花まつりに、六角堂に。
昨日4/8は、花まつり。お釈迦様の誕生日です。六角堂にお参りしました。
天上天下唯我独尊ポーズのお釈迦様の像に、甘茶をかけてお祝いします。
甘茶をかけるのは、”お釈迦様が生まれた時、天に九体の龍が集まりて甘露の雨を降らせて祝福をした”との故事に因むもの。
消毒液が脇に置いてあるのがこの時世ではありますが、無事にお祝い出来て嬉しいです。
『聖徳太子創建の六角堂』こと頂法寺は、京都の街の真ん中にあります。
周りをビルに囲まれていて、境内も広くは無いのですが、
いつも静かで、祈りを捧ぐのに相応しい場所だと思います。
ご本尊は、如意輪観世音菩薩様。
この日の手水舎も、綺麗なお花でいっぱいでした。
あちこちの社寺で見られる事も増えましたが、
いけばな発祥の地・六角堂で見られるのは、一層嬉しい。
静かな朝で、お参りする人しかいなくて、このような古くからの観音霊場で時間を過ごすと、私のような邪心満載の者でも不思議と穏やかな気持ちになれます。
お釈迦様の誕生日ともあって、生きとし生けるもの・命在る事についても、考えずにはいられませんでした。
色んな人がいて色んな事があるとは言えども、日本で暮らす日々は幸せなものだと思います。本当に有難い。
思いがけず、花まつりのお下がりを頂きました。
可愛いらしい絵と、「だいすき おしゃかさま」の平仮名の作品名にグッとくる。
世界の平和を祈ります。