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ダックハントの下強の有用性とその効果について

 どーもです、ダックハント使いのリーロンと申します。

 今回はダックハントの下強について解説と調査したものを紹介しようと思います。

 ダックハントといえば飛び道具なのに、なんで近接の下強に着目するの?と感じると思いますが、個人的にはダックハントの下強をかなり評価している事もあり、その良さを今回は伝えることが出来ればと思っています。

それでは早速いきましょう!


基礎知識

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ダックハント 下強

発生6F  持続6-7 全体 27F  硬直差 −13F

基礎ダメージ8.0%(1on1補正9.6%)の下強です。
1on1補正・OPありのマリオなら37%から倒れ吹っ飛びとなり、受け身やダウンの読み合いを作ることが出来ます。

下強界隈の中では割と平凡な感じがしますが、その特徴はベクトルと姿勢です。

ベクトル

ベクトルは海外の方がまとめた内部数値を見ると、25°に設定されているようです。(AttackLw3が下強)

同じような下強のベクトルのロイクロムやマルキナが30°、ヨッシーが28°、比べてみると凶悪なベクトルなのが分かります。

意識していないと受身はほぼ無理といって良いと思います、ダウン展開も開拓が進んできて強いです。

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ステップの全体フレーム  検証wiki参照

またダックハントはステップの全体フレームが、15Fと全キャラ中最短なのもあり、地上の読み合いではかなり下強が重宝します

姿勢

サムスの最速ガーキャン行動
・上B 4F
・空上 8F
・空N 11F
・上スマ 11F

https://t.co/kTktusUjVP

映像の通り、上Bでの反撃が届きません!次点の空上や空Nなんかも当たるはずもなく、サムスはダックハントの下強をガードしても反撃がないことが分かります。

その要因は、下強を振り終えた際のダックハントの姿勢にあります。

例:密着で下強にマリオがガーキャン掴みをする(スターで当たり判定を可視化)

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10F目
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11F目

このように、下強で当たり判定のあるカモが押し出しつつすぐ引っ込めると同時に、犬も姿勢が低いため掴み判定を透かしているというのが原理です。

一応マリオの掴み判定を置いておきます。

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マリオの掴み判定

長々と説明しましたが、飛び道具持ちにしてはそこそこいい下強だと思っています。

(役割こそ違うが同じ飛び道具持ちのロボットやスネーク等もいるが...)

下強へのガーキャン掴みについて

上記で説明した押し出しと姿勢の低さが重なり、下強へのガーキャン掴みが出来るキャラとそうでないキャラが出てきます。

以前、私が独自に調査したリストがこちらになります。

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説明をすると、下強をどの距離でガードしたかでランクを分けています。
 またリストにあるクレー(発生保証1F)・弱(4F)・下強(6F)の各入れ込みでガーキャン掴みを抜けれるキャラも分けています。(基本的にはガーキャン掴みが13Fよりもかかる組)

ガードをする距離について

検証環境
ステージ:トレーニング
1on1、OPありで互いに立ち状態で密着して検証、掴みが届くキャラについてはどの程度離れれば届かなくなるのか、マス目を目安に計測を行なった。(足の爪先を距離0として計測)

例:ヒカリが下強にガーキャン掴みする際の距離

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ヒカリのガーキャン掴みが届く2mmの間合い
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ヒカリのガーキャン掴みが届かない3mmの間合い

正直ほぼ変わらない間合いに見えますが、結果は異なります。実践では目まぐるしくキャラが動くので、あくまで目安ということで。

反確リストを見る際の注意点

・私一人で調べたものなので、漏れがある可能性があります。
・ガーキャン掴みに関しては、取れるキャラや条件などを細分化したものを先述したので、混同を防ぐ為省きます。(掴みしかないキャラは「なし」と記載します)
・いわゆるガーキャン掴み以外の反撃リストです。
・13F以内のガーキャン最速行動をスプレッドにあるリストを見ながら作成しましたが、アイテム投げや踏みからの始動コンボは考慮しておりません。

