来年2025年にせまってきている！バチカン聖年！！

まだまだ先だと思っていましたが、もう来年まで迫ってきている
”バチカン聖年”
この特別な年を多くの方に知ってもらいたいな。。。＾＾
これは急がなくては！！この想いが、こちらのブログを始めようとした、私の大きな原動力にもなっていました＾＾

バチカン聖年とは、なんぞや・・・？？

少しずつ調べてもいきながら、イタリアの街から進んでまいりましょう！

イタリア　と言えばやっぱり”ローマ”
悠久の歴史に包まれたまま、現代を生きることができる、なんともよくばりで豊かな時間を味わえる素敵な街ですよね！
そんなローマの街を、長い間ずっと見つめてきたテベレ川をみつけて。。。
渡った西側には。。。
ローマ教皇のおられるバチカン市国がみえてきました。。。

と同時に、その場所は、荘厳な空気につつまれた、まるで別世界に足を踏み入れてゆくような。。。
そこは　キリスト教総本山　サンピエトロ大聖堂。。。

このサンピエトロ大聖堂の入り口の１つに”聖なる扉”と呼ばれるものがあるのです。
5つある入り口の中で、普段は開かれないという一番右側の”聖なる扉”。
25年に一度だけ、ローマ教皇の手によって開かれる特別なもの。

その特別な年が、来年ついにやって来るのです。
（厳密には、2024年12月24日～2026年1月6日）

現在は予約制ではないので、もちろん大混雑が予想される中、朝いちばんに向かうのがおススメなのだそう。

以前こちらへは、ツアーで訪れていたため、流れるままにどこが入り口なのかもよく分からないまま、気付いたら大聖堂の中へ入っていた・・・記憶しかありません＾＾

長蛇の列になっても、ツアーで入る方が進んでいきやすい面はありがたいですが、旅慣れてきたらいつか、フリーで時間を気にせず歩き回りたいな＾＾

この特別な扉から入ることで、今までのすべての罪が洗い流されるのだそうです。。（もちろん信者でない方も入れます）

普段、何か特定の宗教に関っているわけではなく、宗教の知識もほとんど持ち合わせていない私なのですが。。。
5～6年前に、偶然新聞の中に、バチカン聖年の記事を見つけた時からずっと、なぜだか分からないけれど忘れられず、強い憧れのようなものを持ち続けていました・・・！

聖なる扉は、サン・ピエトロ大聖堂の他に、次の3つの大聖堂にも設置されています。

●　サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
●　サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂
●　サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂

いずれも、普段は閉ざされている聖年の期間中のみ開かれる扉であり、サンピエトロ大聖堂でなくても、これらの教会のどの扉から入っても同じ意味をもつのだそうです。

サンピエトロ大聖堂とこれら3つの教会を、
内野正樹　著　『大人の「ローマ散歩」』
こちらの本とともに、少しみていきたいと思います。
（心からローマを堪能するために欠かせない一冊です！）

●　サン・ピエトロ大聖堂
イエスの一番弟子、聖ペトロのお墓の上に建てられました。
もとの創建は4世紀ですが、1626年再建となり完成します。
当時ローマで活躍していた建築家や彫刻家のほぼすべての方たちが関わって創られた、まるで夢の中を歩いているような大聖堂！！

人の手で創られた最高の美を全て集めた、巨大な宝石箱の中にいるよう。。
どこを観てもそのスケールの大きさと、きらびやかな世界に心奪われている間に、すぐに集合時間になってしまったことを思い出します。。
もっと長くみていたかったのに。。

●　サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
５世紀のとても古いモザイク画が多く見られます。教会内部のズラッと奥まで続く白い円柱によって、どこかギリシャ神殿のような優雅さをも漂う・・・

●　サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂
教会内外には、聖人たちの色鮮やかな姿がゴールドの輝きとともに美しく描かれています。回廊のデザインも細やかでとても綺麗。当時、キリスト教をヨーロッパ中に広めた立役者、聖パウロのお墓の上に建てられた教会。

●　サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
ここには、聖ペトロと聖パオロの頭蓋骨の一部が納められているのだそう。天井のゴールドの装飾や大きな聖人たちの彫像に取り囲まれる、ゴージャスで力強い雰囲気に引き込まれる。。。

サンピエトロ大聖堂とともに、これらすべての大聖堂は、ローマの4大聖堂といわれており、どれもうっとりするような教会ばかり！

サンピエトロ大聖堂以外のこれらの大聖堂は、写真でしか見たことがないのですが、この機会に全て巡ってみるのも楽しいですよね！！

来年を逃してしまうと、次は25年後になってしまうので、私にとってはより現実的でなくなってしまうのです。。

日々、思うようにいかないこともたくさんあるけれど、いろんな準備を始めていかないと！＾＾

どうかどうか、来年のどこかに、ローマの街を歩いている私がいますように！！