社員同士の交流を促進?!社内ランチ会la・LULLunch(ララランチ)がもたらす効果と今後の展望とは
本記事では、この社内ランチ会「la・LULLunch」の概要と効果について、第3回および第4回のランチ会でのアンケート結果を交えながらご紹介します!さらに、座席指定や会話テーマの導入による影響、そして今後の改善点についても検討し、la・LULLunchの将来展望について探っていきます。
la・LULLunchとは
2024年6月、株式会社LULLは、社員同士の交流を促進する新たな社内コミュニケーション施策として、月1回開催の「la・LULLunch(ララランチ)」を開始しました。この取り組みは、部署間の垣根を越えて社員同士が定期的にランチを共にし、業務外でのつながりを築くことで、社内エンゲージメントの向上と社内文化の醸成を目指しています。
📝第3回ランチ会のアンケート結果
第3回la・LULLunchでは、参加者を対象にランチ会の満足度や社内コミュニケーションの変化についてアンケートが実施されました。その結果、非常に高い満足度が確認され、特に同僚とのコミュニケーションの深まりに対するポジティブな評価が多く見られました。
■ランチ会の満足度
「ランチ会の満足度を教えてください」との質問に対し、以下のような結果が得られました。
「ランチ会の満足度を教えてください」
●「5.とても満足」:50.0%
●「4.満足」:42.9%
●「3.どちらでもない」:7.1%
●「1.とても不満」「2.不満」は共に0%
この結果から、参加者の92.9%が「満足」または「とても満足」と答えており、la・LULLunchが非常に好評であることがわかります。「普段あまり話す機会のない同僚と自然にコミュニケーションが取れた」との声が多く上がりました。
■ランチ会の効果と感想
「ランチ会に参加して良かった点」を複数回答で尋ねたところ、以下のような回答が多く挙げられました。
「ランチ会に参加して良かった点」
●「普段話せない同僚とコミュニケーションが取れた」:13名
●「無料で参加できる」:12名
●「ごはんが美味しい」「仕事以外の話でリラックスできた」:8名
普段業務上では接点のない同僚と気軽に話すことができる点が、特に評価されています。また、仕事以外の話題でリラックスできることで、社内の雰囲気が和らぎ、自然な形でコミュニケーションが進むことも効果的だと感じられています。
■同僚とのコミュニケーションの変化
「ランチ会を通じて以前より同僚とのコミュニケーションが深まったと感じますか?」という質問に対しては、94%の参加者が「はい」と回答しました。この結果からも、ランチ会が部署を超えたつながりを生み出し、社内のエンゲージメント向上に貢献していることがうかがえます。
参加者からは、以下のような具体的な声も寄せられています。
【参加者の具体的な声】
●「普段あまり交流のないメンバーと話したことで、他部署が抱える課題について知ることができ、今後の連携のきっかけになりました。」
●「リモート勤務が続く中で、オフリモートで顔を合わせて話すことができる場がありがたい。」
●「同僚との関係が深まり、仕事以外の話を通じて親近感が湧きました。」
●「ランチ会の時しか話せない人がいるため、コミュニケーションの量はあまり増えたとは言えませんが、関係は良くなりました。」
これらの声から、ランチ会が業務の枠を越えたつながりを生み、社員同士の関係性を深める大きな効果があることがわかります。
📝第4回ランチ会の改善点と評価
第4回のla・LULLunchでは、新たな試みとして「座席指定」と「会話テーマの設定」が導入されました。この試みの効果を検証するため、第1回~3回のいずれかに参加、かつ第4回に参加した方を対象に再びアンケートが実施されました。
■ 座席指定の効果
座席指定は、参加者が普段話す機会の少ない社員と交流しやすくするための施策です。「座席指定によってランチ会の満足度がどう変わりましたか?」という質問には、以下のような結果が得られました。
「座席が指定されたことで、ランチ会の満足度はどのように変わりましたか?」
●「5.向上した」:46.2%
●「4.やや向上した」:38.5%
●「3.変わらない」:15.4%
●「1.低下した」「2.やや低下した」は0%
