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第7波よりも軽症化が進んでいる印象
久しぶりにコロナ関連の業務を数多くこなしたが,夏の第7波と比べても問診していると症状が軽症化している印象がある.夏は咽頭違和感から始まり,38度~39度の高熱が2日ほど続き,その後咳が出るというパターンが多く,「解熱鎮痛剤を飲んでも3日ぐらいは解熱しない」という訴えをゴマンと聞いた.
しかし,今日はそういうパターンの人がいるのはいるが,全体の1割以下の印象で,多くは38度台の熱が出て1日ちょっとで解熱するというパターン.発熱も必須ではなく,咽頭痛だけとか微熱がちょっと出ただけという人も多かった.
第7波ではインフルレベルかなと思っていたが,今の症状だと本当に風邪レベルといってもいいかもしれない.
ところで先日高齢者にワクチンは何回打ったんですか?と聞くと数人が異口同音に「5回」・・・「えっ,打ち過ぎでは?B型肝炎でも3回なのに」と思いつつ,「それでもコロナは怖いですか?」と聞くと,怖くて外出できず筋力が弱ってしまっているのだという.「コロナで死ぬ人より,コロナフレイルで死ぬ人のほうがはるかに多くなってきてますよ」と話してもやっぱり外に出たくないのだという.
たぶんそういう人は何回ワクチンを打っても,不安や恐怖感が取れないということの方が問題で,コロナを予防することよりも精神科に行ったほうがいいんじゃないかと正直思った.
2年以上も日本のマスゴミが「今日は感染者は何人!」とかいって騒ぎすぎたせいで,「コロナ恐怖症」という病気が日本にはまん延している.