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わたしの出産体験記(初産分娩7時間の出来事)

こんにちは、るなしーです。
先日KEEPメモを整理していたら、出産数日前~出産時の出来事や気持ちをリアルタイムで書いているものを見つけました。
将来、娘に
「あなたはこうやって産まれたんだよ〜☺️」
だとか、主人と
「そういえばあの時こんな感じやったよね!😂」
なんて話したいなと思い、記事として残しておこうと思いました!
私は比較的安産なほうだったと思うので、
安産につながったと思える行動やマインドも最後にまとめようと思います。
プレママさんの参考にもなると嬉しいです☺️
(ちなみに私は自然分娩でした!)


1.出産2日前まで

1-1.出産前最後の妊婦健診(37週3日)

35週半ばあたりから積極的に外に出て歩くことを心掛けていた私。
ネットで骨盤ストレッチやウォーキングが安産につながるという情報を得ていたので、とにかく実践していました。
少なくとも8,000歩、多いときは12,000歩歩いていました。
(私は切迫の気もなかったのでたくさん動いていましたが、必ずお医者様の指示に従ってください💦)

37週の健診。
内診をしながら、
「今日からどんどん歩いたりして動いていっ・・・・あ、ちょっと待ってくださいね」
と先生。
(赤ちゃんになにかあった!?!?!)
と一気に焦る私。
「子宮口だいぶあいてきていますね。柔らかくもなってますし。この感じだと明日陣痛が来てもおかしくない状態です。」
と先生が説明を続けました。
ただ、この時娘の推定体重は2,100g程で、
「今生まれてしまうと未熟児である可能性が高く、そうなると一緒に退院は難しくなるから覚えておいてくださいね。
とはいえ、体が産みたがっていて赤ちゃんも出たがっているのなら、自然な流れで産むのが一番いいから、これまで通り散歩したり動いても問題ないですよ。
先1週間はお腹の中にいるとは思うけど、明日明後日に産まれてもおかしくはない状態です。」
と言われました。

まずは赤ちゃんに何事もなくて良かった~!という安堵。
そして急に出産目前!と思うと急にドキドキし始めました。笑

1-2.前駆陣痛に苦しむ日々(37週5日~38週2日)

ほぼ毎日22時前後になると
(あれ?お腹痛いかも?)
と思うようになりました。
(でも鈍痛やし全然我慢できる痛みやから前駆陣痛?)
なんて思いながら、痛みで夜中1時2時くらいまで眠れない日々が続きました。
毎晩、これが本陣痛になっていくのかな?なんて思いながら気が付くと寝てた…という毎日です。

そして38週1日の22時半ごろ、おしるしがきました。
ついに!ついにだ!!!!!
とまたさらにドキドキする私。

38週2日には普段よりお腹の張りがきつくて
(今日明日にお産になるんやないか?)
となんとなく思っていました。

2.突然の破水(38週3日)

20時50分頃。
腰痛いな…でもまだ我慢できるなあ…と思っていたら、急に恥骨あたりでゴチッという大きい音がしました。
(隣にいる夫には聞こえていなさそう。ということは私の体の中の音か…?)
若干の痛みもあっだけど一瞬の出来事でよく分からずフリーズ。
なんとなく嫌な予感がしたのでお手洗いに直行しました。

(ここからは出血の表現などあるので苦手な方はお控えください💦)

お手洗いで確認するととてつもない血の塊が…。
急に怖くなったので病院に連絡してみようと思って立ち上がると、自分で制御できない感覚で股から大量に水がでてきました。
(これが破水か!!!!!!)
と思い、状況を病院に伝えたら今すぐ来て!とのこと。
このときは動くたびに血と一緒に水が大量に出てきてパニックでした🥲
夫はついに出産目前なんだということが分かったのか、見たことないくらいウキウキしていました(笑)

