見出し画像

雰囲気だけわかる!ナポリの選手たち(4)~FW編~

開いてくれてありがとうございます。Lunaです。最後の雑紹介、FW編です。ほんと、いい選手いっぱいで楽しいね~、そいじゃ行きましょ!

FW

#24 Lorenzo Insigne - ロレンツォ・インシーニェ (29歳/イタリア/163cm/右足)

画像1

現在キャプテンを務めている、ナポリ生まれナポリ育ちの正真正銘のナポリっ子。163cmとかなり小柄な選手だが、相手が何人いようともそれをものともしない切れ味の鋭いドリブル、そのドリブルから生み出されるチャンスアシストカットインからの強烈な右足のシュートが持ち味。献身的な守備も魅力的で、かなり低い位置まで守備に戻るシーンも多い(ナポリのスタイルという面もあるが)。
今シーズンは特筆すべき2つの記録を残しており、まずは5節のベネヴェント戦(アウェイ・○1-2)では、ベネヴェントに所属する弟・ロベルト・インシーニェと兄弟対決となり、揃ってゴールを記録。兄弟揃ってゴールというのは、セリエA史上2組目で、かなり珍しい記録を樹立した。もう1つは、22節のユヴェントス戦(ホーム・○1-0)で、彼自身のナポリでの100ゴール目をマークした、というものだ。めでたい。PKで得た1点を守り抜いた形だが、自身の100ゴール目でライバルチームに勝てたというのは、彼にとって忘れられない試合になる事だろう。
どうでもいいけどこの写真を選んだのは、後ろにいるマリオ・ルイがGO!皆川してて可愛かったから。てーてれってってーってーウンチョコチョコチョコピー


#11 Hirving Lozano - イルビング・ロサーノ (25歳/メキシコ/175cm/右足)

画像2

今シーズン大ブレイクを果たした選手。昨季夏にオランダのPSVからやってきたが、当時はカジェホンが絶対的な存在として君臨していたため、出場機会は少なかった。しかしそのカジェホンの移籍に伴い右ウイングで出場すると、その圧倒的なスピードによるチャンスメイクや、決定力の高さを武器に、今のナポリには欠かせない選手となった。相手からは厄介な存在になるにつれて被ファウル数も爆発的に増え、そこからのチャンスも生み出せるが、ファウルの受けすぎでひょんなことからロサーノがぶっ壊れないか心配。
ゴール前では一瞬で相手の裏に抜ける動き、守備にもしっかり貢献するその姿から、まるでカジェホンのようだと感じる人も少なくない。
PSV時代から左ウイングでの出場が多かったが、左にはインシーニェがいるため、先程紹介したように右での出場が多くなった。加えて、何試合かは3トップの中央での起用も試されており、その時は同じくPSVから移籍してきたメルテンスの姿を重ねずにはいられない。

#21 Matteo Politano - マッテオ・ポリターノ (27歳/イタリア/171cm/左足)

画像3

みんなだいすき、popo~popo~Matteo Politano!!!
昨季冬にインテルからやってきた。縦の突破もうまいが、それ以上にカットインからシュートの流れを多用する印象。サイドの選手らしく巧みなドリブルスキルを持ち、その形を最高に出せたのは9節のローマ戦(ホーム・○4-0)と18節のフィオレンティーナ戦(ホーム・○6-0)での得点。どちらも相手を何枚もかわして決めたゴールだが、その姿がまさにメッシのよう。美しすぎるので是非見ていただきたい。終わりの方にその試合のハイライトを貼っつけておきます。
そして面白いのが、いずれの試合も一番最後に得点を決めているという点(前者は4点目、後者は6点目)。まさに”死体蹴り”、まさに”オーバーキル”、FPSなら嫌われ街道まっしぐら。

#9 Victor Osimhen - ヴィクター・オシムヘン (22歳/ナイジェリア/186cm/右足)

