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ヘルダイバー2:Helldivers2 基本戦術について


※はじめに

個人的にヘルダイバー2における戦闘の定石について解説していきます。
基本的に最高難易度(Ver.1.001.007)対応で、死亡はしないこと前提です。
死は避けられないゲームなので、絶対ではありませんが。
プレイスタイルは様々ですが「二人以上でもチームプレイ(連携)」を前提としています。

バージョンアップが頻繁なゲームなので、時々更新すると思います。

何事にも「上手な人」というのは「基本がきっちりできる人」のことだと思います。ここに書かれた基礎的な知識を達成できれば、上手に立ち回れるようになると思います。
もっとも「実戦には不測の事態がつきもの」ですから「常に理想通りにはいかない」でしょう。
それでも意識しているだけで、有利になっていくと思います。

※交戦距離の概念

便宜上、武器の有効射程を1~7程度と定義する。
1:~3M。「至近距離」虫の得意な近接戦闘距離で、銃器類は不利。かろうじてショットガンなど。
2:〜20M。「接近戦」殆どの敵味方の有効射程で「乱戦」となり危険。
3:~30M。「携行武器有効距離」ヘルダイバーの手持ち武器の殆どが機能する。理想ギリギリの距離。
4:30M~50M。「理想戦闘距離」戦略支援が最も有効に機能し、手持ち火器での支援も行える。
5:50M~。「遠距離」スピアやコマンドー。榴弾弾幕など遠距離攻撃が使用できる。
6:200M~。「超遠距離」200Mはレーザーキャノンがぎりぎり届く。
7:それ以上。実弾系は事実上射程無制限らしく、ロケットなどは到達する。コマンドーなど有効。

※戦略支援(射程4~)

ヘルダイバーがビーコンで要請する「軌道攻撃」及び「イーグル」などによる支援攻撃で、「このゲームの主力攻撃」です。
このゲームはぶっちゃけ「ヘルダイバーの銃を撃つゲームではない」。
極論「レーダーを見て的確に戦略支援を投げていく」ウォー・シミュレーションゲームです。
なので「これをどう使いこなすか?」と常に考え、立ち回っていくことになります。

※携行武器(射程1~3)

理想は上記の戦略支援で戦闘が完了することですが、高難度では流石に敵の数も多く、使用回数の関係上クールタイムで使えなくなります。
そうなった場合に初めて出番が来るのが、ヘルダイバーが持っている、プライマリ、セカンダリ、グレネード、支援武器などです。
戦略支援で仕留めそこねた残敵の掃討や、不測の事態で接近戦になった場合に使用します。
任務に応じて、上記の戦略支援の穴を埋めるように選んでいくと良いでしょう。

※FF(フレンドリーファイア)

基本的に一番の死因はFF(味方の誤射)です。
特に強力な戦略支援は、立ち回りが悪いと誤射の危険性が大きくなります。
ヘルダイバー2の戦闘において一番重要なのは「味方の戦略支援に巻き込まれない立ち回り」です。

「理想戦闘距離(射程4)」程度まで距離を離せていない味方がいる場合、FFを恐れて戦略支援を有効に使用することができず、やむを得ず「乱戦」に突入し泥沼の戦いになってしまうでしょう。

必ず「味方が攻撃したい範囲には入らない」ように注意しましょう。
基本的には「味方の視界に入らない」のが理想です。
側面、及び後方であれば、安全と言えるでしょう。

※戦闘フォーメーション(陣形)

敵と戦闘に入る場合は、迎撃が好ましい。その場合、高台やカバー(遮蔽物)などの「強ポジ(強力なポジション取り)」を意識し、予め補給や使い捨て装備、砲塔、陣地などを構えます。

ヘルダイバー同士の射線を遮らないように味方とは10M程度は分散し、常に「クロスファイア(十字砲火)」で支援しあえる位置取りを意識しましょう。味方へ襲いかかる敵を側面攻撃できるようにします。

※ブリーチング(目標、拠点突入)

戦闘は基本的に迎撃(待ち伏せ)が有利ですが、作戦目標や敵の拠点を攻撃する場合は、突入が必要になります。
ターミニッドの巣穴やオートマトンのファブリケーター基地、ジャマー施設など。
基本的には射程4程度の距離から「戦略支援だけで撃破、殲滅」することが好ましいですが、それで撃ち漏らした場合のみ、ヘルダイバー自身で突入します。
殲滅が不十分な状態で突入してしまうと、先の通りFFのリスクを恐れて戦略支援を使用できずに泥沼化してしまいますので、仲間との突入タイミングは合わせましょう。

