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まもなく、夏至です/2021年6月
来週6/21(月)の12:32に夏至を迎えます。
二十四節気の一つでもある『夏に至る』この日は、「日の長きこと、極まる日」であり、北半球では太陽の位置が最も高くなり、1年で昼の時間が最も長い日になります。
長く天に在る太陽を祝して、海外では夏至祭が催されるところも。
夏至と言えば、ムーミンに出てくるニョロニョロです。
夏祭りの前には、ニョロニョロの種を蒔く。ニョロニョロは、夏至に芽を出す(‼️)生え立ては、電気を帯びていて危険がいっぱい。
子供の頃にそう知りまして、とても衝撃を受けました。以来、ニョロニョロには一目置いています。
太陽の力が強く満ちて、人ならざる物・精霊達もざわめく時と考えられる頃。ムーミンの舞台・フィンランドのみならず、ヨーロッパなどに存在する習わしや云われには、なかなか興味深いものがあります。
日本では、陰の極まる『冬至』ほど行事としての盛り上がりは薄く、多くの場合「今日は夏至か」で終わってしまうのが現状でしょうか。
・農家はとても忙しい時期。
・絶賛、梅雨である。
故に「それどころでは無い。」という説にも納得しております。「祭よりも、太陽の恵みに感謝して、農作業に精を出して恩恵に応える」という考えにも、勤労な日本人らしくて納得している次第です。
日本の夏至祭と言えば、やはり伊勢の二見
※今年の夏至祭は、禊ぎ行事は中止。神事を本殿で神職のみで斎行されるとの事。
伊勢神宮を創建した倭姫命が、あまりの美しさに二度も振り返って見たと云われる二見。気兼ねなく旅が出来る様になったら、夏至の頃のみならず、美しい三重県にも是非ともまた伺いたいものです。
さて。夏至は、最も陽に極まる日。
半年前の冬至(12/21)の翌日、木星と土星の合が風の星座・水瓶座で起こり、風の時代の到来を迎えました。
冬至に最も陰に極まり、極まった後は反転して、陽の気が少しずつ増していきます。
陽は、外に向かって積極的に拡大する気。
陽の気が次第に増えていくのと共に
この半年の間は、
今年早々から、長い全惑星順行期間に始まり
↓
3/20 春分(風の時代の本始動)
↓
4/12 牡羊座新月(新しい始まりを告げる新月)
↓
5/26 皆既月食の満月(生まれ変わりの力も加わった、一年で最も浄化の強い満月)
↓
6/10 金環日食の新月(改革の力が大きくはたらく新月)
と、グイグイと些か強引なまでの新時代へ向かう動き、意識と行動の変革を促す流れがこれでもかと続いてきました。
そして迎える夏至。ここで最も陽に極まり、転じて今度は陰の気が半年をかけて増していきます。
陰は、内に向かう守りと縮小の気。
夏至は、太陽が蟹座の位置に入る日でもあります。蟹座は、家や家族・生きる場所を司ります。時に強い意志を持って、それらを守ります。
進みゆく新時代にあって、自分の生きる基盤・家や家族の為に、「しっかりと自分と自分達を守る」意識と行動が必要になります。
先ずは、兎にも角にも健康です。心も体も健康でなければ、自分も自分の大切なものも守れません。
心身を不調を感じる方は、無理をせずに健康に留意してお過ごし下さい。
陽の気がマシマシに増して、間もなく極まろうとする今。
強い太陽の浄化の力もはたらき、旧時代からこれまでずっと遠慮してきた事や人間関係などに対して、「自分が大事!」と良い意味で開き直って突き抜けられる方も。また、本当に人生で大切にしたいものに気付く方も。
とはいえ、何でも過ぎると色んな作用も起こります。陽の気が満ちてくると、イライラ・カッカして喧嘩っ早くなる人も。やたらとテンションが高くなる人もいます。
楽しい事なら良いのですが、調子に乗って、これまでに積み重ねてきたものを失ったりしませんように、節制を。
ともあれ、間もなく夏至です。
ニョロニョロの種をお持ちの方は、そろそろご用意をお忘れなく。