雰囲気だけわかる!ナポリの選手たち(3)~MF編~
開いてくれてありがとうございます。これからのミラン戦もローマ戦もDAZNじゃなくてフジテレビに取られたことによる怒りの収拾がつかないLunaです。長いこと試合観れないじゃないか(憤怒)。そんなことで雑紹介MF編、レッツ・地獄スクラッパー!
MF
#5 Tiemoué Bakayoko - ティエムエ・バカヨコ (26歳/フランス・コートジボワール/189cm/右足)
今季の夏にチェルシーからレンタルでやって来た(前所属はフランスのモナコ、こちらもチェルシーからのレンタル)。2019年の夏には、チェルシーの一員としてプレシーズンに来日し、川崎フロンターレ、バルセロナと戦った。
ナポリの中盤には久しぶりのフィジカルゴリゴリ系の守備的なMF。18-19シーズンはミランに所属しセリエAでブイブイ言わせていたため(この時ミランの監督はガットゥーゾ)期待も大きかったかもしれないが、ナポリでは守備時に走らなかったり、ポジショニングが悪かったりとなんだかイマ一つ感は否めない。ただ、凄い綺麗にパス出してみたり、17節のウディネーゼ戦ではヘディングで決勝点決めてみたり、調子の良し悪しがはっきりしている印象。
特に集中力に欠けることがあり、ゴリゴリの文系が数学解いてるみたいになる時があるが、フィジカルにモノを言わせるようなプレースタイル、僕は好きだよ。
#4 Diego Demme - ディエゴ・デンメ (29歳/ドイツ・イタリア/170cm/右足)
19-20シーズンの冬にドイツの強豪・ライプツィヒからやって来たダイナモ。一試合通して走り切れる無尽蔵のスタミナとねちっこい守備を買われてナポリ移籍を果たした。今シーズンは積極的に相手のゴール前に顔を出す攻撃的なプレーをするシーンも見られ、公式戦では3得点を記録している。
上背がない分フィジカルには多少不安があるが、機動力は光るものがあり、これからもナポリでピッチ上を縦横無尽に走り続けてほしい。
彼のファーストネームである”Diego”は、イタリア南部出身である彼の父がマラドーナから名付けたもの。そして、彼のアイドルは現監督であるガットゥーゾ。そんな彼がナポリに移籍を果たすというのは何という運命だろう、ものすごくエモい。
#68 Stanislav Lobotka - スタニスラフ・ロボツカ (26歳/スロヴァキア/172cm/両足)
デンメと同じく、ロボツカも19-20シーズンの冬にスペインのセルタからやってきた。その両足から正確なパスを出すことができる典型的なプレーメイカ―タイプの選手だが、ドリブルで一気に前に運ぶこともできる。
ただ今シーズンはフィジカル面で分があるバカヨコが加入したり、こういったプレーメイカータイプの選手にはファビアン・ルイスがいるため、今シーズンの公式戦スタメン出場は5試合で、いずれもELとコッパイタリア。完全にサブ要員となってしまっている。同国出身の偉大なる前キャプテンであるマレク・ハムシクのように試合で大きな印象を残して、出場時間・試合を増やしていきたいところ。
#8 Fabián Ruiz - ファビアン・ルイス (24歳/スペイン/189cm/左足)
もはやナポリの中盤には欠かせない存在。素晴らしい左足を持っており、パス・シュート共に一級品。特にシュートは美しく、エリア前からのコントロールショットはここぞという場面でナポリを助け続けてきた。ナポリでの活躍もありスペイン代表にもコンスタントに呼ばれ、6-0と衝撃的な大勝を収めた昨年のUEFA Nations Reagueでのドイツ戦ではコーナーキッカーも務め、3アシストを記録。活躍を続けているため、バルセロナ、レアルマドリード等のクラブへの移籍の話もチラホラ…移籍期間が近づく度にヒヤヒヤ。
ただ、トラップ・ファーストタッチの改善が求められるかもしれない。というのも完全に私の主観なのだが、ファーストタッチが大きくなって、そこで相手にボールを取られるというシーンを定期的に見かける。気がする。
そして今シーズンはM字ハゲが加速している。特に試合の時に目立つのだが、これはおそらく髪を全て後ろに流して固めているから。去年までは横に流してたのに。
#20 Piotr Zielinski - ピオトル・ジエリンスキ (26歳/ポーランド/180cm/右足)
お ま た せ
ナポリが誇るえちえち製造機。今シーズンのナポリは4-2-3-1のフォーメーションを採用する事も多く、その時はトップ下を任されるため、4-3-3-のインサイドハーフを任されていた時よりも攻撃的になった印象。
記録にも顕著に表れており、これまで33試合で8ゴールでキャリアハイ。これまでの最多得点は17-18と18-19シーズンの7ゴール(47試合と53試合)であり、明らかにハイペースでゴールを記録しているのが分かる。ちなみにアシストも、キャリアハイタイの7アシストを記録している。
意外性たっぷりのミドルシュートが上手い。今季の15節・カリアリ戦(アウェイ・○1-4)で見せた彼の2点目のような、相手の間をするすると抜けて決めるゴールも秀逸。華麗な足元を持ち、相手をいなす様も美しい。彼の容姿端麗なプレーは、全ナポリファンどころか見た者全てを卒倒させる。
ちなみに”ジエル”という愛称で呼ばれる。
#7 Eljif Elmas - エリフ・エルマス (21歳/北マケドニア/182cm/右足)
昨シーズンの夏に獲得した北マケドニアの若き至宝。今シーズン前に契約満了に伴いフィオレンティーナへ移籍したホセ・カジェホンの背番号7を継承した。今季20節のパルマ戦(ホーム・○2-0)で見せた相手DF4人をものともしないゴールに代表されるように、ドリブルや前への推進力に長けた選手。
ユーティリティな選手でもあり、ここまで2ボランチの一角、インサイドハーフ、トップ下、左サイドハーフ、左ウイングで起用された。その中でも特に輝きを放ったのは4-3-3-でのインサイドハーフだが、今季ナポリは様々なフォーメーションを使うため、ポジションごとにより柔軟性のあるプレーが出来るようになれば、更に重宝される選手へと変貌するだろう。
ここまで、ナポリの中盤を支えている選手たちを紹介してきました。重ねてになりますが、今季ナポリは4-2-3-1、4-3-3等、様々なフォーメーションで闘っています。そのいずれのフォーメーションでも、充実した組み合わせを構築できるMFの層があると思います。
そんじゃ、エンドコーナー行っちゃうヨ!
THE ORAL CIGARETTES 「容姿端麗な噓」
ジエルの紹介で最後の方に”容姿端麗なプレー”と書きましたが、この曲から着想を得た言葉でした。自分は去年、このバンドのライブに行く予定でチケットもしっかり当選したのですが、コロナで中止になってしまいました。フェスで一度見たきりで、初めてのワンマンに行けるという事でかなり楽しみだったんですけどね。マジでコロナ恨みますわ。
そんな感じで最後までありがとうございました。最後はFWやります。ご意見等あれば、コメント・Twitterへお願いします。Forza Napoli!!
(画像はナポリ公式サイト: https://www.sscnapoli.it から引用、選手情報はtransfesmarkt.jp: https://www.transfermarkt.jpを参考にしています。)
(Twitter - https://twitter.com/Luna_ofchicken)
<Q. 選手ごとに文章書く量に差ありすぎでしょメンヘラの気分の落差か>
いやぁそれはガチで申し訳ない、自分の知識と練習と睡眠不足ですわ、許して~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?