結局21時半、入院になりました。
夫は23時まで一緒にいてくれましたが、体力温存したほうがいいと看護師さんに促され、一時帰宅しました。

3.子宮口全開まで(分娩第1期)

3-1.まだ余裕期(23時~38週4日1時)

陣痛はまだ来ていなかったので、
眠れるうちに寝ておいてくださいと言われ、
入院部屋に通されました。

寝てくださいと言われたのにドキドキと鈍痛でまったく眠れず(笑)
ここめちゃくちゃ後悔しております。
本当に寝ておけばよかった…。

3-2.我慢できる期(1時~4時)

1時ごろから痛いなあ…と感じる時間が増えてきました。
カウントすると4分毎の陣痛でした。
予習しておいた呼吸法で痛みを逃がし、お腹の赤ちゃんに一緒に頑張ろうね~なんて声をかけたりしていました。
お腹の張りを測る機械の数値はずっと20前後だったので、
(え、まあまあ痛いのに…でもまだまだ痛くなるのか)
(つらいけど部活の強化合宿のほうがつらかったしまだイケるぞ…)
(とりあえず看護師さんを呼ぶほどでもないか…)
ともんもんとしながら過ごしていました。
3時ごろ、この時もまだ我慢はできるけど痛みが強くなる一方でした。
なのに数値は変わらず20~30のまま。
(うそだろ!?!)
と思い、重たーーーい体を動かすと数値が100に。
(あれ?もしかして測定器の付け所が悪かった…?)
そう考えていると遠くのほうから看護師さんがパタパタと走ってくる音がしました。
「るなしーさん!LDR室いきましょう!痛かったですよね!?!?!」
と看護師さん。
(やっぱそうやんな!?!これ陣痛やんな!?!?!)
と思いながら
「ハイ!けっこう痛かったっス!」
と答え、車いすでLDR室に行くことに。
このタイミングで夫に連絡し、再度病院に来てもらうことになりました。

3-3.結構つらい期(4時~6時)

夫が病院に到着したタイミングで助産師さんに内診してもらいました。
この時点(4時頃)で子宮口は6センチ。
夫と声を掛け合い、背中をさすってもらったりうちわで仰いでもらったりしながらすごしていました。
5時ごろには痛みがどんどん強まり、内診したところ子宮口8センチに。
ここで助産師さんに酸素マスクをつけられます。
「るなしーさん。赤ちゃん、心拍がちょこちょこ落ちてて元気がないみたいやから、体勢変えようか。」
と言われました。
心配と痛みの辛さで頭がいっぱいになりながら、バランスボールにうつ伏せで乗っかる姿勢に。
この姿勢の時が一番しんどかったかもしれません。
必死に呼吸をして、夫がたくさんポジティブな声をかけてくれている中、ここで「まだ余裕期」に寝ていなかったツケがきました。
陣痛中は痛いので必死に呼吸をして起きていたのですが、陣痛がない間は体力が0に近かったのでほぼ意識がありませんでした。
(夫いわく白目をむいていてこわかったらしい・・・)

後から聞いた話だと、赤ちゃんがへその緒に引っかかってしまいうまく下に降りられていなかったとのことでした。

3-4.まじでつらい期(6時~7時)

体勢を変えたおかげで赤ちゃんが下に降りてきてくれたので、ここで内診されました。この時点で子宮口全開に!
「もうそろそろいきんでもいいけど、ちょっと赤ちゃんが辛そうなのよね…。しんどいけどいきまないで!」
と助産師さんに言われました。
いきまないでと言われても、このころになると自然に下腹部に力が入ってしまいます。
ただ、力が入ると赤ちゃんの心拍がかなり落ちている音が聞こえ、とにかく逃さなきゃ…と必死でした💦
ここで夫の声かけが本当にうれしかったです!!!!(パパ必見!笑)
夫も測定器のモニターを見ながら、
「そろそろ陣痛きそうやな、一緒に呼吸しよう!」
「いきみ逃し上手やで!すごい!〇〇(赤ちゃんの名前)も一緒に頑張ってるよ!」
「ふたりとも本当にすごいよ!あともうちょっとやで!」
「今のうちにお水のんどこうか」
などとたくさん声をかけてくれました。
私もその声掛けに応えたかったので、振り絞って
「家族みんなで一緒に頑張ろう…!」
と応えました。