画像4

今シーズン、フランスのリールからやってきた大注目の若手ストライカー。アフリカ出身の選手らしい恵まれた身体能力を持つ。驚異的なスピード、フィジカルを持ち、相手DFにとっては間違いなく厄介な存在。
スピードを活かしたシュート、ループでのシュート等、様々な形で上手くフィニッシュに持っていける生粋のストライカーというイメージ。ところがナポリでは、まだその才能の鱗片を見せただけという状況。というのも、昨年11月の代表期間で肩を負傷し、更にはコロナ陽性反応まで出てしまい、長らく戦列を離れる羽目になってしまった。1月末に戦線復帰しこの前のボローニャ戦ではそのスピードを活かしてゴールを決めた。ここまでナポリでのゴールは3だが、それを機にシーズン後半へ向けて大爆発を期待したいところ。
ちなみに左足は全く使わない。19-20シーズン、リールと代表で決めたゴールは全て右足だった(たしか)。だからなんだって話だけど。

#37 Andrea Petagna - アンドレア・ぺターニャ (25歳/イタリア/190cm/左足)

画像5

昨季冬の段階でSPALからナポリ移籍をしていたが、シーズン終了までレンタルでSPALに残留しており、今季からナポリに合流した。
”ワンタッチで落とすプレーが上手い”オシムヘンに対し、ぺターニャはその巨漢とフィジカルを活かして”ボールキープ、ためるのが上手い”選手(主観)。試合に出場する度に目に見えてポストプレーが上手くなっていった。利き足は左であり、”右足はおもちゃ”と評されながらも、なんだかんだ右でも決めてる
DAZNでセリエA実況を担当されている、みんなだいすき北川義隆さんをもってして「こう見えてもまだ25歳」と言わせたその風貌、クマさんみたいなその図体、可愛い。推さない理由がない。
ぼく、ぺターニャみたいなプレースタイルの選手大好きマン。

#14 Dries Mertens - ドリース・メルテンス (33歳/ベルギー/169cm/右足)

画像7

現在のナポリの公式戦歴代最多得点者。元はウイングの選手だったが、16-17シーズン、ゴンサロ・イグアインのユーヴェ移籍に伴い”偽9番”としての役割を与えられると、得点能力が大爆発。浮き球グラウンダーどんとこい。どんな形からも得点を獲り続け、現在通算131ゴール
最近はその機会は少ないが、フリーキックもお上手。昨年のUEFA Nations Leagueのイングランド戦ではフリーキックでゴールを沈め、イングランド撃破に大きく貢献した。
今シーズンは4-2-3-1のトップ下での起用もあり、チャンスメイク能力の高さも見せつけている。怪我での離脱が長引いてしまったが、これからも彼の得点記録を伸ばし続けてほしいし、もっと長い間彼のプレーを見続けていたい。

ここまで、FWのみなさんの雑紹介をさせていただきました。ふと思ったのですが、ナポリは相当FWに力とお金をかけてますね。ロサーノ、オシムヘンと、2年連続で移籍金のクラブレコード出してます。そもそも移籍金が全体的にインフラしてたっていうのもあるんですけど。先ほども言ったのですが、オシムヘンには大きく活躍してほしいものです。結構なお金をかけてるだけあって、期待をせずにはいられません。それと、ポリターノの時に紹介した、ローマ戦とフィオレンティーナ戦のハイライトです。とても面白い試合なので是非観ていただきたいです。↓

ほい、最後いってみよう、popo~!

ポリターノのチャント
ポリターノのインテル時代に作られたチャント(1:23付近から)。とんでもない中毒性で、私もこれを聴いてからというもの、風呂、家事中、その他日常生活で口ずさむようになってしまいました。みんなで歌いたい。popo~popo~Matteo Politano!!💙

そんなかんじで、ナポリの選手たち紹介全4回、お付き合いありがとうございました。ご意見等あれば、コメント・Twitterへお願いします。Forza Napoli!!

(画像はナポリ公式サイト: https://www.sscnapoli.it から引用、選手情報はtransfesmarkt.jp: https://www.transfermarkt.jpを参考にしています。)

(Twitter - https://twitter.com/Luna_ofchicken)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?