読書記録|あなたを疲れから救う休養学
ここ5年か6年くらいの悩みとして、日々、毎日の疲れが全然とれません。
毎週の週末や連休、1週間休暇などもなるべく休みたいと思ったときに休めるようにしていますが、あまりすっきりした感じしません。
結局のところ家事に追われて、完全な開放感というのとは無縁だからです。
無理やり自由に使える日と作る、というのも実践してみたいところですが、
ここ3年くらいは、コロナに罹ったときに備えたり(自分というよりも子どもが、です)、また受験に関連する用事で有休を使うことを想定していたため、
純粋に自分のための休暇というのは取りづらい状況でした。
(今思うと、多少の仮病を使ってでも休んだ方が良かった)
疲れをとるには寝るかひたすらゴロゴロするのが正解だと思っていました。
本を読んで判明したことは、実はそれは間違っていたことです。
ストレスに関する記述は長年もしかして、と思っていたことが説明されていてモヤモヤが晴れました。
自分の場合、いわゆる肉体的な疲れは、多分それほどでもないはず。
いわゆる肉体労働的なことはしていません。
家事は自分がほぼ全部やっているので、そういう意味では、手先をよく動かしてていると思います。でも、大きな筋肉は使っていないです。
著者によれば、現代人の疲れが取れない原因は、疲れの質が昔と異なることだそうです。
なんと、「ストレス」だそうです。
おそらくたいしたことのない肉体的な活動量のわりには疲れが全然とれず、つらかったのですが、ストレスが原因と言われて合点がいきました。
そうなんです、ストレス。
自分のストレスは、相当なものです。
振り返ってみて、6−7年くらいは平日も休日も関係なくストレスに晒されている状態。
確かにのんびり過ごしたりしっかり休めれば、ある程度回復されるのですが、
本当に回復した!と実感できることはほぼない感じ。
あまり休めない生活 + ぜんぜん解消されないストレスのダブルコンボ。
疲れがぜんぜんとれないわけだよ。
しかも、ストレスを放置すると内分泌系の疾病につながるとか。
そ、それ。
ここ数年、胃痛とアレルギーの悪化に悩まされています。
原因もよくわからず、体質や老化現象、と思っていましたが、ストレスが最も納得感ありました。
あと、自律神経の不調。元々緊張しやすい体質なんだと思いますが、
ストレスのせいで、自分でも自覚するほど常に緊張晒されています。
小さい頃からの親の影響や環境のせいだと思いますが、いつも緊張していて、
何もしていないのに気ばかり疲れます。
本当に何年も疲れがとれないことに悩んでいて、ふと手に取った本に、
自分の不調と合点のいく内容が書いてあって、
心が解れました。
単に体力がないだけ、とか非難されがちだったのであけっぴろげにいえませんでしたが、長年本当に悩んでいました。
なんでこんなに頑張っているような気がするのに、それらしい成果がなく、むしろ寿命を縮めているような気がするほど、健康が蝕まれているのだろうと。
で、いわゆる精神的にストレスやそれに由来する疲れには、活力を高める負荷が良いそうです。
ダラダラするだけでは、ダメらしい。
負荷をかける余裕もないほどクタクタな場合はどうしたらいいの、と思いつつ、
ストレスが健康を蝕んでいることがはっきりとわかったので、
変えられることから変えていきたいと思ったのでした。