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EOSと風の盆

…ある女性プロカメラマンの方が、写真専門誌で新機種のレビューを書かれていました。
もう15年以上は前の話です。

掲載されていたのは越中おわらの「風の盆」の写真と記事。
それらは当時の最新機種であった「Canon EOS 5D」で撮られていました。
タイアップという事でしょうか?。

ハイアマチュア向けの初めてキヤノンが出したフルサイズカメラ。
それを使っての撮影は夜の町流し。
スローシャッタで流れる踊り子の姿が、フラッシュで闇に固定されます。
幻想的で美しい写真でした。

写真を見たときすぐに、風の盆にいつかは行きたいと思いました。
彼女のような写真を撮りたいと。
当時はまだ、フィルムカメラも元気がありましたが、コニカから出されていた「HEXAR」を買い求めて、風の盆を撮影したいと願っていました。

HEXAR 入手も風の盆見物も、そのどちらも未だに果たせないままです。
カメラの方はもう諦めましたが、風の盆はまだ諦めてはいません。
代わりにあの女性プロカメラマンが構えていた「EOS 5D」が欲しいなと思っています。
昔は高嶺の華のフルサイズ機でしたが、今なら二代目のmarkIIでも二万円台からあります。
いつかは…いや、絶対に風の盆には行くつもりです。
出来れば片手にEOS  5Dを持って。

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