月描零

はじめまして。 絵とか文とかすきです。 仕事では硬い線ばかり引くせいか、プライベートで…

月描零

はじめまして。 絵とか文とかすきです。 仕事では硬い線ばかり引くせいか、プライベートではやわらかな線を描きたくなります。 ここの様子がまだよくわかっていないけど、ぼちぼちやってみます。 よろしくお願いします。

最近の記事

カミしか勝たん!

あぁ、カミよ告白します。 罪深いわたしは文章を紙で、つまり、紙の本をこう、手に持って、 そうして読みたいのです。 こんなことをよくもぬけぬけとSNSの場で言えたもんだ。 もしかしたら追放?私は今日からノート難民なん? とかめちゃくちゃびびりつつもこれを書いている。 同じようにお思いのお方もいらっしゃるかもと望みを抱きつつ。 もちろんネット上で文を読むのも書くのもよいと思います。 私もこうして書いていますし、みなさんがお書きになるものをたのしみに拝読しています。 もはや完

    • ハナとマチヤ

      まさか、と思った。 あの楚々とした白い花が消えてしまった。 大阪府内の城下町。 江戸時代に城主が愛でたことから城下に咲き乱れていたという花。 明治維新後、城がなくなってもその花だけは残った。 寺社や限られたところに引き継がれ、やがて市井にも伝わったらしい。 以前ならまちのあちらこちらでその花を見かけたものだった。 町家をたからものとして生きたまま未来の子どもたちに伝えたい。 そんな思いで十数年前から仲間たちと活動してきた。 このまちもそのひとつだ。 町家を調べて歩き、地元

      • 紙ヒコーキ舞いおりて

        時空移動して空から舞いおりてきた彼女。 その人が再び元の時空へ帰って行ったあと 彼の元に残ったのは紙ヒコーキ。 「ユキオンナ」(「黒と白の記 番外編」マンガのようなもの) の話です。 手に持った紙ヒコーキをうまく描けなくて、 実際に折ったものを持ちながらラストシーンを描きました。 (なぜか自分でちょっと、うるうるしながら) すっかり忘れてた。 先日ひょっこり写真が出てきてびっくり(ほんでなつかしかった) ほんの4年前のことなのに。 この紙ヒコーキ、子どものころによく折って

        • しののめ かすかなひかり(なにか舞い降りたん?)

          或る東雲、何か舞い降りただろうか。 初夏の残像。

        カミしか勝たん!

          あるお方が投稿で「描と猫が似ている」とおっしゃっていた。はい、よく月猫零と間違われる月描零です。自分でも似てると思ってます。案外気に入ってもいます月猫零もいいなって。以前はそっと月猫零に改名して何日かやってみようかと思ったりもしました(おい)そのうち使わせていただくかもです(礼)

          あるお方が投稿で「描と猫が似ている」とおっしゃっていた。はい、よく月猫零と間違われる月描零です。自分でも似てると思ってます。案外気に入ってもいます月猫零もいいなって。以前はそっと月猫零に改名して何日かやってみようかと思ったりもしました(おい)そのうち使わせていただくかもです(礼)

          ばるばすばう~ちゃんと2隻(さんふらわぁの絵)~

          こんにちは。 先日、さんふらわぁを描いた時、奥にもう1隻いました。 しばらくして南港に行く機会があったので、今度は場所を変えて見ました。 いました!ちゃんと2隻。 手前が「さんふらわぁ くれない」なので、奥はきっと「むらさき」。 2隻は姉妹船です。なかよく停泊してます。 まだ荷が軽いせいか船体が少し浮いて見えます。 喫水線より下の赤い部分、船首側が前に突き出ている。 バルバスバウ(球状船首)ですね。 先頭の赤い部分が球形に突出する。 (宇宙戦艦ヤマトの艦首を思い浮かべていた

          ばるばすばう~ちゃんと2隻(さんふらわぁの絵)~

          奈良・今井の絵~時の波は静かに流れて~

          奈良の今井町。 古い町並みが美しい。 一歩足を踏み入れると、時の流れが変わります。 青い翳りの中、時の波は静かに流れる。 軒先がまっすぐ通っている。 古い町家が残っているだけではなく、 しっかりと手入れされて守られていることがわかります。 こういう絵を描く時、 わざと線を曲げたりふるわせたりしたくなるものですが、 ここではあえてまっすぐ描きました。 (屋根だけがんばって・・・他はご勘弁) 今井町についてはまたお話したいです。 この絵を描く時、心に流れていたのは、 pre

          奈良・今井の絵~時の波は静かに流れて~

          夏の日のさんふらわぁ よく見ると2隻いた ほんでそのうえをとびゆく飛行機

          こんばんは。 先日(7月の終わり)、先方が書類を作ってくれる間、 ちょっと下へ降りて港へ。 さんふらわぁがいた。 その場ではざざざっと15分ほどでラフに気になったとこだけスケッチ。 帰ってからちゃんと描きなおしました。 よく見ると2隻いる!さんふらわぁ。 そして、なんかへんだなと思ったら、影が落ちてない(伸びてない)! 夏の真昼。お日さまがてっぺんにいてはって、てっぺんすぎて、 影が落ちない! そして、新しい絵を描くのは10ヶ月ぶり。 これはあまりにも間があき過ぎですね。

