【季節の楽しみ#18】シロウリの粕漬け(6月〜翌2月)
2021年春に亡くなった妻のおばあちゃんが生前に教えてくれた、シロウリの粕漬けをつくってみた。
【 準備するもの 】
・シロウリ(約1kg)
・お塩くん(約1kg)
・佐藤さん(600g)
・酒粕様(600g)
・日本酒大明神(36g)
シロウリを塩漬けする
まずはシロウリを手に入れるべし。6月から7月くらいにスーパーや農協で売っているはず!
ぼくはやっぱり農協で買った。なんと2個で110円。
こやつを縦に真っ二つにし、ワタとタネをスプーンでグリグリ掘り出す。そしたらそこに、お塩くんを詰め込みまくる。なんかね、まるでオオカミのお腹に石を詰めているようだったね。お塩くんはシロウリの外側にも満遍なく塗りたくり、漬物袋(なければポリ袋)に入れて重石をしとく。
約1ヶ月放置すると、シロウリから信じられない量の水が出てくる。
シロウリを粕漬けする
佐藤さん(600g)と酒粕様(600g)に日本酒大明神(36g)を加え、混ぜる。
ボウルに入りきらなかったので、両手鍋に入れてやった。
冷蔵庫に酒粕様を入れておいたので、マジで指が冷たい。
混ぜまくるとネチョネチョになる。(ほんっっとに蝶冷たい)
塩漬けしたシロウリを水で洗い、漬物袋(無ければポリ袋)にウリと粕野郎を交互に詰めていく。袋の中の空気を抜いて、口をちゃんと閉めたら半年放置プレイしよう!
半年後から食べ始めてもいいし、酒粕様を交換してもう半年漬けるともっと美味しいらしい。ぼくは試しに酒粕様を交換して、あと3ヶ月漬けることにした。食べられるのは2022年5月頃だろう。(交換した酒粕様はニンジンを漬けてみたところ激ウマだった)
ふりかえり
作り始めたのが2021年6月なのに、まだ食べることができていないというなかなか気の長い漬物だ。
ちなみに、おばあちゃんの作ってくれた粕漬けは噛むとジワっと甘みが溢れるのにポリポリと歯触りがよく、酒粕の鼻に抜ける芳香も相まってアツアツのご飯と一緒に食べると最高に美味しいものだった。ああいう粕漬けができあがるといいなー。早く食べたい気持ちをグッと堪えている。
100円→今日のコーヒーを買う。 500円→1時間仕事を休んで何か書く。 1,000円→もの書きへの転職をマジで考える。