「作為型」のコミュニケーション
【アサーティブの知識・情報】
先日、ある芸能人が夫婦のエピソードを話していたものが記事になったものを読みました。
パートナーがやらないといけない家のことに気づいていないとことが多く、自分の方が多く気づいてやっている。この前はそんなときに自分が物を強く置いたら気づいてやっていた。
といった内容でした。
ちょっとしたことではあっても、積み重なる家事や育児。そして毎日のこと・・・大変ですよね。私もイライラした経験、何度もあるし、気持ち、とても理解できます。そしてこんな風に「振舞った」という経験もありますし、これを読んでくださっている皆さんもしかしたらあるのではないでしょうか。
さて、今回私はこの芸能人の記事を典型的な「作為型」のコミュニケーションパターンのエピソードだなあと思いながら読んでいました。(というか、見出しからそうだったので読んでみました)
最終的にパートナーは手伝ったということで、短期的には家事が進んで解決したかのように見えますが、長期的には、もう少し自分も相手も大切にできたコミュニケーションを取れた方が、協力関係を築きやすいのではないでしょうか。
自分も相手も大切にするコミュニケーション、アサーティブ。
「アサーティブ」のコミュニケーションパターンを考える時、3つのコミュニケーションと比較して考えるととてもわかりやすいです。
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・4つのコミュニケーションについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
〇アサーティブって何? ー4つのコミュニケーションパターンー
https://note.com/luna_assertive/n/n16d4b789023c
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作為型のコミュニケーションは、直接相手に自分の思っていることや要望を伝えません。
その場では言わずに後で不満を表したり、人を介して言ったり、相手の悪口や噂を流したり、そして言葉ではなく物音や態度で表すのもそうです。
一見自分が我慢しているようで、相手に罪悪感を抱かせたり、自分が優位に立つように仕向けたりします。
この芸能人の場合、「自分が物を強く置く」という物音や態度ではっきり自分の気持ちや要望を伝えず、相手に罪悪感を抱かせたのかなあと思います。
アサーティブを学ぶ前は私も、頻繁にお皿を洗いながら大きなため息をついたり、仕事ではパソコンのタイプキー音を高くして忙しいオーラを出したりしていたと思います(苦笑&反省)
もちろん常に作為型をやってはいけないということではありまん。
でも、物を強く置く代わりに、「今家事がたまってきてて。私、今からご飯をつくるから、その間に手が空いていたら洗濯物を畳んでおいてもらえないかしら。」と率直に対等に要望を伝えられる。
私はそんなアサーティブな選択をできる機会が徐々に増えてきました。
無駄なストレスの悪循環を減らせているように思います。
そんな表現の機会がもっといろんなところで増えればいいのになあ、アサーティブのことをもっといろんな人に知ってもらえたらいいのになあという思いで、この記事を書いています。
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