親子でトリリンガルに挑戦することになった話
(こちらは姉妹版note で過去に掲載した記事です)
新しいことに挑戦するのって楽しいですよね。
というわけで、我が家は親子でトリリンガルに挑戦することにしました!
複数言語を話せるのが普通?
カナダの事情
カナダに来てみたら、バイリンガル、トリリンガルの人の多いこと。note で他の方も言っておられたのだが、アメリカやカナダは移民の国なので、バイリンガルやトリリンガルは珍しくないのだ。
カナダの公用語は英語とフランス語なので、
母語+英語もしくはフランス語(あるいはその全て)という人が多い。
長女モモと次女ララが通う小学校には French Immersion というクラスがあり、フランス語で授業をやっている(ちなみに入学要件にはいろいろあって、我が家は該当しないので希望しても入れません)。
知り合いの日本人+カナダ人カップルのお子さんはこの French Immersion に通っており、母語の英語を基調として、日本語とフランス語も日常的に話している。
ヨーロッパはもっとすごいらしい。
近所のカナダ人の方がヨーロッパ旅行をした時に、英語「しか」話せないためにとても恥ずかしい思いをした、と語っていた。
ヨーロッパでは地続きの国が違う言語を話していることが多いので、自然と近隣の言葉は話せるようになってしまうらしく、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語などの中で複数話せる人が多いらしい。
母語がふたつ以上の人も
そもそもの母語が二つ以上ある人もいる。
カナダで中古車を買うときに担当してくれたインド人のセールスパーソンは、インドのローカル言語+ヒンディー語+英語を話せると言っていた。
しかもその英語はめちゃくちゃ流暢だった。
それでも彼は「英語はまだまだなんだよね…」と遠い目をしていたので、英語歴20年以上でも満足に話せない私は「おいおいっ!」と思ったものだ。
余談だがその彼は日本のアニメに傾倒していて、「ナルト」が死ぬほど好きだと語ってくれた。
3言語目、行く?
そんなこんなで、カナダに来たけっこう早い段階から
「モモとララにも、英語に加えてもう一言語はやらせたほうが良さそうだな…」というのは感じていたものの、どれかひとつに絞ったわけではなかった。
我が家一同飽きっぽいのだが、モモは特にそうで、韓国語にハマっていた時期があったものの今はそうでもないらしい。ララはロシア語に一瞬興味を示したが離れてしまった。
私はというと、大学時代にほんのちょっとだけ中国語の授業を履修したことがあるのだが、そこでやめてしまったので、もちろん今は話せない(激しく後悔)。
親子でトリリンガル、目指してみる?
カナダに渡航後1年経過したので、そろそろ本気で3言語目、行きましょう!
しかも、やるなら親も一緒にやったほうが子どももやる気が出るよね!
ということで、私たちが選んだのは「スペイン語」!
なぜカナダの公用語であるフランス語ではなくスペイン語なのかというと、
スペイン語が
「日本語の音と比較的近いように聞こえる」
「世界的にフランス語よりスペイン語のほうが若干話者数が多い」から。
また、文法的にもフランス語よりスペイン語を先にやるメリットがありそう。
牧野智一さんという、2020年の東京オリンピック公式通訳をされた方がいるのだが、その方のYoutubeを観ていた時に、
ということをおっしゃっていて、なるほど!と思ったのだ。牧野さんは元々スペイン語学科を出ておられるということで、説得力大。
我が家で始まったトリリンガル学習
それで、今我が家でやっていることは「まずは耳から」の学習。
私は炊事をしながらPodcast, 子どもたちには Youtube kids でスペイン語を一定時間聴かせている。
始まったばかりの我が家のトリリンガル学習、また定期的に進捗状況をアップしますね!
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