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2010年代の女性アイドルグループの良い曲をまとめてみた!

2010年代はAKB48のブレイクにより女性アイドルグループ全盛時代でした。
握手やチェキなどで会いに行けるアイドルがブームとなり、これまでよりアイドルがグッと身近な存在となった時代でしたね。
楽曲面ではインディーアイドルも含めるとロックからシティポップまでかなり幅広い音楽性のアイドルグループが多数現れました。音楽好きとしては自分が好きなジャンルを可愛い子がやってくれるということで、煩悩が満たされるのも良かったですが、純粋に音楽的な完成度が高いものが多い!
良い曲だらけのこの時代の楽曲は1980年代アイドル歌謡のようにいつか再評価されると思います。というわけで2010年代の女性アイドルグループ/ユニットの良い曲をまとめてみました。

「No1 Sweeper」 Especia    2014

アイドルファンクのキラーチューン。シティポップを標榜したあまりにも早すぎたグループでしたが、都会的なサウンドとメンバーの初々しい魅力が絶妙に混ざり合って唯一無二の魅力があります。刹那的な雰囲気がとにかく良いです!MVのファションセンスもカッコいい。


「鼓動の秘密」  東京女子流    2011

いつ聴いても最高に良い。初期の東京女子流を代表する曲で、かなり通好みの渋い作風です。サウンドやメロディーに独自の中毒性があります。
アイドルポップの中でも特に個性的な曲で、似たものがないという点を含めてアイドル史上に残る名曲です。MVも凄いセンス。


「ワナダンス!」 Tomato n'Pine    2011

トマパイのファンキーな必殺ダンスポップ。力強いディスコビートとキュートなハーモニーに身も心も解放されます。
随所に音楽センスの良さを感じるところがあり、聴きごたえたっぷり。当時、各方面で楽曲が高い評価を受けていましたね。


「ライブ・ライフ」

フィロソフィーのダンス    2018

ファンキーなダンスポップチューンで、この横ノリのビートに乗れば身も心も解放されそうです!基本ロック系が人気のアイドル界隈で、この路線で人気がでたのは凄いこと。ライブでのパフォーマンスも圧巻で、エンタメとして優れた魅力があります。


「つれてってよ」 lyrical school    2017

青春の輝きを詰め込んだキラキラしたアイドルラップ。耳に残るリリックや心地良いフローなど、若い時にしか表現できない躍動感に満ちていて、センチメンタルな気分になれます。メンバーそれぞれが持ち味のあるラップをしてくれるので、飽きずに聴ける楽しい曲です。


「Last Glasgow , Trip with Mr.Sadness」

校庭カメラガール    2015

セカンドアルバム収録の2曲を繋げたMVで、何かに追われるような切迫感が堪らない!切れ味鋭いラップと性急なメロディーは、かなりリアルに胸に響きます。アイドルポップとしては異様なこの緊迫感は、今聴いても引き込まれるものがあります。


「ribbon」 sora tob sakana    2017

エモーショナルなメロディーとマスロックやプログレのようなサウンドの組み合わせは刺激的で面白いです。幼さを残すボーカルもイノセントを感じるもので心が洗われます。一風変わった音楽性はまさにアイドルミュージックの進化系。


「Kidnapper Blues〜人攫いの憂鬱〜」

Hauptharmonie    2016

アイドルとは思えないほど凄まじい勢いのジャズロック。ライブアイドルならではの狂気を感じるイカれっぷりが最高。サウンドはハードですが、ちゃんとメロディアスなのも良いです。あまりこういった音楽性のグループはいないので、貴重な音源と言えます。


「asthma」 BELLRING少女ハート    2015

東京最狂と呼ばれたベルハーのアイドル史上に残る名曲。
鬱憤や生きずらさなどの感情も含めてすべて音楽表現で昇華するその様は、まさにアンセムと言えるでしょう。この突き抜ける感じは最高に良いです!感動的で胸に響くと思います。


「逃げろ!!」 ゆるめるモ!    2014

ももクロの「走れ!」をオマージュした切ない曲で、とにかく心にグッとくる!メンタルが不調のときに聴いたら泣いてしまいそうなメロディーや歌詞が良いです。辛いときにそっと寄り添ってくれる素晴らしい曲ですね。あのちゃんも在籍していました。


「FiNAL DANCE」 BiS    2014

第1期BiSのラストシングルで、メロディックなパンクを基調とした解放感ある曲です。元気にダンスできる陽気な雰囲気の一方で、メンバーが書いた哲学的な歌詞が印象的。人生に行き詰ったときに心に活力を与えてくれるパワーがあります。


「Lily」 ヤなことそっとミュート    2017

オルタナティブロックとアイドルを融合させた2010年代を象徴するようなグループでした。この曲はすべてがエモい必殺のギターロック!。とにかくボーカル含めこれでもかと切ない雰囲気は、好きな人には堪らない魅力があるでしょう。


