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noteの街のセラピー犬。【愛犬編】ちゅーりっぷ。

きょうは、ポカポカ陽気。
2月ですよ。
春の陽ざしですか?
あら?
一番のり!
チューリップが咲きました。
1ねんせいのみなさーん、
みてみて。

かわいいね。
ようちえんのころ、
チューリップといえば、
赤いクレヨンでした。笑。

突然ですが、
ここでクイズです!

【キーワード】

赤いチューリップ
かわいい
小さい

女の子
アンデルセン

この絵本の題名は何でしょう?
何かひらめいた人はいますか?


答え:
おやゆび姫
正解した人、
おめでとう!

【原作】おやゆび姫

LITTLE TINY OR THUMBELINA
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen
大久保ゆう訳

女の人は家に急いで帰りました。帰るなりさっそく植木ばちを出してきて、中に麦を植えました。女の人はじっと植木ばちを見つめて、何が起こるか待っていました。

「いったいどうなるのかしら。」と女の人が考えていると、おどろいたことに土の中がもぞもぞ動いていました。

 芽めが土の中からのびてきたのです。にょきにょきのびて、しだいにはっぱをつけました。まるでチューリップのようでした。それからもどんどん育っていって、あっという間に大きなつぼみをつけました。赤色のつぼみでした。しかし、つぼみができると急に静かになりました。ずっとつぼみは閉じられたままでした。

 女の人はその後もじっと見つづけていましたが、なかなか花が咲かないのに気づくと、ため息をつきました。

「それにしても、きれいなお花ね。」と、女の人は言って、赤い花びらにキスをしました。

 花びらはきらきら光っていました。女の人がなんどもなんどもキスをすると、ぱっと花が咲さきました。本当にチューリップが咲いたのです。でもやっぱり、普通のチューリップでした。

 女の人はチューリップを見て首をかしげていると、花の真ん中に人がいることに気がつきました。つやつやした緑色のおしべにかこまれて、とても小さな女の子かわいらしく座っていたのです。女の子はおやゆび半分の大きさしかありませんでした。あまりにも小さいので、女の子は『おやゆび姫ひめ』と呼ばれることになりました。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000019/files/46318_23027.html
挿絵は、Vilhelm Pedersen (1820-1859) によるものです。

たくさんの出版社から
『おやゆびひめ』が生まれています。

図書室にある本は、こちらですね。

おやゆびひめ (世界名作おはなし絵本)
舟崎 克彦 (著), 永田 萠 (イラスト)
小学館

それから、美しい絵本推しでいえば、
こちらですね。

おやゆびひめ
松井るり子 (著), カンタン・グレバン (イラスト)
岩波書店

そして、絵本・児童文学研究センターの基礎講座にて展示してあった絵本は、こちらです。

おやゆびひめ
リスベート・ツヴェルガー(絵) 江國香織(訳)
BL出版

さいごに、
ウチの「かわいい」「小さい」「メス犬」です。
なまえは、ルナといいます。
自動車に乗るときは、
しろいバックの中で
ドライブを楽しんでいます。

「ちょっと……。
ウィンクしてるみたい。」

ルナちゃんは、赤いチューリップの中に座って…。
残念ながら、再現はできませんでしたが。
小さいので、○○の中に入ることは、
得意のようです。

チューリップのきせつ。
どの絵本をよもうかな?
迷ったときには、
『おやゆびひめ』
いかがですか?
おススメの絵本です。


本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。

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