重要なのはクーデター関連ファイル

とうとう公用PCのファイルインデックスが流出してきましたね.これはかなり周到なリークだと思われますが,全国から右派左派集まって党派性の対立が深くなれば何らかの形で出るのは時間の問題だろうと思っていました.

たぶん半分ぐらいの人は不倫の内容について興味があると思いますが,私はあまり興味はないというか,人数と相手がどういう職位の人で直接の上司部下関係にあった人だったのか,ということだけが興味があります.立花孝志によると人数は7名とのことです.多すぎやろ.

むしろ,今回の事件で重視すべきは不倫よりもクーデター関連ファイルでしょう.百条委員会でも音声カットされずに片山副知事の証言が公開されていましたが,クーデターの具体的な計画文書があったとされています.不正な目的で行われた外部告発には,告発者を保護すべき根拠がありません.告発文の内容ももちろん真偽は重要ですが,調査を行った県部署が「不正目的」と判断するに合理的な内容のファイルがあったのか,そこが今回の文書問題対応の妥当性を判断する上で最大の焦点になるはずです.そして,そのファイルには今回の事件の黒幕や協力者となっている県議会議員や政党,職員OBの名前もあることでしょう.県民に正しい判断材料を提供するためにも,このファイルは完全公開すべきだと思います.

すでに流出した「小説関係」フォルダにも「(人事)異動案」フォルダ,「20240308告発文」「マスコミ等宛名」というファイルとともに「クーデターの顛末記」という怪しげなファイルが有りました(これは片山副知事の百条委員会での証言とも一致していて,真実性が高いファイルと判断します).これだと普通に自分が調査担当部署なら,不正な目的を疑います.県議会上層部や百条委員会委員がこのデータをどこまで知っているのか,もし知っていてそれが議論の俎上に上がってきていないのなら,マスコミ同様に「プライバシーに配慮する」という名を借りた真実の隠蔽行為であり,百条委員会自体が完全な茶番ということになるでしょう.

ただ,今回の流出で思ったことは,情報提供していると思われる元県幹部側も処罰や訴訟覚悟でリークしてきているなということです.第二次斎藤政権ではさすがに牛タン4人がそのまま重用されるということは考えにくく,ある意味捨て身でかかってきているとも言えます.だからこそ真実が徐々に明らかになってきているのでしょう.牛タン4人側だけでなく,反斎藤側も含めた兵庫県の闇をしっかりと洗い出してほしいものです.斎藤知事にはその人柱になっていただきたい.

しかしこんなファイルを作っている局長って暇なんですかね?仮に不倫ファイルがなかったとしても,こんなデータを抜かれただけで自殺したくなる気持ちもわかります.何度も指摘しますが,今回の告発,どこまで本気でやるつもりだったのでしょう?.こんなファイルは仮に公用PCに保存してしまったとしても,文書を送付するまでには完全削除しておくべきものでしょう.クラウドベースだとしても接続を切っておくべきものでしょう.まったく理解に苦しみます.

(あと個人的に気になっているのですが,フォルダ名に100とか300とか数字がついているの・・・どこかで見たことあるような・・・.PC本体ではなくイントラネットに保存していたとか?)


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