第11号 地域循環。
アーバンなファーミング?畑計画の会議に参加!
かねてより計画にあった「アーバンファーミング」への堆肥利用!
以前のnoteで紹介していたコンポストアドバイザー”とってぃー”による紹介で、
船岡山公園の近く(紫野)の再建築不可な土地で、アーバンファーミングを行うというもの!
ここにコンポストでできた堆肥を使えば、地域内で資源循環が行えるではないか!と考えていて、そこへの参加を考えていたのだ!
早速当日・・・。
僕はとってぃーと、そしてその計画の発端である地主の荒川さん、そして
近くの"起行家"シェアハウスの住人であるくもちゃん、就農経験のある江頭さん夫妻、そして僕のメンバーでスタートした。用事終わりのよこぴーも途中から加わった。
荒川さん曰く、L型の敷地をどうにか活用したいとのことで、
京都の条例で再建築ができない土地とのこと。
もっとベーシックな使い方はできないのか?というところから街で地域の人々で作る都市型農業、いわゆるアーバンファーミングをすることで農業を通したコミュニティ作りを考えられたそう。しかし、そのままの農業を街中に突如として作っても広まらないのではないか?そう懸念している様子。
徳島で柚子の栽培を始め、農業も経験してこられた江頭さん。ここで、
フットワークを軽く始めてみるのはどうか?という提案。
例えば、鉢に果樹(ライム、ゆずなど)を育てて近隣の飲食店に直売することで、
お手軽でも単価の高い価値提供ができて、中間マージンもいらないWin-Winな関係づくりが期待できると話す。実際、果樹の生産者は高齢化によって年々減っていて
単価はその分上がっているそう。
確かに、というように荒川さんも口を開く。場所を貸せばそれに見合ったクオリティを提供しなあかん。そこで場所代をゼロにして完成した農産物に対して手数料をかけることで”農産物が(経済的な)手段"とすると。
そして、2時間弱ほど話し終わったのちに出た構想は、
・コンビニ感覚で全国的に広がるアーバンファーミングのモデルにしたい
・地域によって個性が出る、「色がある」ものにしたい
・ハブ拠点的な役割として、担うものになってほしい
・部活感覚で参加し、それぞれが自発的に運営するようなアーバンファーミングのクラブにしたい
このような感じになった!
とってもいいイメージが仕上がり、堆肥も利用してもらおう!のつもりが、、
ここで問題発生。
なんと、その開始時期は2025年2月になりそう、とのこと!!(会議参加時2024年7月)
これでは卒業プロジェクトとして参入できなくなってしまうのだ。。。
というわけでまた振り出しに戻るかのようにコンポストの利用先がまだ船岡山公園内への利用に限られてしまった。
もう少し、考える余地がありそう。
オープンパークで生ごみ回収!
そしてきたるは7月のオープンパーク!
事前に「下準備段階と当日の生ごみ、食べ残し回収します!」と大々的に告知!
実際、以下3店舗の方からの生ごみ協力と、当日にスイカ割りを行ったおかげでスイカの皮やレモンの皮を始めとする生ごみ資源がGETできたのだ!
もはや捨てちゃうはずの生ごみがタカラモノに見える!そんな経験でした!
そして、さらにオープンパーク内の生ごみ業界(?)を盛り上げるためにこんなものを用意!
”ゆっくり大下”が両手を広げて待ち構える生ごみの回収BOXを今月(8月)と来月(9月)に設置!
スイカ割り開催のおかげでスイカの皮をみなさんに入れていただきまし!
そして、その生ごみはコンポストの中身へ・・・!
以前追加した灰x生ごみ、コーヒーかすx生ごみ、そして灰xコーヒーかすx生ごみの
3種類にそれぞれ生ごみを投入!
これからの変化が楽しみです!!
つづく
ライター:ヤマグチ コウタ
(京都精華大学メディア表現学部4回生)
協力してくださった味方:とってぃー
荒川さん
くもちゃん
よこぴー
出店者 iro まあやさん
出店者 Hugme 井口さん
出店者 お好み焼き慈恩弘国 中野さん
実績解除:「循環の兆し」
EXP:+100p(スイカのタネの数)