「終わりから」 SAKA-SAMA    2018

アイドルドリームポップのキラーチューン。繊細な響きのギターやボーカル、エモーショナルなベースなど、文句なしに素晴らしい1曲。インディーズ系のギターロックに通じるものがあり、儚い旋律に引き込まれます!
飾らない魅力に溢れたMVも良いです。


「ねぇ」 ・・・・・・・・・    2016

アイドル+シューゲイザーという新しい価値観を生み出した名曲。
ノイジーな轟音ギターとセンチメンタルな歌が絶妙なバランスで成立しており、切ない叙情性が心に沁みます!アイドルグループとしてコンセプトも先悦的で、メンバーがバイザーで顔を隠していたり、全員名前が「・」だったりと謎に包まれたところも魅力でした。


「Lady Baby Blue」    2017

The Idol Formerly Known As LADYBABY  

大森靖子が手掛けるアイドル楽曲の中でも屈指の名曲のひとつ。オルタナティブギターロックサウンドと大きなうねりを感じるエモーショナルなメロディーがとにかく良いです!メンバー自身が監督と編集したという個性的なMVにも注目です。


「ペリカン」 There There Theres    2018

BELLRING少女ハートの後継グループの曲で、アンダーグラウンドな雰囲気が堪らないナンバーです。ポジティブパンクやポストパンクといったマニアックな音楽ジャンルに親和性があり、アイドルとは思えないダークな世界観は、聴けばゲシュタルト崩壊すること間違いなし。


「湧玉池便り」 TEAM MII    2013

3776の前身グループとなる富士宮市ご当地アイドルグループで、この曲はシューゲイザーっぽい浮遊感ある幻想的なナンバーです!
音楽好きに向けて発信してるようなかなりマニアックな作風ですが、アイドルポップであることを大切にしているので聴き心地は良いです。


「少女閣下のPKウルトラ計画」

少女閣下のインターナショナル    2015

凄いグループ名ですが、曲も変態アヴァンギャルドな作風でイカれててヤバい!アイドルとプログレを融合させてカオスに振ったインパクトあるナンバーです。MVもぶっ飛んだ路線を突き進んでおり、なんだかよく分からないけど圧倒される内容となっています。


「はくちゅーむ」 BPM15Q    2016

元BiSの苺りなはむのユニットで、可愛い電子ポップの必殺ナンバー。
和的なわびさびがいい味を出しており、とにかくキュートなセンスが凄い!
アイドルの可愛らしい魅力が全力で表現されていて、海外でも受け入れられそうな音楽性は、今聴いても刺激的です。


「きみわずらい」 まねきケチャ    2016

2010年代アイドルポップを代表する名曲です。シンフォニックな曲調が壮大で、引き込まれます。特に間奏がとても良いですね。ボーカルはロリボイスのメンバーにびっくりしますが、楽曲良さを引き出すエモい歌いっぷりで、テンションが上がります。


「Chuしたい」 つりビット    2016

80年代のアイドルソングっぽい清涼感溢れるサマーチューンです!
キュートな歌声&グッドメロディーは胸キュン必至で元気になれます。
このベタな王道感がまさにアイドルという感じで、キラキラしていて良いです。


「ハレハレ☆パレード」LinQ    2015

陽気でノリノリなパレードソングです。サンバ風のアイドルポップという感じでとにかく中毒性が高い!軽やかに流れるようなリズム&メロディーは耳を強烈に捉えます。またボーカルも良い味を出しており、元気いっぱいのアイドルソングの決定版と言えます。


「Dear Mr.Socrates」 

Twinklestars(さくら学院 )   2011 

古代哲学者ソクラテスをテーマにした楽曲を10代のアイドルが歌うという、ある意味確信犯的なセンスが光るナンバー。フレッシュな魅力全開の渋谷系ポップで、胸がキュンキュンしちゃいます!さくら学院関連は音楽的にも面白いものが多かったですね。


「少女飛行」 ぱすぽ☆( PASSPO☆)   2011

突然オリコン1位を獲得したことで有名なナンバー。2010年代のアイドルポップを代表する名曲と言っていいでしょう。アメリカ西海岸が思い浮かぶグッドメロディー&ハーモニーは清涼感MAXで気分爽快!特にメロディーラインは秀逸でライブでは更にエモくなりました。


「Cross Over」 9nine    2010

爽快なドライブ感があり、J-POPとしても高品質な名曲。アイドルとしては独自の存在感があったグループでした。一聴して耳を惹きつけるメロディーやエモーショナルなボーカルは、いつまでも記憶に残ります!MVのダンスも印象的です。


「恋愛エネルギー保存の法則」 

ひめキュンフルーツ缶    2011

愛媛のローカルアイドルのデビューシングルにして名曲です。
爽やかな正統派アイドルポップですが、サビのメロディーに独特の味わいがあり、クセになる魅力があります。あとタイトル含め歌詞にもインパクトがあります。


「デモサヨナラ」

 Dorothy Little Happy    2011

青春アイドルポップの決定版とも言える胸キュンソング。
この歌い出しからしていい曲だと分かる感じは王道感溢れるもので良いです。ローカルアイドルらしい雰囲気はとても元気を貰えます。
MVもキュート!


