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ファミレスで見た小1プロブレムの本質

先日、ファミレスに行きました。
普段わたしはファミレスに滅多に行かないので、新鮮でした。
◯イヤルホストというファミレスで、ファミレスとしては「高級」ランクだそうです。


日曜日の昼過ぎで店内は賑わっており、ほとんどが小さい子を含む家族連れ、その大半が「幼児一人・パパ・ママ」または「幼児一人・ママ・パパ・祖父・祖母」でした。

幼児はどの子も、店員さんにチャイルドシートを準備してもらい、一人一つもらえるおもちゃ満載のかごを受け取ってご満悦でした。そしてパパ・ママ・祖父・祖母からキッズメニューを差し出され、「〇〇くんどれがいい?」「デザートは?」等々ご機嫌伺いをされ、食事中も、ああでもないこうでもないと、左から右から、ななめ右前からななめ左前から、ちやほやちやほや、されていました。
子ども中心の、それはそれは幸せなご家庭の姿ではありました。

しかし・・・
小学校教員のわたしは戦慄しました。


こういう幼児が、1クラス30人も、入学してくる。
こっち(大人)は、担任1人だ。

そのうえ、
学校は、幼稚園保育園とは比べものにならないほど
子どもの側に要求される、子ども側のタスクが多い

のです。


大人から一方的にサーブされることばかりに慣れきった幼児が入学してくることから生じるのが、小1プロブレムではないでしょうか。

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