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沖縄の神様と共に。

7年ぶりの沖縄は生まれ変わりの地になりました。
二度目の今回は、沖縄の信仰を深く知り
私自身の癒しと生まれ変わりの旅にもなりました。

まず、斎場御嶽(せーふぁうたき)に行きました。

大地の神殿みたいですね。
琉球王国時代、せーふぁ御嶽は祈りの聖地でした。
今は、観光地化していますが
風はまだ話しかけてくれます。

セジを感じる

沖縄では霊力や精霊を【セジ】と呼ぶそうです。
セジがつけば霊石や霊剣になるそうです。

セジは自然にも宿り岩や樹にも宿ります。
八百万の神信仰と似ていて
分かりやすい感覚だし
写真からも自然の持つ力を感じると思います。

分からないけれど「何か」感じるというものが
「セジ」だと思いますよ。

私が感じたことだけど
セジはあちこち自由に動いている
存在のように思います。
風が話しかけてくれるのはセジなのかもしれませんね。

ここは聞得大君<キコエノオオキミ>
(もっとも名高い神女)が祈った場所です。
今は入ることが出来ません。

神の島と言われる久高島から
白砂を運び入れて
大切な祭祀の時に敷き詰めたそうです。


どこの聖地も荒らす方がいて
壊されてしまうのが悲しいですね。
でも、森を歩いているだけで
呼吸が深くなって
自然の力に癒されて生きます。

トトロごっこ

これからも
せっかくの歴史ある場所と自然が
守られることを切に祈ります。

せーふぁ御嶽から遥拝する
久高島へは高速船で15分くらい。

神の島と呼ばれる久高島にずっと
行ってみたかったのです。

神の島 久高島

ここは琉球が誕生したとされるきっかけの
開闢の祖アマミキヨが、天から舞い降りてきた島です。
沖縄はこの島から始まったとされ、神聖な島とされています。

琉球王朝時代には聞得大君と一緒に国王も巡礼する島でした。
後にノロという国王の代理人の祝女制度ができて
12年に一度の秘祭「イザイホー」もこの島だけの特別なものでした。
(今現在は行われていません)
神様に関わる大事な儀式が
数多く執り行われていたことも由縁です。

久高島の中でも入れない聖地もあり
生活の中での祈りが日常で
先祖も神様も同じように
大切にされていました。

独特の文化と独特の信仰は
原始の信仰の姿のように感じました。
自然に神様が宿る島。

病気をして疲れ切った私の細胞が
蘇ってくるような海と風のエネルギー。

どこまでも広がる景色は
圧倒的で清らかでした。

海風に吹かれると凄い浄化ですね。

久高島で1番大きな樹

ガジュマルの樹です。
樹齢は不明ですが一体
どのぐらい前からここに居たのかな?

樹に話しかけたくなるくらい
なんでも知っていそうです。

そばにいることを許してもらうような
御神木です。
わざわざでも会いに来たくなる圧倒的な存在感は
素晴らしかったです。
沖縄だからこその御神木ですね。

どこか懐かしくて優しい久高島。

神様がとなりにいるような
そんな気持ちになりました。


神様や精霊の声に
耳を澄ませたくなる‥‥

神秘的で静かな時間を
久高島で過ごせたのは
最高の浄化でした。
まさに
新しい細胞と新しい自分に
生まれ変わった久高島への旅でした。

島にゃんこ

久高島は人口より猫の方が多いので
たくさんの島にゃんこに出会えます。
まったりとした時間を
島にゃんこと過ごすのもオススメです。

神の島、久高島へまた訪れたいと思います。

香坂琉月

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