反撃が取れる間合いの目安

下強をガードした時の間合いの目安として、大体こんな感じで付けてます。

例:フォックス  上スマ  8F  (ド密着)
 (キャラ)      (技)   (発生フレーム)  (間合いの目安)

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先端は下強の先端間合い以外確反

反確リスト 64勢

マリオ

上B 3F (密着)
上スマ(背面) 9F (密着)

ドンキー

なし

リンク

上B 7F (先端)
上スマ 10F (密着)

サムス

なし

ヨッシー

空N 6F (ド密着)
上スマ 11F (密着)

カービィ

空後 9F (確反)
上スマ 12F (密着)

フォックス

上スマ 8F (ド密着)
弱 13F (ド密着)

ピカチュウ

上スマ 10F (密着)
弱 13F (密着)

ルイージ

上スマ(反転) 11F (密着)
弱 13F (ド密着)

ネス

上スマ 10F (確反)

CF

上B 13F (確反) (クレー入れ込み可)

プリン

空N 9F (密着)
空前 11F (ド密着)

DX勢

ピーチ(デイジー)

上B 7F (ド密着)
最低空浮遊空後 10F (確反)

クッパ

上B 6F (確反)

アイクラ

上スマ 12F (ド密着)

シーク

なし

ゼルダ

上B 6F (密着)

ドクマリ

上B 3F (先端)
上スマ 12F (反転)

ピチュー

空N 6F (密着)
上スマ 9F (密着)

ファルコ

なし

マルス(ルキナ)

上B 5F (密着)
空後 10F (・密着なら感性無し空後)
         (・先端ならダックハント側に感性あり空後)

ヤンリン

上B 9F (密着)
上スマ 10F (密着)

ガノン

なし

ミュウツー

なし

ロイ

上B 9F (密着)
上スマ 12F (ド密着)

クロム

上B 10F (確反)
上スマ 12F (ド密着)

ゲムヲ

上B 3F (先端)

X勢

メタナイト

空下(反転) 7F (ド密着)
上B 8F (確反)

ピット(ブラックピット)

なし

ゼロサム

上スマ 10F (ド密着)
弱 12F (密着)

ワリオ

上B 6F (ド密着)
空前 8F(先端)
空中下B(溜め2) 11F (密着)
上スマ(反転) 12F (密着)

スネーク

空下 6F (ド密着)
上スマ 11F (ド密着)

アイク

なし

ゼニガメ

空下 9F (密着)
上B 9F (確反)
弱 13F (ド密着)

フシギソウ

空中NB 10F (密着)

リザードン

上スマ(前面) 6F (ド密着)
上B(前面) 9F (密着)

ディディ

上スマ 5F (密着)

リュカ

空下 13F (密着)
弱 13F (密着)

ソニック

なし

デデデ

なし

ピクオリ

空前 10F (密着) (黄ピクミン空前は確反)
上スマ 12F (密着)
空下 12F (ド密着)  (黄ピクミン空下は密着)

ルカリオ

空下 7F (ド密着)

ロボット

上スマ 10F (ド密着)

トリン

上B 6F (確反)
上スマ 11F (密着)

ウルフ

上スマ 13F (先端)

3DS・forWiiU勢

村人

上スマ 12F (密着)

ロックマン

上スマ 8F (密着)
空前 12F (確反)

フィットレ

空後 8F (先端)

ロゼチコ

上スマ 8F (チコ込み:密着 ロゼッタ単:ド密着)
※下強がチコにヒットするかどうかで変わる

リトマ

上B 3F (先端)
上スマ 10F (密着)
弱 12F (密着)

ゲッコウガ

なし

格闘Mii

上B3(突き上げアッパーカット) 3F (密着)
上スマ 8F (密着)
上B2(昇天スピンキック) 8F (密着)
上B1(天地キック) 10F (確反)

剣術Mii

上B3(回転斬り) 8F (密着)
上スマ 11F (ド密着)
上B1(ロケット下突き) 13F (密着)

