罪悪感は「もう絶対あんなことしない自分」として消化するもの
みなさん、こんばんは!るる(@lulu_re_love)です。
先日、このようなご相談をいただきました。
この相談者様のように、「過去に自分がしたことの罪悪感がなくならない」と悩んでる人、意外といるのではないでしょうか。質問箱にも、同様のご相談が定期的にきます。
そこで今回は、過去の罪悪感がなくならない理由と、罪悪感を消化して前に進むための考え方についてお話していきます💃
■罪悪感には根本的な問題が隠れている
みんな簡単に罪悪感罪悪感と言いますが、罪悪感自体が問題であることはあまりありません。
相談者様も正直、なんだかんだ彼に普通に会えてる時点で罪悪感は大したことないと思うんです。本当に罪悪感を抱えてたら簡単に彼に顔向けなんてできないはずだから。
自分が対処すべき根本的な問題が見えていないから、罪悪感というわかりやすいモチーフに関連付けてしまうのです。
彼の「もう大丈夫だよ」という言葉や、会うと楽しそうにしている様子を見ると、彼はせっかく会うなら楽しみたいはずで、相談者様に罪悪感を抱い償ってほしいなど思っていないことがわかります。
なので、罪悪感を抱きながら彼に関わるのは、相談者様は彼の気持ちを考えられておらず、メンヘラ時代と同じこと(主観的なひとり相撲)を繰り返してるということ。
もっと言えば、こんなふうに罪悪感の消化を丸投げにする姿勢は、過去に家族問題を自分で対処できず彼に丸投げにしてた時と同じだし、「”趣味や仕事に没頭する以外で”アドバイスが欲しい」と自分の都合のいいような聞き方をしてくる姿勢は、人を夜中に呼び出していたあの頃と同じで自分に都合がいい考え方をする部分が変わっていない、とも考えられます。
家族問題はあくまでメンヘラを加速させるトリガーであっただけで、メンヘラ的な思考癖は根本的に解決していないことに、まず気付くべき。
相談者様の場合、罪悪感に隠れた根本的な問題は「メンヘラ」です。わかりやすく「メンヘラ」と表現しましたが、これだと逆にわかりにくいのでハッキリ言ってしまうと「自分に対する甘さ」。
罪悪感は相談者様の悩みを自分の都合のいいように具現化したものであって問題の本質ではないから、根本的な問題である「自分に対する甘さ」へのアプローチをしないと悩みはなくなりません。
罪悪感をどうにかすることを考えるのではなく、罪悪感の陰に隠れた悩みの源泉、「自分に対する甘さ」を改善する必要があります。
■罪悪感は○○したい気持ちの裏付け
ここまでで気付いてほしいのが正直なところですが、どうしてもわからないという人もいると思うので、なぜ自分に甘いと罪悪感を抱いてしまうのか?を解説します。
このような場合、悩む本人は「やらかした罪悪感がなくならない」と苦悩しますが、肝心のやらかされた相手は気にしてないことが多いです。
つまり、自分が勝手に罪悪感を抱いてるだけなんですよね。
相手は許してる(許したい)から「気にならない」と言うので、本当に反省してるのであれば相手の意図を素直に受け取り、心を入れ替えて「もう絶対あんなことしない自分」として生きる努力をすべきで、それが誠実さというものでしょう。
ここで罪悪感を抱き続けるということは、そういう自分がすべき努力を諦めるようなものだし、相手の前に進みたい(前に進んでほしい)気持ちに反旗を翻すようなものだし、相手を「今もなお自分を恨み続けてる人」として見ることと同じ。冤罪も甚だしい。
罪悪感がなくならないと悩む人は総じて、「もう絶対あんなことしない自分」として成長するよりも罪悪感で自分を責める自己否定に走って、成長する努力(行動)から目を背けています。自分に甘いんです。
要するに、
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?