【ビオレタ】寺地はるな
今回読んだ本は寺地はるなさんの作品。
ストーリー
主人公の妙は四年間付き合った彼氏に突然、婚約破棄をされてしまう。
悲しくて雨の中、道端で大泣きしていた妙に怒って声をかけてきたのが見知らぬ女性の菫だった。
菫に事情を話しているうちに菫が営む雑貨店「ビオレタ」で働くことになってしまった。
感想
妙はひねくれた性格でいつも自分は孤独でさびしくて誰にも必要とされていないと思っていた。
自分本位で周りの人を僻んで相手の気持ちを考えることもしなかった。
しかしビオレタで働きいろんな人たちと過ごすうちに本当は自分は周りから愛され必要とされていることに気づいていく。
自分が思っていた以上に周りの人たちは妙のことを気にかけいつも見守っていてくれたのだ。
主人公の心の成長を描いた物語に私も読んでいて前向きな気持ちになりました。
心があたたかくなり前向きになれる一冊です。