出生前診断はしないという選択をした話
いつもありがとうございます。
助産師なつきです♡
第3子を妊娠中の43歳、高齢妊婦です。
皆さんは、出生前診断をどのようにお考えでしょうか?
出生前診断とは、非確定検査のNIPTや確定検査の羊水検査などがあります。
どちらも染色体異常の有無を調べるもので、
産むか産まないかの選択や、産んでからすぐに処置ができるよう体制を組んでおくなどと言った事が可能です。
もちろん、費用は自費診療で20万前後はかかるかなと。病院によって違うので、確認して欲しい。国や市町からの助成もないので、検査結果を聞いてどうするのかをしっかり話し合ったうえで、検査をする事をおすすめしています。
で、私なんですが、
国立病院のドクターに、最初の健診の時に
「年も43だし、いろいろとリスクがあるから〜」と話したところ
「出生前診断とか、考えてるの?」と聞かれて
「いや、そこまでは考えてません。産まれたままを受け入れます」
って、即答したんですよね。
高齢妊婦なのでね、染色体異常の確率はやっぱり上がるわけですよね。
20代と比べると40代は16倍にもなっちゃう。
だけど、年齢関係なく起こり得る事でもあるんです。
そもそも、分母の数が圧倒的に違うから、40代で確率として上がるのは当然のようにも思うけど…
それに、染色体異常があって産まれてくるって事は、よほど成し遂げたい今世のお役目があるのかもしれないし、生きたい!という生命力あるなと思うわけです。
まあ、私の場合、どんな子が生まれてこようが受け入れると決めているので、楽しみしかないのです。
ドクターも、それでいいと思うよ、と言ってくださったのでね。私は、検査はしないという選択をしました。
もし、検査をするかしないかで迷っている妊婦さんがいたら、自分に問いかけて欲しい。
何のためにその検査するの?
安心のため?
不安から解消されるため?
異常が分かったら、産むのを諦めるため?
異常を早めに知って、心の準備するため?
あなたの納得のいく答えではない可能性だってあります。
よーく考えて、最適解をみつけておきましょうね。
出生前に分かることが増えてしまって、妊娠中に緩む事ができない妊婦さんも多いです。
ホントに腹部エコーの精密さは格段に上がってるなと感じます。
長男の時よりも、4Dの画像がキレイ。
選択できる事が増えたのは、幸せな事ですが、迷いも生み出します。
自分の気持ちを大事にしながら、妊婦生活を楽しんで欲しいです。
愛を込めて。助産師なつき♡