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パーソナリティから考える! テレワークで意識したい3つのこと

皆さんこんにちは。
自己認識を深めるルミナプラクティショナーの清川絹です。

新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務やテレワークの実施に踏み切った企業が多く見られますね。

IT環境やセキュリティの問題、社員同士の連携の難しさ、就業状況把握などの管理方法など、さまざまな課題が表面化することは避けられません。

ただ、男女問わず、育児・介護の必要性が増す一方の今後の社会に向け、今、ピンチをチャンスに変えるべく、体制整備に取り組む会社も多いはず。

「突然、在宅勤務と言われたけれど、本当に大丈夫?」
こんな思いを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は、コミュニケーションや行動特性に特化した、ルミナラーニングのプログラムでお伝えしている内容を少し紹介しながら、コミュニケーションに焦点を当てて、テレワークを効果的に活用するヒントを考えていきたいと思います。

テレワークで意識したい3つのこと

1)相手に求めるコミュニケーションは、みんな違う

コミュニケーションを考えるとき、一番大切で難しいのは、「相手にしてほしいコミュニケーション方法は、みんな違う」ということです。

・単刀直入かつ論理的で、スピーディな会話をしたい人
・前向きでテンポのいい、エネルギーあふれる会話が好きな人
・相手の状況を思いやった、暖かい会話をしたい人
・誠実で詳細まで行き届いた、現実的な会話をしたい人   などなど。

コミュニケーションの好みの違いは、面と向かったコミュニケーションのときは、「空気を読む」ことで自然に微調整できているものです。日本人の得意分野と言えるでしょう。

一方、物理的に別の場所にいる、在宅勤務やリモートワークの状況下で行われるコミュニケーションではどうでしょうか?

2)コミュニケーションの違いは、文字で強く出る

EメールやLINE/ショートメッセージなど、顔が見えない、声が聞こえない状況下では、コミュニケーションの違いは強化されると考えられます。

単刀直入でスピーディな人の言葉がメールで届くと、相手は、いつも以上の強い圧や、冷たさを感じるかもしれません。
あなたのメールが、必要以上のプレッシャーとなり、はやく進めてほしかった業務が、かえって滞る・・・なんてことになったら、嫌ですね。

自分から発言するのが苦手な人は、何か困ったことがあって、自分で解決しようと頑張っているとき、相手に「便りのないのはいい便り」と思われているかもしれません。その先に、無責任な人というレッテルを貼られるなんてことがあるとしたら、あなたがやろうとしていることと随分違っていませんか?

3)適切なコミュニケーションをデザインする3つの質問

コミュニケーションスタイルは違っても、同じチームで働く仲間同士であれば、達成しようとしている目標は、同じですよね。

お互いの強みを活かし合いながら、目標に早く確実に到達するために、自分のコミュニケーション方法が適切か、念のため見直してみませんか?

質問①
あなたのコミュニケーションの特徴はなんですか? よくわからない場合は、上記の1)に挙げた4つのパターンの中だとどれかな?という視点で考えてみてください。
質問②
あなたのコミュニケーションスタイルを苦手だと感じる人がいるとしたら、それはなぜでしょうか?
質問③
その相手とうまくコミュニケーションを取る際、あなたがどんなことに気をつけると、仕事がよりスムーズに進みそうですか?


では、ここで問題です。

リーダーシップを取るのが得意で、
単刀直入かつ論理的な会話ができるマネジャーのAさんが

正反対の性格で、Aさんのことが少し苦手なBさんの
マネジメントをするときに、
どんなことに気をつけるといいでしょうか?

あなたのケースにあてはめると、いかがですか?

まとめ

あなたが誰かに苦手意識を持たせているとしたら、そこには必ず求めるコミュニケーションスタイルの違いが存在します。 

ルミナラーニングでは、それぞれのコミュニケーションを「いいか悪いか」で論じるのではなく、どうしたら「強みとして活かしきることができるか?」を考えます。

また「弱み」とは、何かが足りないことではなく、「強みを使いすぎていること」と考えます。

また強みの使い方は「ON/OFF」ではなく「ダイヤル式」。

あなたのコミュニケーションスタイルを、少しだけ、相手に合わせたものにチューニングすると、相手から返ってくる反応が、全く違ったものになるかもしれません。

まずは、ご自身のコミュニケーションスタイルを知るところから始めてみるのはいかがでしょうか?

上記問題を考えるヒント:会話のスピードや声のトーンなど。
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