トミーウォーカー(第六猟兵)でのMS活動縮小のお知らせ

【簡単なまとめ】

・通常シナリオリリースは最大でも年2~3回程度

・戦争等1章立てシナリオは適宜

・旅団シナリオ運営予定

・TW7開始次第、内容如何でそちらに移行

・他社PBWでの活動開始予定


お世話になっております。中川です。

トミーウォーカーにおけるMS活動を縮小いたします。完全に離れるということはありませんが、第六猟兵での活動はかなり控えめになります。

基本的に通常シナリオは運営しないものと思ってください。絶対運営しないのではなく、ネタが纏まった場合は出すつもりでいます。もしオープニングが公開されていたら「珍しいな」くらいに考えて頂ければ。

シナリオフレーム次第ですが、戦争やイベントの1章立てのシナリオは細々と運営したいです。また今後は旅団シナリオも出来れば……と思います。その場合は中川のPCが旅団長の旅団に一時的に参加頂き、その後は退団自由とする予定です(現在旅団があるメーリ・鴇沢はもちろん、必要に応じラティファやシルヴェスターでも旅団を用意します)。旅団シナリオの運用については改めて考える予定です。纏まり次第マスターページやnoteで告知しますので、「こんな旅団シナリオをしたい」ということがあれば各PC宛の手紙でご連絡ください。

TW7が開始され、それが所謂旧作(サイキックハーツまで)と同様のシナリオ体系だった場合、そちらに籍を移しTW7メインでMS活動します。またPBW他社での活動も検討中です。適宜登録申請をお願いする心積もりですが、まだ世界観等まったく理解出来ていないため、まずは情報収集から……と考えています。

第六猟兵で何かトラブルがあった等、問題が生じたわけではございません。誰かを嫌厭する意図はございませんので、憂慮なさらないで頂ければ幸甚です。

今までお世話になったすべての参加者様に心から御礼申し上げます。

大変恐れ入りますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。






(以下、今回の判断に至った経緯を備忘録的に残しておきます。興味のない方はスルーで構いません)(そのうち消します)




今回活動縮小に至った理由は、ひとえに「第六猟兵のシステムと中川の執筆スタンスの齟齬」です。

わたしはPBWについて「自分のキャラが小説になる」というよりは「自分のPCの動きが世界を、物語を変えていく」という点に醍醐味を見出しています。そのためには『状況によっては努力が報われないこともある』『過失がなくとも発生してしまった不条理に抗う』『知恵を出し合った結果思わぬ結末に辿り着いた』といった展開も、すべてはPCさんの物語を彩るスパイスになると考えています(当然PCさんの意向に沿えない場合も、決して人間性ややる気を否定するような描写はしません)。それを含みつつ、各PCさんがシナリオを経るごとに成長や変化を遂げて頂ければこの上のない幸いだと、そう思いながら執筆してまいりました。しかしながら成功度判定においてほとんどの場合「猟兵のプレイング通りの結果となる」というマスタールール上、プレイングの意図から外れた着地点に辿り着くことは難しいと解釈しています。

これは誰かを否定したい意向はないという前提での話ですが、リプレイが『プレイングを中川の文章で書き起こしただけ』になってしまうことを危惧しております。出来る限りPCさんのバックグラウンドや空気感等も鑑みながらリプレイを書きたいと考えていますが、その場合プレイングをお預かり出来る期間が短く、執筆期間が足りていないのが現状です。どなたのプレイングも非常に魅力的であり、取捨選択をすることが大変難しいためです。現在マスターページにて「団体様で描写出来るのは五名様程度が限界です」と記載していますが、これは単純にキャパシティの問題であり、大人数でのご参加が悪いと・迷惑だと思ったことは一度もございません。かといってすべてを採用するとして、スケジューリングをして再送をお願いしていくことも、PL様方に負担をおかけすることを思えば非常に心苦しく感じております(今まで快く再送に応じてくださった方々には心から感謝しています)。少なくとも現在の仕組みでは、わたしが考えている「自分のPCの動きが世界を、物語を変えていく」という一片を担うシナリオ運営は厳しいと考えています。こちらはわたしの力量不足もあると思っています。本当に申し訳ございません。

もちろん第六猟兵のシステムがやりやすい・十分に楽しめている方々がいらっしゃるのは承知の上です。思いついた時に思いついた行動を取れる、理不尽な理由で不採用あるいは不本意なリプレイになる心配がない、気軽に参加してすぐにリプレイが届く。いいところはたくさんあります。それに否を唱えるつもりはございません。第六猟兵における楽しさも愛着も損なわれてはいませんが、だからこそ、嫌になってしまう前に少し距離を取りたいと考えています。また、プレイング通りの結果を描写するという意味では、旅団シナリオを運営したほうが参加者様のお心に添えるのではないかと。加えて拙作でいうところの『罪巡り、咎廻り』『砂城の晩夏』『畢竟ロンドと花の唄』のように、NPCや舞台設定を鑑みて「何かしらの策や思惑を携えて参加して頂ける」シナリオが運営出来そうな場合は、是非ご縁を頂戴出来ればと思います。

長々と失礼いたしました。PBWという素敵な趣味を、皆様に楽しんで頂きつつ、わたしも楽しんでいけたらと思います。ここまでご覧くださいましてありがとうございました。

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