射撃Mii

上スマ 11F (密着)

パルテナ

空下 13F (ド密着:ダックハント側に慣性付けながら)

パックマン

空N 6F (ド密着:ダックハント側に慣性付けながら)

ルフレ

上B 8F (シフト撃ち)
サンダーソード空N(正面) 11F (ド密着)

シュルク

上B 10F (確反)

クッパJr

なし

ダックハント

上スマ 12F (ド密着)

リュウ

上スマ 10F (ド密着)
小足 13F (密着)

ケン

上スマ 10F (ド密着)
小足 13F (密着)

クラウド

上B 7F (先端)

カムイ

正面空N 9F (ド密着) 

ベヨネッタ

空中横B下シフト  12F (ド密着)

SP勢

インクリング

正面上スマ 9F (密着)

リドリー

空N 11F (ド密着)

シモリヒ

上B 6F (密着)

キンクル

なし

しずえ

上スマ 11F (ド密着)

ガオガエン

上スマ 13F (密着)

パックンフラワー

弱 13F (ド密着)

ジョーカー

なし

勇者

上B 7F (ド密着)

バンカズ

なし

テリー

上B 10F (ド密着)
空前 10F (確反)

ベレトス

上B 9F (ド密着)
上スマ 13F (密着)

ミェンミェン

なし

スティーブ

上スマ 8F (ド密着)

セフィロス

なし

ホムラ

上B 13F (先端)

ヒカリ

上スマ 9F (ド密着)
上B 10F (確反)
弱 13F (ド密着)

カズヤ

上スマ 12F (ド密着)
上B 12F (ド密着)

ソラ

上B 9F (先端)
上スマ 11F (密着)


以上となります。
全キャラ分なので、相当骨が折れる作業でしたが気が向いた時にコツコツ調べました…

積極的に使うべきキャラ

上記で説明した通り

・密着下強へのガーキャン掴みが取れないキャラが一定数存在する。
・ガーキャン掴み以外の択も乏しく反撃が難しいキャラも一定数存在する。

これらを踏まえて、ガーキャン掴み・それ以外のガーキャン択総合的に見て、ダックハントの下強を積極的に振っていいキャラがこちらになります。

狙うべきキャラの多くは、密着下強に掴み所かガーキャン反撃が取れないキャラ。

掴みだけ警戒の欄は、キャラの向きと下強を3mm離れ程でガードさせる意識があれば、立ち回りでも振れるキャラという認識で作りました。

(個人的な話ですが、この下強の開拓を始めて対セフィロスがかなり楽に感じるようになりました!セフィロスは基本密着状況は嫌いますが、ダックハントの飛び道具生成もただでは見逃さず攻めてくる時もあります。引きばかりでは無くこちらも攻めて、下強で前ダッシュを止めたりすると、相手も不用意に前に出れなくて良いですね。)

ダッシュ下強(滑り下強)について

ここで唐突にダッシュ下強の話をしますが、何故かと言うと、実践向けで下強を振る際に気をつけて欲しいのですが、下強を振る間合いをミスして相手のガードにめり込むように下強をガードさせてしまうと…

本来バンカズの上スマは下強を拾うことはないのですが、慣性がついてると距離が近く反撃されます!

先程のリストではそういったものは省いているので、下強を振る間合いを間違えないよう気をつけましょう。

終わりに

まずは、ここまで読んでくださりありがとうございます!

初めにも触れましたが、一人で調査したのでまちがってる可能性もあります。(編集中にロゼッタの上スマ反確距離間違いに気づいたり…)

それにこのゲーム速すぎて、正しく間合いを把握することも難しいので再三言いますが、目安だと思って頂ければと。

しかし、知識の有無は時に判断を大きく変えることもあります。
頭の片隅にあれば大丈夫なものですし、これを機にオンオフ問わずダックハント使いで下強やその後のダウン展開の読み合いを熱くすることが出来ればなと思います!

最後にはなりますが、拙い文書で失礼しました、ここまで読んでくださりありがとうございました!


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