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パプリカパウダーと岩塩

ハンガリーのパプリカパウダーとポーランド・ヴィエリチュカ岩塩坑の岩塩。

可愛い木の匙がついた、東欧らしい絵のパプリカパウダーは、普段は馴染みがありません。
ハンガリー風パプリカ煮チキンや、グラーシュはパプリカ入りのハンガリー料理で、グラーシュにはパプリカパウダー大匙1を使います。



岩塩は、コパルニア ソリ ヴィエリチュカ(ヴィエリチュカ岩塩抗)のものです。
ポーランドにある世界遺産・ヴィエリチュカ岩塩坑。

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深さ100メートルのところに、聖キンガ礼拝堂があり、磨き抜かれた階段や床、輝くシャンデリア・・・ガラスの結晶に見える飾りのひとつひとつが、また、祭壇、壁に掘られたレリーフにいたるまですべてが岩塩でできています。

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その作品の全ては、芸術家ではなくヴィエリチュカの鉱夫の手により、作業の安全を願って掘られたものです。

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より良く働きやすい環境にするために作られた岩塩の作品。
岩塩製の「最後の晩餐」のレリーフほか、歴史上、神話上の彫像が掘られています。
1978年に世界遺産として登録されています。
名前の残らない芸術家がたくさんいたのだと思うと、感慨深いものがあります。





書くこと、描くことを続けていきたいと思います。