「わからない」だらけのあなたへ


やりたいことがわからない

何をしていいのかわからない

何が向いているのかわからない

今どうしたいのかわからない


就活や転職、恋愛や留学、学校。


自分たちの人生にはたくさんの「転機」がある。
そしてそこにはたくさんの「選択」がある。

今日着る服、食べるもの、やらなきゃいけないこと、やりたいこと。
明日何をするか、3か月後の夏休みはどうするか。

そんな風に何気なく、でも必ず毎日起こる選択と転機。
大したことない選択もあるだろう。
その日の洋服を間違えたって、少し寒いか暑いかで修復できる。
ちょっと気分と違うものを食べたって、夜は好きなものを食べればいい。


今回は大きな転機を迎え、大きな選択をしなければいけないあなたに。


・・・


私は転機が多い方だ。
学校選択から留学、アルバイトや就活に転職。
別にとてもやりたいことも、心底好きなこともなかった。

自分の昔を振り返ると、よく本に出ている有名な著名人のように、

「昔から人生に疑問を持って取り組んでいた」

「大きなきっかけがあってNGO団体でボランティアすることにした」

「今の自分じゃだめだと思って世界一周した」

「自分でプログラミングをしてみた」

「〇〇が好きすぎて、この道をやっていこうと思う」

そんなこと思ったことない。
目の前に与えられた選択に対して、

「すき」か「きらい」か。
「楽しそう」か「つまらなそう」か。

それだけで流れるように生きてきたと思う。


だから自分の「やりたいこと」ってわからなかった。


あったとしても、
あの人より大したことないから、みんなに言えるほどのことじゃないからって自分の心に蓋をしていた気がする。


でも、そんなもんだと思う。


本を出したりテレビに出たり、教授になったり社長になったり。
すごい人たちは確かにやりたいことや、他にないことをして生きて、その経験をパブリックに出すわけで。

私みたいな普通に生まれて大学まで行って、アルバイトして就活して、そこらへんにいるOLやってきた人間に「やりたいこと」なんてあるんだろうか?


25歳になった今もわからない。

10年後の自分なんて、何も想像できないよ。


でも世の中のほとんどがそうなんじゃないかな。
「結婚したい」とか「偉くなりたい」とか、誰とどこでも分からない漠然とある夢や願望にぶら下がって生きているんじゃないかな。


・・・


話を戻すと、
「わからない」だらけのあなたに一つだけ伝えたいことがある。


「わからない」なら「やってみる」しかないってこと。


前に、こんな記事を書いた。

知らないって怖い。
船に乗って前に進むためにオールを必死で漕いでも、
「知らない」って錨が底で引っかかって全然進まなくなる。


それと同じ。


「わからない」からとりあえずネットで調べてみる。

でも「知らない」からそこから一歩踏み出せない。

じゃあ誰かに相談してみる。
アドバイスの言っていることが「わからない」から受け入れられない。


調べるのは簡単だ。想像するのも簡単だ。
好きなだけしていい。「知る」ことは前進するための一歩だ。


でも実際に体験するのは?


学校も、仕事も、趣味も、恋愛も、
実際にやってみないとわからない、会ってみないとわからない。

やってみて、会ってみて初めて「わかる」。
あー自分、これ好きなんだな、苦手だなって。
これは微妙だけど、こっちならどうかな?やってみようかな?って。



25年生きてきた私だけど、
いまだに答えはわからない。わからないだらけ。


でも好きなこととか、苦手なことは少しずつ分かってきた気がする。

それは周りの力を借りたり、Noteに思ったことを書いてみたり、
たくさんの仕事をしてみたり、たくさん経験できたからだと思う。



ぼーっと考えてみたり、
身体を動かしてみたり、
とりあえず休んでみたり、
なんでもいいさ、ゆっくりやればいい。


でも、「やってみる」ことだけは忘れないで。


自分の気持ちのアップデートになるから。
マイナーアップデート、iPhoneだってよくするじゃん。
「何が変わった?」って思うことあるけどしてるじゃん。それでいい。

「やらない自分」を責めちゃだめだよ。そんなときもある。


必ず味方はいるから。見ている人はいるから。


いきなり100mプールじゃなくていいからさ、まずは1mからね。





読んでくれてありがとうございます^^
この文章はある人へ、何か力になれないかなって思って書いた文章です。書くか迷ったし、このNote見ているので載せるか迷いました。

でも読んでほしい、同じような思いをしている人がいるかもしれないと思い載せます!大丈夫、あなたは最高だから!

少しでも応援してくれたらうれしいです^^