「物の哀れの中の芯の強さが光るジュエリー」
初めまして!新しくnoteを始めてみました!
私はジュエリーブランドのデザイナー兼代表をしております、Miaと申します。
“Luminous Within(ルミナス・ウィズイン)”というブランドを運営し始めました。
画像は最近のお気に入りのオリジナルデザイン画です♪ 今回のnoteでは、ブランドの柱であるコンセプトについて、自己紹介代わりにさせて頂きたいと思います!
一気にとらえがたい言葉が続くかと思います。
後半に渡るにつれて、そのコンセプトに込めた想いを紐解いてゆきますので、長くなりますが暫しお付き合いくださいませ。
コンセプト:
【Luminous Withinのジュエリーは、儚げだけれど心の底から奮い立つ凛とした美、心の中に揺蕩う<情緒>といった繊細な感受性を想起させるもの。
目指すのは、「<物の哀れ>の中の芯の強さが光るジュエリー」です。移ろう自然のような、女性のしなやかな強さへと立ち返るジュエリーを製作いたします】
エレベーターピッチ(エレベーターの中にいる30秒ほどのわずかな時間の中で、自分の事業について有益なプレゼンをするテクニック)になるとしたら、濃いワードを詰め込みすぎでしょうか…
少し噛み砕くように、濡れ紙を剥がすように丁寧に、慣れない言葉でお伝えするのを試みてみたいと思います。
――
移ろう自然のような女性の存在。
・
それは、
・
私のジュエリーを手にとる人には華やかであって欲しい、という想い
・
と同時に、
・
心の世界が豊かにその人らしい四季で溢れかえっていて欲しい、とも感じる願い。
・
そして、
・
その四季には必ずしめやかな触れればはらはらと落ちてしまいそうな、
・
深く感じとる部分がある。
繊細な感受性こそ、ルミナスな女性の持つ姿。ともすると儚いもの、そんな世界を私は創ってゆきたい。でも、宝飾品たるもの煌めき渡って、高々と掲げられて美しく放たれるべきもの。
この部分に矛盾が生じて、なぜそのように儚いものを追い求めるのか自分に聞いてみました。
その意味。
・
悲しみや憂いは大きな渦となって私たちを襲う
・
でも、
・
それらは時と共に感情の吹き溜まりへと、
・
打ち寄せられて溶けていって、
・
私たちの身体のなかに溶けていって、
・
例えもう思い出せなくなっても、
・
記憶の一部、
・
新たな意志をつかさどる私たち自身となる。
・
自分自身を守り現実をかきわけて進む力となる。
・
そして、
~そんなわずかに刺すような憂う心は、
私たち自身となって自分を見る目で森羅万象をみつめはじめる~
――
伝わりましたでしょうか…この意味をもう少し身近に伝えるためにも、少しだけ想像の世界にお付き合い下さい。
ルミナスな女性は輝いている人。
例えば、底無しに明るい人。私はそんな人が好きです。「今考えても仕方ないからもう寝て明日考えよう!」って、いつも明るく前向きに生きる人。周囲に幸せを振りまくことが出来る女性ですね、私は違うからこそ欲しくなるエネルギッシュな美しさ。
でも、そんな素敵な人の中にも悲しかった記憶ってありますよね。
もう忘れられた記憶となっても心の一部をなしているもの。例えば、幼かった頃に傷つけてしまった虫たちの命があるとしましょう。そんな記憶がもう捉えようのないものでも、自分を守っている瞬間ってあると思うのです。
秋に降る虫の鳴き声を聞いて、
・
ふと自分の力で命を守りたくなる、
・
そんな瞬間には娘の寝顔に落ちる月の光を愛おしく思うかもしれない。
・
横でずっと娘の将来のための明日の行動を考えている、
・
母親であるかもしれない。
それって、私たちの中の「ネガティブ」な記憶が「ポジティブ」に転じる奇跡のようで、当たり前にある私たちの中の「進む力」だと思うのです。
また、もう一人のルミナスな女性を引き合いに出してみましょう。
例えば、仕事こそが生きがいの毎日を輝く女性。せっかく人生の大半を割く仕事だから、とことん私も愛し抜きたい。憧れの的ですね。
でも、そんな女性にも過去のある日、一番のミスをおかした日があったかもしれません。
泣きながら雨降る桜の夜道を歩いていたなんてこと。
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もしかしたらあるかもしれません。
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そしてその道を変わらず辿って前に進み続けた。
・
また巡る桜の満開の季節、
・
雨がしとしとと音を響かせ始めて、
・
その瞬間、
・
新人の肩越しにコーヒーを手渡す自分の姿を見つけるかもしれない。
・
手書きのメモで「お疲れ様。頑張って。」
あくまで想像ですが、そんな風に私たちの中の「物憂い気持ち」「儚く優しげな気持ち」、何かに感じ入って「あわれ」と思うそんな気持ちは、何かを守る方向に向かう瞬間がある。そう感じるのです。
そして、負の力を陽の力に転じるパワーを持つ女性は、いつも美しく輝いている。
~この転換の力こそが、私がジュエリーで表現したい物です。~
~これこそが、光り輝いてあって欲しい【物の哀れの中の芯の強さ】です。~
ジュエリーに心惹かれる瞬間には、その人なりの人生のストーリーが共鳴している。
その人の中の【物の哀れ】が【情緒】といった感受性が、ジュエリーと響き合えば良いと願うのです。
月下の蝶のブローチを。桜と雫のネックレスを。
触れてみた架空のルミナスな女性たちは、好んでくれるかもしれませんね。
胸に手をあてて人生を切り開くときに、心の声を鳴り響かせて勇気をくれるような、あるいは芯にあるものを映しとって姿を見せてくれるような、そんな存在となれるジュエリーを製作して参りたい。
そして、最後にお伝えしたいのがブランド名の本当の意味。
“Luminous Within”というブランド名は、「ジュエリーが心の声となって、女性を内から輝かせるものでありたい」という意味を込めて、<ルミナス=輝ける・ウィズイン=内に秘めたもの>と言った意味をつけました。
一見輝いたものとは正反対の【物の哀れ】と言った概念が、ここに帰結してくる意味をお分かり頂けましたでしょうか。
非常に長くなってしまいましたが、
本日の“Luminous Within”のストーリーがお心にとまれば幸運です。
それでは、またの投稿で!
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