「せっかく、用意したのに」は禁句。
先日、弟夫婦が1歳の姪っ子を連れて家に遊びに来た。
来客時にお構いしないスタイルが定着してきたので、紹介したいと思う。
まず、片付けが苦手な私は、料理はすべて外注。今回は家の近所の焼き肉屋さんで外食にした。
こうなると、当日は、あまりやることは無いのだけど、事前に片付けと掃除の時間が必要になる。
前日と、当日朝の2日間にかけて大掃除。
不要な物を捨てる。夫を巻き込み買い物に出掛けて、床のマットを新調した。
用意するものは、ミルク、お湯、赤ちゃんの遊べるスペース、愛犬のためのスペース、紙皿に紙コップ、多めのカワイイ柄の紙ナフキン、ペーパータオル。
こんな時期なので、明らかに新品で使い捨ての紙製品が安心感がありストレスが減る。
何より、片付けが一瞬で捨てるだけである!!
買ってきてくれたケーキと、お酒で乾杯する事ができた。ミルクと哺乳瓶があったので、授乳中のママも、気兼ねなく、一杯お酒を飲めた。
何故か赤ちゃん連れの外出、ママの忘れ物が発生する。起きて赤ちゃんの支度をして、ご飯を食べさせて、自分の身支度、お化粧をする。たいていの夫は自分の準備だけすれば支度が完了すると思っていて、早く出掛けたがり、また、持ち物の用意も出来ないので、あれ忘れたの?という事になる。
今回は、赤ちゃんのご飯(離乳食)とミルクをわすれたとのことで、こちらで用意しておいたものが役立った。哺乳瓶も、息子が使っていたものを保管していたので、貸すことができた。
弟は、オムツ替えや抱っこ、何でも率先してやっていたので我が家のようなワンオペでは無さそうだが、ミルク忘れたの?となるくらいなら、ミルクの用意は夫でも可能である。むしろ夫が出来る数少ないサポートの1つだ。
子育てはサービス業と似ている。
いかに想像し、必要なものを適切なタイミングで提供できるか。
ホテルステイみたいなものだ。
予想外の事に対応するには、経験と知恵。
そして、
「せっかく用意したのに」「喜ぶと思ったのに」は、子供には禁句である。
もし、用意したものが役立った時に初めて、よくやったと自分(親)を褒めればいいが、気に入らなかった、使わなかった、すぐに壊してしまった。などは、そういうものとして受け止めることで、子供連れでも快適な外出、またおもてなしが出来るものだと思う。