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【読了】一木けい「悪と無垢」

一木けい「悪と無垢」
「ダ・ヴィンチ」で見て気になった本。

短編集。


ある女性にまつわる連作。

夫との生活に疲れた女性、赴任先で夫の不貞を知った女性、転校先で孤立してしまった女生徒…。
異なる語り手の思い出に現れる「彼女」の姿は、重なった言葉の分だけ不気味さを増す。

意味のない悪意の怖さよ…。

(202040320投稿文の再掲)


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