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星野富弘さんの逝去に寄せて

突然の訃報に触れ、少なからず動揺をしています。
一年ほど容体を崩されていたとの事ですが、知る術も無く。

星野さんには、些少ではありますが御縁もありました。
詳細は書けませんが…結局は一度も会うことは叶わず、これからも作品から偲ぶのみとなってしまいました。

口に絵筆を咥えて花を描き、そして画中に詩を添えて作られた「詩画」という世界を広く世間に知らしめた事で、同じように重度の障害を持ちつつ生きる人達の心にも花を描いてくれました。
巨大化が進む絵画の世界にあって、色紙に描く事の可能性を示してくれたのも、彼の功績と言って過言無いと思います。

今はともかくも、御苦労様という言葉以外浮かびません。
私の人生にも陰日向に氏の存在はあり、多くの影響を与えられても来ました。
血縁も何も無いけれど、私自身は二度目の兄、もしくは叔父を失ったような気がしています。



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