イースタン シエラで温泉に浸かり、馬に乗る / カリフォルニア vol.15
こんにちは。
古代松たちにエネルギーをもらった次の日も、395号線を北上します。
Inyoカウンティの中で最大の町 Bishop(ビショップ)。モーテルやレストラン、大型スーパーもあり、物資を調達するのに便利。
電波が通じない地域も多々ある広大なアメリカの大地。何もない道を走り続ける時は、水と食料を切らさないように、スタンドがあったらガソリン満タン、を心がける。
Erick Schat’s Bakkery
Bishopでアメリカでは珍しいタイプのパン屋さん発見。
オランダ人家族が経営する Erick Schat’s Bakkery。
ゴールドラッシュのカリフォルニアで、祖国のパンが恋しかった移民の手によって作り始められたパンは、シエラネバダ山脈の井戸水、石臼で挽いた無漂白小麦粉など、最も純粋な材料のみで作られており、保存料などは一切使用されていません。
あっ、サンフランシスコ サワードウ!
シエラネバダのミュールブレッドは、このBishopの町で毎年開催されているBishop Mule Days に因んでつけられたそう。
デニッシュ類も美味しそ
Wild Willy's Hot Springs
サンドイッチをオーダーして、ルート395を走る。マス釣りで有名なCrowley Lake(クロウリー レイク)の近くにある温泉へ。
駐車場から遊歩道を5分ほど歩くと
露天風呂。いくつか小さな温泉が点在しています。
みんな水着でドボンしてた。
まあ、足だけ浸ける。少し熱めのいい温度。
MCGEE CREEK PACK STATION
温泉で体力を消耗している場合じゃない。乗りに行くのよ、ハイ シエラで馬に乗るの。
1848年1月カリフォルニアで金が発見された時、この辺りは先住民の村が点在するだけの、道路などが整備されていない地域でした。そこで活躍したのがMule(ラバ)たち。
シエラの山越えを可能にしてくれたのは、重い荷物を背負ってくれた屈強なラバたちのおかげ。
そんなラバたちに敬意を表し、1969年からBishopで毎年開催されているのが "Mule Days"。
なので、このイースタンシエラには馬やラバに乗せてもらえる施設が多数存在します。
今回乗せてもらったのは、MCGEE CREEK PACK STATION。
出発。
先導してくれたお姉さんはサンフランシスコ出身の方で、色々と話しながら歩く。
青々とした緑と、岩山の美しさに無になる。
上手く言えないけど、自分がどこにいるのか分からなくなる感じ。丹田にだけ力をおいて、ただただ馬に委ねていると「今」だけになる。
お疲れさま。ありがとう!
馬のところにはいつもワンコ。速攻で仲良くなる。
この辺は冬が早く、雪深くなるので、冬の間は馬たちと共にBishopまで南下するのよ、と教えてくれた。
このMCGEE CREEK PACK STATIONでは、1時間から、1日、または1週間〜イースタン シエラの様々な場所を堪能できるプランを用意してくれています。
今回は短いトレイルだったけど、次回夏に来たらMuleツアーに参加したい!
ええっ!冬はアラバマヒルズでも乗れるのね!行くわ!!!!!
MCGEE CREEK PACK STATION
Summer : MCGEE CREEK PACK STATION
2990 MCGEE CREEK ROAD
CROWLEY LAKE, CA 93546
SUMMER PHONE: (760) 935-4324
Winter :
P.O. BOX 265
BIG PINE, CA 93513
WINTER PHONE: (760) 935-4324
ということで、イースタン シエラ、続きます。