Mirror
絵画療法講座のアシスタントに行った。
描画で自分の内面と向き合うセッションでは、自分で自分を受け入れられているかどうかがわかる。
少しの優しさを伝えると涙を流してしまう人もいる。
そんな時は、ただ背中をさすってあげたり、手を握ってあげたり、
私の体温を感じてもらう。
とても美しい人なのに、「私なんて。」と俯いて背を丸めていたり、
自分のことを話そうとすると、言葉に詰まって声にならない人もいる。
以前、ルイーズ・ヘイの鏡のセッションについて書いたことがある。
鏡を直視できずに何度も投げ捨ててしまう人・・・。
自分を好きになることが難しい人は、長い間、表現できずに抱えている思いがある。しかし、言葉にするのが難しい。
自分を好きになれた状態を想像することが、難しい。
自分を好きになれるまで、自分に自信を持つことはできない。
まず、それに気がついて、少しずつ自分を解き放っていく必要があるのだけれど、
その前に、何も言わずに温かさを感じてもらう。
頭で考えずに、すっと手が伸びることがある。
「大丈夫。一緒にいるから。」
心の中で言う。
先生が、「そのままでいてあげて。」と私に目で合図してくれる。
閉じこもってしまったのか、空っぽになってしまったのか・・・。
いずれにしても、言葉を持たない心がそこにあるのを感じる。
セッションを進めていけば、少しずつ自分が好きになれることを私は知っている。
焦らずに、少しずつ。
Lalah Hathawayは、mirrorという曲で歌っている。
Mirror
Bitter hearts don't hold a smile
Troubled Minds will wear you down
Use your past to get ahead
Hold your tears and think instead
Have you find a way to make it
these clouds
Are letting up for a while
Sometime you gotta make
The mirror your best friend
And maybe then
You'll find some Peace within
Stop hiding yourself
Love yourself
When no one else can
If love yourself
You don't need nobody else
If you look inside
You'll find out where your strength resides
Noone can love you like you
書くこと、描くことを続けていきたいと思います。