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消えずの火で沸かしたお水飲めます|映画「空海」② 

弥山に上って霊火堂に行ってきました

空海さんの映画を見返して、宮島久しぶりに行きたいなと
頭のはしっこで思ったら、
行けちゃいました。

(頭のはしっこで思ったことはすぐ現実になるね)

大雨の予報だったのに
晴れちゃって。
はじめて、徒歩で、ロープウェイを使わずに
弥山に上ってしまった。

行けるのか??
無事に行って帰れるのか?

行けました
無事でした

宮島の弥山の頂上近く
大聖院の霊火堂に「消えずの火」はあります。

霊火堂は空海が護摩火を焚いて修行したと言われるところで、
修行の時に使用したという火が今も燃え続けています。

平和記念公園の平和の灯の種火ともなっています。

霊火堂にお参りして
中に入ると、
左手に紙コップとひしゃくが置いてあって
消えずの火の上の窯の中のお水を飲むことができます。

ありがたい

この中に入ってお水をいただきます。

映画の続きです

↑↑この続き

延暦二十一年一月、富士山が大爆発を起こした。
近くで修業中だった真魚は、恐怖で逃げまどう村人たちを洞窟に避難させる。

山が火に包まれる中、不安な時を過ごす村人たち。
恐怖に耐えられず飛び出して自死を選ぶものも…
そんな状況のなか、僧侶の悦々は、男女が抱き合うように促す。
「生きる喜びを取り戻すんだ!生きるんだ!!
抱きおうて生きるんだ!!」

情事に及ぶ村人たちの姿は、映画の中で
千手観音のように表現されています。
ちょっと面白。

男女が抱き合う姿が、この絵と重ね合わせて表現されてるんだけど
これは千手観音じゃなくて
「へーヴァジュラ仏」という方らしい。
タントラの守護尊。
書いてても意味わかんない。

タントラってこんな意味↓

タントラとは、ヒンドゥー教においては神妃になぞらえられる女性的力動の概念シャクティの教義を説くシャークタ派の聖典群、仏教においては中世インドの主に8世紀以降に成立した後期密教聖典の通称である

Wikipedia

とにかく
真魚は、そんな男女の姿を見て
「自然は生きている。そして人も生きている」
と実感した。

そんな時に、房(真行寺君枝…美しいなぁ)という若い女性が
泣き叫び始める。
災害で幼子を失ってしまったようだ。

「その女を抱いてやれ!そうでなければその女は死んでしまうぞ!」と悦々は真魚に言う。

真魚は房にも男女が抱き合う様子を見せ、
「生きてこそ救われる」と説くのだった。

なかなか衝撃的なシーン
ぶっ飛んでる描写だ。

性欲も生きる上で大事な要素だってことだね

性欲に限らず
欲をどう捉えて、どう付き合っていくかは
とっても大切。

アンパンマンもそう言ってる

「そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも」





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