コンデジよ甦れ!!
…フィルムコンパクトカメラ「PENTAX 17」が出ました。
まあ、今更感なんですが…私自身は興味が無かったんです。
以前に書いたように、私はコンデジの使い手でありたいし、フィルムであのスペックは無理です。
私は超高倍率コンデジの復活を切に祈っています。
しかし…どうすれば良いのでしょう?。
スマホの進化は著しいし、超望遠も、というのは、ユーザーに支持される方向性でもあると思います。
思惑は透けて見えているわけですが…実用レベルに達するまでには、まだ時間が必要です。
コスト面においてもそうでしょう。
それに比べれば、一から製品を作り出す必要もないコンデジは、安価に生産可能なはずなんです。
購買層もまだまだ多いと思います。
パパママは買わなくても、ジジババは買うと思います。
スマホは所詮スマホであり、撮りづらい形態を保ち続けることでしょう。
超高倍率コンデジのデザインは完成されています。
足りないのは古臭い技術を使ったままと言うことで、硝材から光学設計や技術精度の向上、ソフトウエアの開発、ハードの進化などを使えば、姿かたちは似ていても、全く違う「ハイパーコンデジ」は出来るはずなのです。
私は少し古めのiPhoneのユーザーですが、映像エンジンの進化によって暗所がキレイに写せる事に驚かされました。
現在のコンデジに積まれたHDR 技術は、数枚のカットを予め撮影し合成させますが、スマホの場合はその作業が要りません。
高速処理された映像信号は、リアルタイムに近い形で処理されます。
これをコンデジに積めば、難しい条件でも簡単に撮影が出来るものになります。
レンズ交換型カメラの売り上げにも影響を与えてしまうのは分かりますが、センサーの大きさゆえの不利を鑑みれば、併売不可というものでも無いでしょう。
フィルムカメラへの回帰も良いですが、本当にやらないと行けないのは、コンデジの復活だと思うのです。