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NISHIWAKI
2018年11月28日 20:53
# 5 帰投 帰路につく道中、神通は不知火や時雨たちと、川内は神奈川第一の暁や雷と、そして那珂は五十鈴と雑談していた。「そっか。そんなことがあったんだ。」「えぇ。今日は朝から色々ありすぎて疲れたわ。」「ところでさ、五十鈴ちゃんたちが出会った深海棲艦のことなんだけど聞いていい?」 那珂が一番気になっていた話題のためのワードに触れると、五十鈴は軽くため息を吐いて姿勢を正した。五十鈴の空気
2018年11月21日 21:06
# 4 戦術的勝利 那珂たちは川内を追いかけて可能な限り速力を上げて急いだ。途中レーダーで確認させると、状況に変化があったことを理解した。「そっか。無事合流できたみたいだね。あたしたちも急ご。」 那珂達が進んでいると、砲撃の音が空気を震わせて伝わってきた。全員が全員、その意味を理解するが誰かまではわからない。そのため砲撃音を耳にするや否や速力をさらに上げた。((待っててね、神通ちゃん、
2018年11月14日 20:17
# 3 四人の見た結末 戦闘海域に近づいた時、川内はすでに神通・五十鈴両名と合流を果たした夕立を目の当たりにした。ただ、なぜかまっすぐ自身らの方に向かってくる。暗闇で明確に確認できないが、雰囲気からして恐怖かなにかで引きつっているのが感じられた。「せーんだーーいさーーーん!助けてーー!後ろのーー深海棲艦ーー怖いっぽいーーー!」 夕立を先頭にして、神通と五十鈴が並列で続いている。そして三人