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#177 めざせ!えほんセラピー犬。【愛犬編】海の日に読む完全翻訳版『人魚姫』~世界を癒しているのは何ですか~

本日は海の日です。
「残念、海に行けないなあ」というみなさん。
本の世界で海を感じることができます。
癒されることも間違いなしですよ。

インターネットで良い記事をみつけました。

海の日の由来

海の日の由来は、海の日が国民の祝日と定められる前にあった「海の日記念日」がルーツです。「海の日記念日」は、1876年に行われた東北地方巡幸(じゅんこう)のおり、明治天皇が軍艦ではなく燈台巡視船「明治丸」に乗船し、7月20日に無事到着したことに由来します。

横浜へ帰港した史実にちなみ、1941年に村田省蔵逓信大臣が7月20日を「海の日記念日」として提唱しました。当初はあくまでも記念日の一つであったものの、祝日化を望む国民の声に応える形で制定されたのが「海の日」です。

四方八方を海に囲まれた島国である日本は、昔から海の恩恵を受けて、さまざまな文化が発展してきました。そのため、海の日は大いなる海の恵みにあらためて感謝し、これからも海とともに生きるために、海を大切にしようと誓う日でもあります。現状、海の日を国民の祝日として設けている国は世界に類を見ず、日本ならではの祝日です。

引用 ほいくらしhttps://hoiku.mynavi.jp/contents/hoikurashi/childminder/knowledge/8186/
 

【保育士・保護者向け】子どもと一緒に海の日を楽しむアイデア

2. 海に関する絵本の読み聞かせをする
海をテーマにした絵本の読み聞かせを通じて、海に馴染みがない子どもにも親近感・興味を持たせることができます。

引用 ほいくらしhttps://hoiku.mynavi.jp/contents/hoikurashi/childminder/knowledge/8186/

来ましたね。
待ってました。
「海をテーマにした絵本の読み聞かせを通じて、海に馴染みがない子どもにも親近感・興味を持たせることができます。
重要ポイントです。

海の日に子どもたちへよみきかせする本

小学生向け

『アンデルセン童話集 おやゆび姫・人魚姫など』ハンス・クリスチャン・アンデルセン.株式会社世界文化社

引用『アンデルセン童話集 おやゆび姫・人魚姫など』ハンス・クリスチャン・アンデルセン.株式会社世界文化社

子どもたちに馴染みのある人魚姫ですが、作者さんによって内容が様々です。
年齢や好みによって、多くの作品が生まれ親しまれるならば歓迎するところです。

しかし、アンデルセン文学概論を学んだ一人として、私から発言させてもらいますとなるべく忠実に翻訳した、それも30年前の翻訳ではなくて、令和時代の翻訳がほしいと願っていました。

ありました!

100年読み継がれる名作ー小学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる一冊です。
見返しには、「原作に忠実な完全翻訳版です。現在の、人権を守る立場からすると適切でないと思われる表現がありますが、作品の書かれた時代背景、作者に人権侵害の意図がなかったことを踏まえ、そのまま掲載しています。」と注釈がありました。
アンデルセンは、子どもむけに物語を書いたわけではありませんから、この注釈は妥当ですね。

お時間がありましたら、お子さんと一緒に、お孫さんと一緒に読まれると、共感度がアップします。
さらに、コミュニケーションアップにつながります。
「家族で感動できる」素晴らしい本です。

人魚姫の冒頭を引用します。

 海のはるかおきまで出ると、水はそれはきれいなやぐるま草の花びらのように真っ青で、ぴかぴかにみがいたガラスほどもすきとおっています。でもそこは、とてもとても深いのです。どんなに長いいかりづなもそこにはとどきません。海のそこから水面までとどかせようと思ったら、ただでさえ高い教会のとうを、いくつもいくつも重ねないといけないでしょう。それほど深い海のそこに、人魚たちが住んでいました。

引用『アンデルセン童話集 おやゆび姫・人魚姫など』ハンス・クリスチャン・アンデルセン.株式会社世界文化社124p

この素敵な文章を朗読出来たら、幸せでしょうね。
青く澄んだ透き通るようなきれいな心の持ち主が、よみきかせしてほしいですね。
何回か、朗読して録音してみましたが…。
かなり難しかったです。
それにしても、3年生によみきかせしたら喜ぶだろうなあ…。
「司書の将来の夢」ということで、コツコツと頑張っていきましょう、笑。

そういえば!
人魚姫の結末は、絶対おすすめです。
名言です。
名作と言われる理由が、ここにあります。
これ以上言うとネタバレになるので…。
ヒント:この記事のタイトルです。
ここが「家族で感動できる」本となります。

未就園児むけ

『リトル=マーメイド』ディズニー絵本文庫 講談社

こちらは、アニメや映画でおなじみの作品と内容になっています。
保育園や公民館のおはなし会で紹介したいですね。
おはなし会は、何冊か持ち寄ってよみきかせしますので、その一冊に加えたいです。
なぜなら、定番の本、昔から読み継がれる本は、他のメンバーさんや団体さんが紹介している傾向が多いので、華やかさを加えたい時の一冊ですね。
これが、私にとっての「年齢や好みで決める名作作品」となっている所です。

引用『リトル=マーメイド』ディズニー絵本文庫 講談社

ここで、おまたせしました。
ウチの姫(プリンセス)も登場です。
人魚姫を選んだキーワードは【海】【プリンセス】です。

「ルナちゃんもエリック王子を助けるワン」
セバスチャン、フランダも遊びにきてくれました。
うれしい!

名作は、作者さんや出版年で多様性が楽しめます。
出版社さん別、作者さん別で読み比べるのも面白いですよ。
あなたのお気に入りが見つかりますように。

本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。(悲)
また、皆様にお会いできることを楽しみにしております。(合掌)

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