突入時も射線が被らないように、常に2方向からクロスファイアになるような位置取りを意識します。
ジャマー突入時などは一時的に同じラインを通過する必要がありますが、突入後は素早く分散して支援できるようにしましょう。

また全員で突入するのではなく半数は目標の外縁部から遠距離攻撃で支援するのも良いですね。突入部隊の後ろから襲いかかる敵や、パトロールの掃討を担当し、安全を確保します(クリアリング)

※敵の増援

ヘルダイバー2の戦闘において一番重要な要素。
高難度の敵はほぼ確実に「増援」を呼ぶ。

ターミニッドの場合は「ホード(トンネルから虫!)」
オートマトンの場合は「ドロップシップ(降下艇!)」
どちらも発生時に画面中央上に大きく表示されるくらい重要な要素である。
ゲーム側で露骨に「準備しろ」とシステム表示しているくらい。

「増援にはクールタイム」があるので連続で使用されることはないが、殲滅に手こずると増援のクールタイムが切れて更に増援を呼ばれてしまう。
(このクールタイムは150秒という噂:正確には不明)

またマップ中で「増援のクールタイムは共有」なので、別の地点で敵が増援を呼んだ場合、他の地点のヘルダイバーは「増援を恐れずに戦える」
このため、増援を呼ばせる「囮戦法」はとても有効である。

増援を呼ばれたときの選択肢は2つ
・迎撃準備を取る
・すぐにその場から逃げる

最新の仕様では「増援の追跡はかなり執拗で振り切るのは難しい」ので、基本的には「迎撃して殲滅し切る」ことになる。
増援警告が出たら、増援予定位置から射程4程度まで距離を離し迎撃準備を取ろう。
例:ヘビーマシンガン陣地、コマンドーや使い捨て対戦車兵器、補給などを予め投下。

敵が出現したら、その地点へ即座に榴弾弾幕やイーグルで攻撃を行い殲滅しきれれば理想。大型が残ったら手持ち火器で処理して一連の迎撃は完了。

なお「敵の増援クールタイムを延長する」ブースターである「位置情報障害」はそれなりに有効なブースターであるといえます。
効果としては10%の延長。つまり増援のクールタイム150秒が165秒程度になると思われます。
これは「160秒程度の戦略支援ならクールタイムが完了する」ということですね。殲滅しきれなくても次に備えることができます。

※クリアリング(安全化)

マップにはランダムに主目標ではない「優先度の低い」ポイントは「?」マークで存在し、そこには「敵が初期配置」されている。

ヘルダイバーを認識すると「増援を呼ぼうとする」ので増援のクールタイムが明けている場合は
・戦略支援によって援軍を呼ぶ隙を与えずに撃滅する
・敢えて増援を呼ばせて逃げる(囮戦法役の場合)
などが考えられる。

基本的には気づかれてない状態の先制攻撃、イーグルクラスター、500kg爆弾、エア・ストライクなどで一方的に殲滅するのが理想である。

このようにマップを少しずつクリアリングしていくことで、乱戦時に逃げた先で更に敵と遭遇する悪循環を減らすことができます。

経験の少ない初心者はクリアリングの済んでいない地形に不用意に侵入し、更に敵に増援を呼ばれるなど「戦場を荒らしてしまう」と、更に不利になっていくので気をつけたい。

※ターミニッド(虫)戦の定石

基本的に「近接戦闘する敵しかいない」ので、射程3~4程度で「退き撃ち(後ろに逃げながら一方的に攻撃する)」を繰り返せれば勝てます。
ただし「殆どの敵が増援を呼ぶ」ので、特に「高難度で増援阻止は現実的ではない」のが特徴です。

そのため「チームで戦闘を決断」した場合、戦闘に有利な場所で戦闘陣形(フォーメーション)を組んで迎撃します。

「トンネルから虫!」の煙が消えるまで「確実に殲滅仕切りましょう」
敵の増援クールタイムが切れる前に倒しきれないと非常に危険です。

また戦闘中、後方などから迫ってくるパトロールも危険なので、陣形後方の人は周囲警戒を行い、イーグルなどでクリアリングを行いましょう。
増援クールタイム中のハズなので、安全に処理できます。

