
これこそジャーナリズム・・・ってことぉ!?(すっとぼけ


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