読書日記|お金持ちになれる黄金の羽の拾い方
今回読んだのは、2017年出版のバージョン。
すでに6年前。
以前から本屋で見かけていたし、内容もパラパラっと知っていたのですが、
どうしても買ってじっくり読む気になれず、自分の中ではよく見かける本だし、中身も気になるけれど、当時は会社員というポジションで働くイメージがなかったので、読んでも意味ないと思っていました。
ですが、ここ数年、今後の働き方について考えているうちに、ちょうどおススメに表示されたので、読んじゃえ、と思って勢いで読みでみました。人工知能さん、悩みをよくわかっていらっしゃる。
ぶっちゃけ、読んだからと言って黄金の羽は拾えそうもありませんが、もっと早く読んでおけば良かったと思える内容でした。
ここ10年前後ぐらいに感じていたことなのですが、額面の割には、手取りが新卒の頃に感じていたより低いような気がしていました。当時の給与明細書などの書類を捨ててしまったので比較ができませんでした。
本書によれば、社会保険料の上昇により、実際に減っているそうです。
額面は増えているはずなのに、手取りが増えている気がしないのも納得。
マジでびっくりしました。ちょこちょこ雇用形態を変えたり、休んだりしていたりもしたので、簡単に単純比較ができず、なかなか気付きづらかったのですが。
日々、身を削っている割には、手取りがイマイチ。
すでに削りすぎていて頑張れない現状が、なんかおかしい、と思うここ数年。
多少良い生活していると言われればそれまでですが、ゆっくりテレビを見る時間もない生活。ひたすら仕事家事育児でラットレース感半端ない。
税制度や社会保障制度の歪みについて説明されており、多少内容が古いのですが、モヤモヤしていたことがわかってよかったです。
自営でも収入を得られるのなら、そのような仕組みを活用したいです。
自分の場合は、本書で説明されているもの以外の優遇制度を使いたい場面は多かったのですが、ちょうどこぼれ落ちる辺りにいたので、利用できませんでした。そんなとき、マイクロ法人についてもっと前から知っておきたかった。
今さらですが、10年前に戻れるのなら、もっとガツガツいろいろ試したい。
振り返るといい子過ぎた。
法人なり(自営業で法人化することをこのようにいうそうです)するといかにお得かが説明されています。
向き不向きは人によりけりだと思いますが、有無言わさず召し上げられているサラリーマンとしては考えさせられました。
活用できそうなことはほぼないのですが、制度(特に税)についてはよく調べた方が良さそうだと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?