世界最悪レベル 沖縄新型コロナウイルス
沖縄では医療崩壊が既に起きていたり、緊急事態宣言が113日間(5/23~9/12)という長期間出ています。そこで、沖縄コロナ渦の状況について生の声を集めました!年間の約3分の1にわたる長期緊急事態宣言、実際のところ気が緩んだりしないの?観光シーズンだけど観光客は?コロナの状況実際どうなの?といった内容を今回はお届けします。
*今回はあくまで沖縄の人のリアルな声を書いています(医療従事者・教師・飲食店関係者・学生・社会人など)。沖縄県が正式に発表した内容とは異る部分もあります。
ウチナーグチ挨拶
御衆様 今日拝なびら
(グスーヨー チュウガナビラ)
今回から記事の概要を始めに書いて、その後に挨拶を書こうと思います。
医療崩壊。医療関係者からの訴え
沖縄県内の医療従事者からは
「医療崩壊は既に起きている」
「救える命の選択を迫られる時期がきている」
毎日新聞より
「県民の行動は抑制に向かわないのかどうか。医療機器がなく、20・30歳の人が死んでいったら、医療関係者のメンタルは崩壊するだろう」
RBCより
といった声があがっています。
入院調整中だった那覇市の40代男性が8/8に自宅で亡くなったとの発表もあります。男性は6日に陽性が確認された後、保健所と連絡がつかなくなっていたそうです。
沖縄県で入院調整中に亡くなったのは県内で3人目とのこと。
この記事を読んで、私は勝手に高齢者かと思ったのですが
亡くなったのは40代の男性でした。
沖縄県は5/23~9/12の長期間にわたって緊急事態宣言を出しています。
しかし、113日間、つまり年間の約3分の1にわたる自粛って、
気が緩むのでは?と思い
沖縄の友達に実際自粛ムードどうなの?と聞いてみました。
113日間の自粛 実際どの程度自粛できてるの?
内地の都心部では緊急事態宣言やマンボーなど色々出過ぎて
いつが緊急事態宣言でていて、いつが出ていないのか
分からない人も多いと思います。
そんな中、沖縄は113日間、おおよそ1年の3分の1が継続して自粛期間。
沖縄は自粛疲れなどどうなのでしょう?
友達①
「沖縄も似た空気感。観光客も沖縄の人も緊急事態宣言出てるのも知らない人割といる。そういう人は、ニュース見てない人が多いみたい。
20時以降飲食閉まってるのも理解出来てないっぽい人は、観光客に多いかな。お酒出てないって言ったら帰る人もいる。
映画館とかは閑散としているみたい。」
友達②
「周りに限った話かもだけど、
マスクは必須で基本は自粛してるけど
夏休みはホテル行ったり離島行ったりしてるかな。」
友達③
「ショッピングモールは食品館以外空いてないし、
商業施設はそれなりの対策はしてる感ある。」
ショッピングモールも食品館や家電製品など生活必需品を取り扱うエリア以外は臨時休館としているようです。
驚いことに衣料館も休館しているようでした!👀
(衣料って生活必需品じゃないんだ!まあ早急に必要になることなんてなかなかないか。)
私が聞けた範囲ですがまとめると
基本的にはマスク必須で自粛をしている。
ただ、長期休みなどは気分転換をしている
といった感じでした。
この空気感は沖縄だけに限らず、全国の緊急事態宣言が頻繁に出ているところは同じようなものだと思いました。
とはいえ緊急事態宣言が出ていて医療は逼迫している中、
気分転換もどうなの?という声もありそうですね。
なぜ自粛の雰囲気が緩んでしまうのでしょうか?
私は、緊急事態宣言期間が長いからかな〜と思っていたのですが
事態はもっと深刻で、、、
マスクをしない観光客
友達①
「去年より明らかに観光客が多くて、そういう観光客はマスクしてない。
県民が自粛しても県外から沢山人が来るから
意味無いって諦めムードみたいなのある。
みんなロックダウンして欲しいって言ってる。」
友達②
「最近の気になってたのは、マスクなしクラブイベントでも
増えてないかなって。」
↑Repezen Foxx(元レペゼン地球)さんが沖縄で密なクラブで
ライブイベントを行ったやつですね。
友達③
「商業施設は感染対策してるっぽいけど、
居酒屋は隠れて空いてるとこもあるし、
やっぱ観光シーズンてのもあって人多い。」
今の時期に来る観光客に限ってマスクをしていない
という話は他の子からも声があり
内心(私の家族と友達と恩師と、、、大事な人たちを危険に晒しやがって
マジ許さん)と憤慨したのですが、ちょっと待てと。
観光客を相手している沖縄のお店もどうなのよと思い、
なぜ休業要請に応じない店があるのか、
食べていく為に店を閉められないという話は聞きますがやはそうなのか、
沖縄の友達に教えてもらったことも踏まえて
調べてみました。
沖縄県の貯金が底をついた。
新型コロナウイルスの影響で対策支援の支出が続き、
県の貯金である財政調整資金の残高が底つきました。
つまり、沖縄県は貯金がなくなってしまった為支援金などが配れない
という状況にあります。
↑私が新聞などでかるーーーーーく調べたないようですのであしからず。
休業してもお金をもらえる保証がないので、
自粛要請に応じることができないという店舗もありそうですね。
友達からは
「沖縄は全国的に見ても個人事業主が多いから給料制じゃない人の方が多いし生きるためには店を開けるしかないんだろうね、、
もちろん全部が全部あいてるわけじゃないし、
休業じゃなくて既に閉店してるとこも多いけど
観光に頼ってる県だから補償がない限り開けるしかないよね、、、」
という声もありました。
まとめ
今回話を聞いた限りでは、
・観光客がマスクをせず来るため、
県民が自粛をしても意味ないと言った諦めムードで県民の自粛も緩んだ。
・県の貯金が0で店を休業しても補助金が貰える保証がないため、
休業要請に応じられない店もある。
沖縄県は個人事業主が多いため、休業要請に応じられない店が多いと考えられる。
こんな感じでしょうか。
感想
113日間の緊急事態宣言って、、、無理!
いや、普通に無理。
そんな長期間の自粛なんかみんなするわけないさ。
なのに普段はちゃんと自粛をしている沖縄県民、凄い!
実際の声を調べる前までは、ニュースや新聞だけ見ていて、
「沖縄県が自粛を訴えているのに県民は自粛に協力してない」
と捉えていたのですが、自粛意識が緩むのも納得でした。
むしろ、普段は自粛をきちんと行っている沖縄県民凄いと思いました。
やはり1人で勉強するだけでなく、実際の声を聞くのは大切ですね。
沖縄に限らずですが緊急事態宣言や自粛だけ見ると
人の意識は緩んでしまうのが明らかなのに、国民の意識任せなコロナ対策って失敗なの、、、かな?と思ってしまいした。(←私が仕組みの部分を知らないだけ)
意思任せではなく、仕組みとして感染対策できるようにするのが
大切なのだなと私自身学べました。
今日や くぬひーうてぃ 御無礼さびら
(チューヤ クヌヒーウティ グブリーサビラ)
訳)今日はこのへんで、さようなら