誰かを嫌いになりそうなとき読んでほしい言葉
「鏡の法則」ってご存知?
一言で説明すると、自分の目の前に起こる現実は、自分の内側(心)が作り出しているという考え。特に、自分の内側が映し出されやすいのは、人間関係において。
例えば、あなたが何か物を落として、誰かが拾って声をかけてくれたら、『親切な人だな、ありがとう』って思うだろう。「鏡の法則」ではそれを、あなたの中にも”親切心”があるから、現実として親切な人が現れたということになる。
この法則は、もちろん逆、ネガティブなことにも当てはまる。
あなたが、相手にひどく傷つけられ、悲しくて、怒りがわく出来事があるとする。そんな時は、きっと相手を嫌いになって、許せないと思うだろう。
でも、「鏡の法則」で考えると、相手があなたを傷つけたように、あなたも誰かを傷つけてしまうような原因が、あなたの心の中にあるということになる。
思い返してみると、そんな経験が見つかるかもしれない。
たいていのことにはタイムラグがあるから、すぐには同じような出来事は起こらなくても、数年後に、『あの時、あの人にされたことを自分もしてしまっている』と、気づくかもしれない。
つまり、あなたと相手はイコールだから、あなたが相手を嫌いになることは、自分自身を嫌いになることと言える。
ここで1番伝えたいことは、どんなに傷つけられたとしても、相手を許し、受け入れてあげることは、自分自身を許し、受け入れてあげられるようになるということ。
過去のわたしのように、自分のことを好きになれない、自分のダメなところばかり気になってしまうような人は、まず相手を許し、受け入れてあげることから始めてみたらどうだろう。
すると、だんだんとあなたの目の前の現実が、愛のある出来事ばかりになっていく。
相手を許し、受け入れてあげることは、あなた自身を許し、受け入れ、愛すること。
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