4.ついに生まれた!娩出まで(分娩第2期)

必死にいきみ逃しをしていると
急にパタパタと準備をし始める助産師さん。
さらに、先生・看護師さん数人が集まってきました。

「るなしーさん。今から赤ちゃん出しますね。
ただ、るなしーさんの赤ちゃん、事前の検査から小さ目だと分かってます。
小さ目の赤ちゃんだと複数回のいきみに耐えられないかもしれないのと、
現時点でるなしーさんの赤ちゃん、ちょっと辛そうなので、
1回のいきみで出しますね。
お手伝いするので最後もう一押し頑張りましょう!!」
と先生に言われました。
ゴールが見えてきたこともあって少し元気が出ました。

先生が会陰付近に麻酔を打っているのが分かり、
切開する音が聞こえました。(痛くはない!むしろ陣痛がつらい!笑)
そばに来ていた看護師さんに、
「次の陣痛が来たら私がるなしーさんのお腹に乗って思いっきり押します。
びっくりするかもしれませんがもう一息ですので頑張りましょう!」
と言われ馬乗りされました。
「わかりました!(もうどうにでもしてくれ…)」
と返事をしたところで陣痛が!
必死にいきんで、看護師さんにめちゃくちゃお腹を押され、下のほうで先生が「もうちょい!がんばれ!がんばれ!」と言って赤ちゃんを引っ張ってくれている気配が。
もうこれが最後!全身の力を下腹部に集中していきんでいると
スポンッ
と大きなものが出てスッキリした感覚が。

「アーーーー!アーーーー!アーーーー!!」
すぐに赤ちゃんの元気な泣き声が聞こえてきました。
感動と、やっと終わった…という安堵、言いようのない爽快感、やっと赤ちゃんに会えた嬉しさでいっぱいでした。
夫は隣で泣いていました(笑)

5.ここが良かった?安産のポイント2つ

5-1.とにかく歩く!骨盤回りをストレッチ!

子宮は筋肉と聞いていたので、お産の時にスムーズに柔らかく動いてもらうためにとにかく歩いて、とにかく骨盤回りをストレッチしました。
ちなみに私が参考にしていたストレッチ動画はこちらです。

5-2.口に出す言葉はポジティブなものだけ!

陣痛・娩出はやっぱりつらかったです。
「痛いーーー!」
「もうお腹切って!!」
と口にする産婦さんは一定数いるそうです。
また知り合いの話ですが、旦那さんに対して暴言を吐いてしまったという方もいました(笑)
確かに痛いししんどいけど、それを口にしてしまったら余計に痛い・しんどいと感じてしまいます。(という気がします。)
そのため私は、
「一緒に頑張ろう!」
「あともうちょっとで会えるよ!」
「楽しもう!」
「(夫や助産師さんたちに対して●●してくれて)ありがとう」
という言葉を口にするようにしていました。
出産という体験は、もしかしたらもう二度と体験することができないかもしれない…、なら楽しむしかない!!!!
というマインドでした(笑)

6.まとめ

いかがだったでしょうか?
記憶を頼りに書き出してみましたが、改めて出産という体験に今も感動しています。本当に経験できてよかった…!
しんどい時間もあったけど、出産という体験を楽しめたと思います♪
初産婦さんは経験したことのない未知なもので怖いと感じるかもしれません。
が、大丈夫です!何とかなります!むしろせっかくなので楽しみましょう!
この記事で誰かの不安を少しでも消すことができたらうれしいです。
読んでいただきありがとうございました✨


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