「アイドルばかり聴かないで」 

Negicco    2014

渋谷系っぽいオシャレなアイドルソングですが、皮肉が効いた歌詞が強烈です。身も蓋もないことを歌っており、アイドルとしては禁じ手とも言える手法ですが、ローカルアイドルならではの親しみやすさがあり、聴いていて楽しい気分になれます。


「でんでんぱっしょん」 でんぱ組.inc    2013

超有名なアイドルソングです。
アイドルポップと電波ソングを掛け合わせたような曲で、ダンサブルかつ頭のネジも飛びそうな感じで中毒性が高いです!畳みかける曲展開はインパクトがあり、ユニークなラップパートも楽しいです。


「IDOL ILLMATIC」 ライムベリー    2014

今聴いても強烈なアイドルラップ!鋭いリリックとアイドルらしい可愛らしいフローは一聴して記憶に残るものです。
アイドルラップの先駆者としてヒップホップマインドとアイドルを融合させているのが素晴らしいですね。


「3WD」Task have Fun    2017

これぞまさにアイドルポップキラーチューン。切れ味のあるサウンドとウルトラキャッチ―なメロディー、そして自信満々の歌いっぷりとエネルギッシュに弾けています。音源の出来は素晴らしいですが、ライブで盛り上がることも考慮して作っているところがナイスです。


「Canvas」 amiinA    2016

とにかく真っ直ぐさが心に刺さるアイドルソング。
まさにエバーグリーンな魅力があり、ピュアな歌声にはイノセントが感じられます。2010年代のアイドルポップでもここまで透明感や清潔感があるものは珍しいです。


「特別じゃない私の物語」 tipToe.    2018

普通の女の子がアイドルになる物語の始まりという感じの真っ直ぐさが心に響くナンバー。歌われている一歩踏み出す勇気はまさに青春ソングとして優秀で元気が貰えます。ギターポップっぽいエッセンスもとても良い味を出しています。


「TOKYO SQUARE」   

MIGMA SHELTER    2019    

サイケデリックトランス!都会に生きる人間をクールな視点から見つめたドラマチックなナンバーです。特に突然ラテン調になる終盤の展開が鳥肌もの。俯瞰したような批評性と愛を求めて動き出す衝動が同居している感じで、唯一無二の個性がある曲と言えるでしょう。


「行方」 HAMIDASYSTEM    2018

文学的なメッセージが心に響く内省的なアイドルソング。サウンドもオルタナティブで鋭さを感じるものです。アンダーグラウンドな雰囲気も音楽好きには受けがよさそうです。2010年代のアイドルシーンならではの個性が光ってますね。


「rooms」Maison book girl    2017

現代音楽っぽいサウンドと文学的な歌というアイドルミュージックの多様性が感じられるナンバー。思春期ど真ん中というかジュブナイル小説みたいな雰囲気が良いですね。こんな感じのアイドルソングが聴きたかった人も多かったのではないでしょうか。


「バタフライエフェクト」 RAY    2019

・・・・・・・・・の流れを受け継ぐグループで、ノイジーな轟音ギターとアイドルポップを同居させたアイドルシューゲイザーの名曲。幻想的なサウンドのトリップ感は、もはや本格的なバンドサウンドですね。ボーカルも儚さがあって良いです。


「レラリンルンリンラン」 EMOE    2019

とにかくエモい。切なさと可愛らしさ全開のドラマチックなナンバーです。
一度聴けば記憶に残るサビの鮮烈なメロディーラインやキュートなポエトリーパートなど、すべてが良いです!アイドルポップの中でもあまりこういう曲はないので貴重な名曲と言えます。


「セツナシンドローム」 nuance    2017

横浜のグループで、この曲は都市の情景が浮かぶノスタルジックな旋律がグッド!感傷的なメロディーと切れ味鋭いラップパートが、絶妙なバランスで成り立っています。ローカルアイドルならでは一風変わった音楽性は、一度聴いたら耳に残るものです。


「黄昏のダイアリー」 RYUTist    2018

新潟のグループで、この曲はアイドルの清涼感を詰め込んだキラーチューン!センチメンタルなメロディー、清潔感あるハーモニーなどパーフェクトなアイドルソングです。ローカルアイドルらしい親しみやすい雰囲気も良いです。