ビルドで対策すべき敵は、ストーカー、シュリーカー(の巣)など。

サイズなどのクラスによって有効な戦略支援、装備が異なるのでバランスよく持っていくことが好ましいが、チーム全体のバランスを見て自分の担当を分担してもよいですね。

・大型:バイル・タイタン、インペーラー、チャージャーシリーズなど。
以前のバージョンに比べれば出現数は減りましたが、対策していない場合はそれだけで戦線を蹂躙されてしまいます。近づかれると危険なので、出現と同時に戦略支援や対戦車兵器で撃破しましょう。

有効な戦略支援:軌道精密攻撃、500kg爆弾、軌道120mm榴弾弾幕、軌道レールキャノン、ロケット砲塔、オートキャノン砲塔
有効な支援武器:スピア、無反動ライフル、クェーサーキャノン、コマンドー、使い捨て対戦車兵器(EAT)

・中型:ウォリアー、スピューワー、ストーカーなど。
現在の虫戦での主要な敵。アルファ・コマンダーや各種スピューワー、ストーカーは対策をしていない場合は蹂躙されます。
戦略支援は使用回数が多いイーグル系、またはクールタイムの短めの軌道攻撃がオススメです。
また多くの支援武器がこのクラスに有効です。

有効な戦略支援:クラスター爆弾、エア・ストライク、軌道120mm榴弾弾幕、マシンガン砲塔、ロケット砲塔、ガトリング砲塔。
有効な支援武器:マシンガン系、レーザーキャノン、グレネードランチャー、オートキャノン、など。

・小型:スカベンジャーやハンターなど。
ナパーム、ガス、クラスター爆弾などで一掃できます。
先に小型を掃除してから大型に対応するのもよいでしょう。
またヘルダイバーの携行火器(プライマリなど)で攻撃する対象は主にこのクラスです。
 
「単純に間合いを詰めて殴るだけ」しか攻撃手段を持ちませんが、とにかく機動力が高くヘルダイバーでは逃げ切れませんので、近づかれる前に撃破しましょう。

マシンガン砲塔などが囮になりつつ迎撃してくれるので有効です。
またヘルダイバーに気づいていない状態であれば、砲塔と戦闘しても「増援を呼びません」

支援装備ではガードドッグ・ローバーを装備すると「小型はほぼ無視できる」レベルで行動が可能です。逃走時も、大型、中型への対処時も自動で攻撃してくれるため「複数のことが同時にできる」のが強みですね。
プライマリの弾薬浪費も大幅に抑えてくれるのでビルドの自由度が広がります。

※オートマトン(ロボット)戦の定石

射程3程度で戦闘が発生します。
危険な遠距離攻撃を持つ敵が多いので「カバー(障害物)での戦闘が必須」です。
カバーがない状態でも擬似的にカバーを構えられる支援装備の「バリスティックシールド」が極めて有効です。ロケットやキャノン砲塔でなければ鉄壁なので、守りを重視する人は持っていくとよいでしょう。

ヘルダイバーを即死させうる、キャノン砲塔、戦車、ファクトリーストライダーの砲塔、ガトリング掃射、装甲ストライダーのミサイルなどからは、絶対に障害物が利用出来るように常に意識しましょう。

基本的に上記の危険な敵を「接敵と同時に無力化」が必須なので、スピアやコマンドーが有効です。
危険な攻撃を破壊したあとは、ハルクやデバステーター、スカウト(強化)ストライダー、などの中型の撃破を狙います。
レールガンや無反動ライフルなどが有効。

ただし、
オートマトン戦で重要なのは「レイダーのみが増援を呼ぶ」ということです。
これは「イーグルクラスターなどでレイダーを殲滅」してしまえば、増援は来ないということです。
ヘルダイバーの携行火器でも簡単に倒せるので「レイダーを素早く倒せる武器」の重要度はとても高いですね。
ただし高難度ほどその数が増えるので連射が効く武器が好ましい。
テンダライザー、シックルなどが有効。
余裕があれば戦闘開始前にレイダーたちを殲滅してしまいましょう。

かつてはガンシップが危険でしたが、今はそれほど脅威ではなくなりました。
レールガンならエンジンに1発。対戦車兵装全般でも一発です。

おすすめの装備などは下記の記事も参考くださいね。


※まとめ

・戦略支援が使いやすいように敵から50M程度は間合いを取ろう。
・味方からFFされない動きを心がけよう。
・敵の増援は呼ばせない。あるいは意図的に呼ばせて素早く殲滅しよう。
・マップを移動するときは敵の位置を確認し可能なら増援を呼ばれる前に殲滅しよう(クリアリング)


おまけ

本文とは関係ない項目。
ブースターの優先度、評価でも書いておきます。

お布施程度のもので課金部分は不要と思います。

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