          夏の日のさんふらわぁ よく見ると2隻いた ほんでそのうえをとびゆく飛行機

          ユキオンナの衣装スケッチ~てかまっ白に燃え尽きたんかうちのPCよぉぉぉ~

          「ユキオンナ」(黒と白の記 番外編) めちゃ恥ずかしく、かなり逡巡もありつつの投稿でした。 「先週 #マンガの中でスキをたくさんいただいた」旨の通知あり。 みなさんありがとうございます。 マンガを描いた実感がないとか言いながら、 でも読んで、見ていただけてうれしいです。 ユキオンナ編では衣装設定をしました。 以前、ファッション誌を見てから設定したら やけにリアルになってしまい、今回はやめました。 特に女性からは、なんだこのダサダサは、と言われそうです。 若いころから女性の

          ユキオンナの衣装スケッチ~てかまっ白に燃え尽きたんかうちのPCよぉぉぉ~

          「ユキオンナ」~黒と白の記 番外編~

          こんばんは。 「黒と白の記」の番外編です。23ページあります。 2作目と3作目でいろんな表現を試しましたが、 結局、この番外編で当初のシャーペン仕上に戻りました。 2020年夏に描いたものです。 今回は一部の絵を手直しして、あとは文字をフォントに置き換えました。 つい先ほど作業を終えたばかり、ぎりぎりですね。 これは、ちょっと(かなり)はずかしいかも。 若いころのやわらかな心を(必死で!)思い起こして描きました。 番外編ですが、1作目(終章 再会)と通じる部分が多いため

          「ユキオンナ」~黒と白の記 番外編~

          黒と白の記1~終章 再会(後編)~

          こんばんは。 「黒と白の記」1作目の後編です。 これを描いていた時、なぜか心に流れていたのは、 坂本真綾さんの「空気と星」という曲でした。 なんとなくそういう感じです。 p.033は以前、色を乗せて(ついでに洗って?) こちらに投稿させていただきました。 あの時はカラーだったので「時空のさざ波」にかかるのは 透明な、でした。 ここでは白黒作のせいか、白い、です。 物語は番外編も含めて6本あります。 2作目以降では、今回「終章」に至るまでの過程と、 その後のお話を描いてい

          黒と白の記1~終章 再会(後編)~

          黒と白の記1~終章 再会(前編)~

          こんばんは。 今回は全部で36枚あるので前後編2回に分けます。 子どものころ、少女漫画が比較的身近な環境でした。 若いころに思いついた人物や飛行機、建造物、そして物語の骨子、 そういったものを形にしてみようとした時、 女性が主人公の少女漫画的なつくりになるのも ある意味自然な流れだったかもしれません。 描いたのは2019年です。 シャーペンで仕上げていました。 自分にマンガのようなものが描けるのかどうかわからなかったので、 慣れた道具で、しかも、物語の終盤を先に描いてみま

          黒と白の記1~終章 再会(前編)~

          こんばんは。1日に多数投稿なさる場合、一時的にフォローを外させていただく場合があります。他意はありません。ここで知り合ったみなさんの記事をちゃんと読みたいのですが、同じ方の投稿が多いと他の方の投稿を探すのに手間がかかり、見落としそうになったりします。ご了承くださいませ。

          こんばんは。1日に多数投稿なさる場合、一時的にフォローを外させていただく場合があります。他意はありません。ここで知り合ったみなさんの記事をちゃんと読みたいのですが、同じ方の投稿が多いと他の方の投稿を探すのに手間がかかり、見落としそうになったりします。ご了承くださいませ。

          トナリの国のおジョーさん

          最初はジョータロー(名前)でした。城太郎です。 描いているうちに年齢性別不明ぽいなと思って、 おジョーさんになりました。 昨2023年の作です。 ちょっとブラックな感じもあります。 コロナの日々に描きはじめたかもしれません。 それっぽいキャラが出てきます。 (コロナには私も少々きつい目に遭わされました) そして! しゃちほこがどう見てもおさかな! 急に思いついて描いてしまったおジョーさん。 読んでくださってありがとうございます。 それと、 前回の「とらごろうの休日」が#

          トナリの国のおジョーさん

          とらごろうの休日

          むかし、「とらごろう。のだいぼうけん」という マンガ絵本を描いていました。 マンガの定型ではなく、映像化の絵コンテを多少意識していました。 (縦一列のコマ割りと横書きの文字など) マンガとは言い切れない気がして、マンガ絵本としました。 この「とらごろうの休日」はシリーズの番外編として描いたものです。 たしか1999年、城崎温泉から帰って描いたと思います。 もう四半世紀も前?! 温泉街はコロナの日々を乗り越えて、今はどうでしょう。 にぎわいが戻っているとよいのですが。 過度

          とらごろうの休日

          いつかの猫~一度起きた災害は終わらない。そしてまた起こる~

          このところ震災、主に大阪北部地震についてお話してきましたが、 大阪に限らず、ほかの地域での災害にも通じる話があると思います。 (神戸、岩手、大阪それぞれでの活動体験をもとにして、今回は大阪について書いています) 半端な武勇伝を語ったに過ぎないのだと言われれば、その通りです。 しかし。 知られていないだけで、いろんなところでいろんな人が様々なことを考え悩みそして行動してまた悩みを繰り返している。 私の経験もそのほんの一部だと思います。 おそらくご同業のみなさんも似たような経験

          いつかの猫~一度起きた災害は終わらない。そしてまた起こる~