この結果から、座席指定が全体の満足度を高めることに成功していることがわかります。
また、座席指定は参加者同士の交流をどれほど促進したかについても尋ねました。
「座席指定により、参加者同士の交流がしやすかったですか?」
●「5.とてもそう思う」:53.8%
●「4.そう思う」:23.1%
●「3.変わらない」:23.1%
●「1.全くそう思わない」「2.そう思わない」は共に0%
この結果から、座席指定により、参加者の76.9%が交流のしやすさが向上したと感じていることがわかります。従来の形式では話す機会がなかった同僚と積極的にコミュニケーションを取れるようになり、la・LULLunchの目的である部署間の交流促進に大きく貢献したと言えるでしょう。
■ 会話テーマの効果
「会話テーマ」が設けられ、ランチ会の進行を助ける仕組みが導入されました。この会話テーマは、社員同士の会話を円滑に進め、深いディスカッションを促すためのものです。
「会話テーマが設置されたことで、会話の質はどのように変わりましたか?」
●「5.向上した」:38.5%
●「4.やや向上した」:38.5%
●「3.変わらない」:23.1%
●「1.低下した」「2.やや低下した」は共に0%
「会話テーマはランチ会の進行に役立ちましたか?」
●「3.変わらない」:38.5%
●「5.とても役に立った」:30.8%
●「4.役に立った」:30.8%
●「2.役に立たなかった」「1.全く役に立たなかった」は共に0%
この結果から、77%の参加者が会話テーマの設置によって会話の質が向上したと感じていることがわかります。特に「5.向上した」「4.やや向上した」と答えた割合が同等であることから、会話テーマは多くの社員にとって、会話のきっかけを作り、コミュニケーションを促進する有効なツールとして機能していることが示されています。また、「3.変わらない」と回答した人が23.1%いたものの、ネガティブな評価が一切ないことからも、会話テーマがコミュニケーションの質を損なうことはなく、全体的にポジティブな効果をもたらしていると言えるでしょう。
■ 座席指定と会話テーマの全体満足度への影響
座席指定と会話テーマの設定が全体の満足度にどのように影響したかについてもアンケートで尋ねました。
「座席指定と会話テーマの設置は、全体の満足度にどのように影響しましたか?」
●「4.向上した」と回答した人は69.2%
●「5.とても向上した」と23.1%
●「3.変わらない」は38.5%
●「1.とても低下した」「2.低下した」は0%
このデータからも、約61.6%の参加者が会話テーマを進行において役立ったと感じており、特に「とても役に立った」「役に立った」の回答が高く評価されています。進行を助けるだけでなく、会話の流れをスムーズにする効果も期待できる点が評価され、今後も継続的に取り入れることが有効であることがうかがえます。
■今後の改善点と提案
一方で、アンケートではさらなる改善点についても意見が集まりました。
●「座席指定によって普段話したことのないメンバーと交流できるのは良いが、同じメンバーで固まることがないよう、工夫が必要。」
●「ランチ会の目的が明確であると、より有意義な時間を過ごせる。」
●「食事のメニューにバリエーションを持たせてほしい。」
特に、座席指定が好評だった一方で、今後も異なるメンバーと積極的に交流できるよう、ランチ会の構成を柔軟に変更することが求められています。
la・LULLunchの今後の展望
la・LULLunchは、社内コミュニケーションの活性化やエンゲージメント向上に大きく寄与していることが明らかになりました。第3回、第4回のアンケート結果からも、普段接点のない社員同士が気軽に話すきっかけとなり、業務上の連携を深めるきっかけを作っていることがわかります。
今後は、座席指定や会話テーマの設定を継続しつつ、参加者がより自由に多くのメンバーと交流できる形式の検討が進められるでしょう。また、食事のメニューの選択肢を増やすことや、参加者の声を反映したテーマ設定など、さらに多様な工夫が期待されます。
la・LULLunchを通じて、LULL社内での交流が一層深まり、今後も強いエンゲージメントが育まれていくことを期待しています。
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