「非実在聖少女」 じゅじゅ    2019

ありそうでなかったゴシックロリータ風のアイドルポップで、クセが強い独特の曲調は中毒性が高いです!同人音楽やアニメ系アーティストにも親和性が高く、それをアイドルがやってくれるというありがたいグループです。MVの衣装やダンスも世界観を上手く表現しています。


「オーケストラ」 BiSH    2016

言わずと知れた2010年代のアイドルソングを代表する有名曲。切なさが爆発するサウンドやボーカルなど、感情表現が優れている名曲で、まさにアイドルだからこその魅力があります。この個性的な躍動感は多くの人に勇気を与えるものでした。


「はりぼて」 CYNHN    2018

フレッシュな魅力溢れる前向きなメッセージに元気が貰えます!
若い時期だからこそ表現できるものをしっかりと伝えてくれて素晴らしいです。女性グループが歌うことを前提に作られている楽曲は優れており、MVもメンバーが覚えやすくなっていて良いです。


「マタイツカ」 校庭カメラアクトレス    2018

ラップ主体の音楽性ではありますが、ヒップホップというよりインディー系のギターポップに近い曲です。エモーショナルなギターの音色やサビのセンチメンタルなメロディーは切ない感傷に浸らせてくれます。青春ソングとして心に残るものがあります。


「ワールドワイドハピネス」  代代代    2018

インダストリアルやハードコアテクノなど過激な音楽性を展開していたグループで、この曲はシンガロングできるアイドルポップアンセムと言っていい名曲です。メロディーも良いですが、特に歌詞は不器用に生きる人にはグッとくるナイスな言葉選びで記憶に残ります。


「Cheap Lens」 Kolokol    2018

ノスタルジー溢れる軽快なアイドルソングで、センチメンタルなメロディー&キュートなハーモニーと人生の真理を捉えた文学的な歌詞にグッときます!明日も生きていく気力が湧いてくる素晴らしい曲で、まさに隠れた名曲と言えるでしょう。


「Ray」PassCode    2018

ラウドロック系有名グループのメロディック路線の代表曲。とにかくメロディーやポップなボーカルが良い!一言で表せばハイパーアイドルポップという感じの記憶に残る優れた曲と言えます。歌詞の力強いメッセージ性も優れています。


「Loud Asymmetry」

ゆくえしれずつれづれ    2017

激烈なシャウトがインパクト絶大ですが、同時にメロディアスでもあり、ロックの快楽原則に沿ったラウドなアイドルロックです。個人的には爆音で聴けばストレス解消になるアイドルソングの上位に来ます!MVも可愛さとカッコ良さのどちらも感じられていい感じです。


「サヨナラバースデー」

 broken by the scream    2018

激烈なメタルサウンドと女性と思えないデスボイスが大迫力ですが、サビでは突然ベタなアイドルポップメロディーになるのが良いです!これは音楽的にかなり面白い刺激的な曲だと思います。こちらも爆音で聴けば日常の鬱憤が晴れそうです。


「いぬねこ。青春真っ盛り」 わーすた    2016

萌えソングみたいなタイトルですが、曲は正統派アイドルポップです。
一度聴けば頭の中でリピートされるキャッチ―なメロディー、メリハリのあるロックサウンドでストレートな高揚感が得られます。メンバーのボーカルもキュートで良いです。


「シャダーイクン」 クマリデパート    2019

面白い曲調のキュートなアイドルポップで、とにかく中毒性が高いです!
単純にポップスとして良い曲ですが、サウンド、メロディー、共にかなり凝っていて、聴きごたえがあります。ボーカル含め可愛らしい雰囲気も心が和みます。


「CONVERSATION FANCY」 神宿    2019

キュートでオシャレなアイドルソングのお手本のようなポップチューン。
サウンド、リズム、ボーカルとカラフルなポップ感が全開で楽しい気持ちになれます。正統派アイドルポップとしてはこれ以上ないほどの満足感を与えてくれます。MVも可愛い。


「Fever」 Devil ANTHEM.    2017

キュートでカッコいいエレクトロダンスポップです。歌詞も勢いと気合を感じるもので、特にサビのメロディーは秀逸で記憶に残ります。アイドルソングとして文句のない盛り上がりを見せるキラーチューンで、エネルギッシュなパワーを感じることができます。


「君という仮説」 

アップアップガールズ(仮)    2016

力強いメッセージ性が冴えている歌詞やダンサブルなEDMサウンドにグッとくる名曲。アイドルのエモさをこれでもかと詰め込んでおり、疲れた心を元気づけてくれます。MVもキュートでひたむきさが伝わるもので、魂を震わす熱を感じます。


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