大失敗のサプライズプロポーズ 6
夫が「天然」と呼ぶ義母は、ウェディング関連でなかなか面白い発想の方でした。
私の実母は、既に病気で亡くなっているため、結婚式のことなどを相談することは叶わなかったのですが、義母が色々と意見を言ってくれました。
まず、婚約指輪の件は、「Rikaさんに婚約指輪買ってあげなさい!」と夫に直接言ってくれたそうです。「誕生石の指輪が良いんじゃない」と、最後まで言っていました。私は、ちっちゃくてもダイヤモンドが良かったので、ダイヤモンドの指輪、デザインをネットで調べておいて、彼と一緒に買いに行きました。
他には、結婚式の両家の服装。和装で、叔母が黒留め袖を着てくれるとのことだったのですが、義母が、黒留め袖は持っていないから、色物の着物にする。と言っていて、レンタルの衣装代出しますので黒留め袖にしてください。と言える雰囲気ではなかったので、そのまま受け入れました。叔母は、わざわざ、義母に合わせてくれました。感謝。
この点では、他の夫の兄弟の結婚式では、義母は黒留め袖だったので、譲らなければ良かったな。と、少し反省しています。
そして、結婚式当日、まさかの、義母からのサプライズプレゼントがあったのでした。
挙式の日取りは、彼が提案したのですが、私の誕生日でもありました。
なので、義母から、お誕生日と、結婚のお祝いということで、プレゼントを用意してくださっていました。(お食事会の演出に入っていたので、事前に知っていました。)
そこで、、
開けてみたプレゼントは、まさかの
ネックレスー!!笑
どんなデザインかというと、ラピスラズリを使った、ラピュタの飛行石みたいな大きめのペンダントでした。
大事に保管してありますが、これを見るたびにプロポーズ大失敗の記憶が甦ります笑
親子して、なんでネックレスを選んでくれるんでしょうか?!
当時、私がよく着けていたのは、Justin Davisの、ゴツ過ぎない王冠モチーフのネックレス。
ティファニーのシルバーネックレスも気に入っていました。
そもそも、よく知らない相手にサプライズを仕掛けるのは、かなり高度な技です。9割失敗すると思います。
あの日以来、私はサプライズ大嫌いと夫に伝えています。
もし、相手の好みではないものをプレゼントした場合、喜ばなくてはいけないうえに、違うのが良かったな、。とはなかなか言えず、
「選んでくれた人の気持ちを考えろ」ということになります。
そして、その後の、保管義務が発生します。捨てる訳にもいかないというプレゼント、誰にも1つはあるのではないでしょうか。